☆アダルトチルドレンの気付き☆
雑誌で『もりでうまれた おんなのこ』(礒みゆきさん:作)の照会文の、「わたしは いいこで なければ、あいされないのでしょうか。」を見たとき、この本の中に、ろろみぃが居るかもしれない
という思いがしました。果たして、主人公はろろみぃと同じなのか、そうだとしたら、主人公は、その物語の中でどんなことに気付くのか、それを確かめたくて
読んでみることにしました。
この物語の女の子は、おかあさんから、「あなたは いいこ。だから わたしは あなたが すき」と言われて育ちます。おかあさんが死んでしまって、ひとりぼっちになったある日、誰からも「いいこ」と言ってもらえなくなった女の子はパニック
に陥ります。そして、夢中で駈け込んだ森の中で、優しいくまさん
と出会います。くまさんからの語りかけを通して、女の子は少しずつ感情を出せるようになり、素敵な少女へと成長します
。
この本を通して、ろろみぃは、
自分がどう思っているかを伝えることは、とても大切なことだ
と思いました。なぜならば、自分を出せないとことは、とても苦しいこと
だからです。例え環境が変わっても、自分を出せないでいると、その苦しみから逃れることができないからです。
この本の中で、主人公はロバ
に荷物運びを手伝ってくれるよう頼まれる場面があります。彼女はとても疲れているのに
、一生懸命手伝います。そして、ロバから「たすかったよ。あんたは いいこ」と言われて、安心します。
ろろみぃも、同じことが何度もありました。ろろみぃも、ちょっとくらいしんどくても、無理をしても、金銭的に損をしていると思っても、お仕事仲間から笑顔を向けられたり、「偉いね。すごいね。」という一言があるだけで、ものすごく安心してしまうところがありました。それらが、ろろみぃにとって、周りから必要とされている証のように思えてしまうのです。でも、本当のところはどうなのかと、時々、疑問に思うこともありました
。ろろみぃは、一生懸命な気持ちでお手伝いしたけど、相手の人は、「ろろみぃが、やってくれるって言うんだから、ラッキー。
」くらいの軽い気持ちにしか思っていないのではないか、ろろみぃだけ、骨折り損のくたびれもうけなのではないかと思うこともありました。でも、「偉いね。すごいね。」とか、笑顔が欲しくて、心の底では、これは何か変だと思っていても止められなくて、しんどい思いの悪循環だった気がします。
物語の中盤以降、くまさんとの生活の中で、主人公は初めて、自分が寂しかったこと、寂しすぎて、何が足りないのか、何が欲しいのかが分からなかったことに気が付きます。
ろろみぃも、数ヵ月前にやっと気が付いたことがあります。ろろみぃパパや、ろろみぃママに対して怒っていたことです。ろろみぃは、これまで色々と要求されてきたのに、パパやママが努力を怠っているように見えていたからです。そのことが分かってから、
「会話」とは「気持ちを伝えるもの」
ということが初めて分かりました。それまで、ろろみぃは自分の気持ちが言葉に出せない代わりに、して欲しいことに関連する環境(事実)を伝えて、そこからろろみぃの気持ちを推し量って欲しいと思っていました。でも、実際には、ろろみぃの気持ちが伝わらず、結果的にすごく我慢していました。
例えば、ろろみぃママは、ろろみぃが漫画を読むことを快く思っていなかったので、お友だちが購読している漫画本を、ろろみぃも買ってほしいと思った場合、「クラスの子たちは、○○○という漫画本を読んでるの。」という言い方しかできませんでした。それでは、ろろみぃが買って欲しいと思ってることが伝わらないということが、その時、ようやく分かりました。
この本の最後の方で、くまさん
は主人公に「ぼくは きみのことを だいすきで、ふたりで いっしょに いるだけで うれしいんだ。」と言います。
ろろみぃは、自分がどう思うかということが大切なことに気が付きましたが、その思いを言葉にすることに、とても時間が掛かります。その場では、自分がどう思っているか分からない時が多いです。このくまさんの言葉を読んだとき、すごく温かい気持ち
になりました。そして、こんな素敵な言葉が言えると良いな
と思いました。ろろみぃも、いつか、このくまさんのように、会話の中で言葉にして相手に伝えることができるようになりたいです。