2026年7月12日夏の甲子園予選ベスト10(9) | ロロモ文庫

ロロモ文庫

いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は宮城大会1回戦の仙台二対伊具で、仙台二の2番手・宮崎恵太朗投手がコールドのかかる5回に登板。彼にはプレー以外にも大事な仕事があり、新チーム結成時から「熱男」に就任。「良い意味で馬鹿になって空気を良くしたり、火付け役のような役割です」と常に仲間を鼓舞。目標は3年生の生まれ年に記録された4強入り。「宮城県・東北に二高は強いと思わせられる夏にしたいです」と力を込めたわけです。

9位は大阪大会2回戦の千里対いちりつで、いちりつ主将・飯田侑磨外野手が「3番中堅」で3打数2安打1四球とクリーンナップの仕事を全うしました。「初回の長打は2アウト。自分が塁に出たら、絶対にチームが盛り上がる。一発で仕留める意識でした」6点を追う9回に先頭打者で四球を選び、笑顔で一塁へ。5番幸田啓汰投手の適時二塁打、7番岡田大輝内野手のスクイズで3点をかえしました。幸田の適時打で1点目のホームを踏んだ飯田は目に涙を浮かべながら「めちゃめちゃ最高でした」と輝いた笑顔で振り返りました。新チーム始動時、主将に立候補した飯田。「僕が先頭に立ちながら、盛り上がって練習することを意識した」一体感が最終回の追い上げにつながりました。卒業後は大学進学を目指し、準硬式でのプレーを模索。「今日は野球人生で一番悔しい日。悔しさをバネにもっとうまくなりたい」と飯田はコメントしたわけです。

8位は東東京大会2回戦の紅葉川対青山学院で、紅葉川は1点リードの5回に本塁打を含む4安打で一挙6得点を奪い、青山学院に7回コールド勝ちを収めました。安部雄太監督は「実は背番号5(今村諒内野手)が試合2日前に頬骨を骨折して、きょうユニホームをベンチに掲げてみんな一丸になって戦いました」と明かしました。指揮官は今年3月まで7年間、広尾を指揮し、今年4月から同校に赴任。「野球が盛んな地域。都立同士で高めあって、打倒私立を果たしていきたい」とコメントしたわけです。

7位は宮城大会1回戦の宮城工対泉館山で、宮城工が7年ぶりに初戦を突破し、黒川凱士捕手が好リード、人生初のランニング本塁打を含む3安打2打点と4番の仕事を全う。あと1歩でサイクルヒットに迫るも「気付いてなかったです。1点1点ピッチャーを助けたれるようにと思った結果です」と胸を張り、目標の8強に向け「チャンスで1本打てることを意識していきたい」と意気込んだわけです。

6位は宮城大会1回戦の宮城工対泉館山で、泉館山・佐々木翔投手は春のけがから復活を遂げた左腕を力強く振るいましたが、3回5安打4失点で降板。「みんな信用してくれているのに、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と悔やむも、指名打者としての2安打で意地をみせました。1年生の夏前に左肩の負傷で約2カ月、背番号1をつけた2年秋には大会後に左ひじの負傷で約3カ月、リハビリと向き合う苦難の連続。そして最後の夏を迎える前の春も、大会中に再度左ひじを負傷し、約1カ月間はノースロー。「昨年の秋から1番をもらっていたのに申し訳なかったですし、うまくいかないことばっかりで苦しい時間が多かった」決して思い描いた高校野球生活ではありませんが、最後は目に涙を浮かべながら「3年間みんなと野球が出来て、本当に良かった」と、前を向いたわけです。

5位は東東京大会2回戦の国学院対広尾で、広尾の城谷兼ノ介は「みんながチャンスで回してくれたんですけど、自分も緊張してしまい、いつも通りのスイングができなくて」と快音なく5打数無安打に終わったことを悔やみつつ「一般入試で法政大学に合格して、野球をやりたいです」と宣言。185センチ、84キロの恵まれた体で高校通算13本塁打を放ち、投げては140キロ近くの直球を放ります。「東京5大学で野球をするのも憧れていました。法政はスポーツ系の学部もあるし、野球も強いので。この悔しさは大学でぶつけたいです。受験勉強もしながら、トレーニングもしていきます」と城谷は話したわけです。

4位は福島大会1回戦の福島成蹊対あぶくま柏鵬・石川で、昨夏8強の福島成蹊が、あぶくま柏鵬・石川の連合チームを相手に20安打23得点と打線が爆発。昨秋に就任し、夏は初采配の斉藤晃平監督は聖光学院の出身。高校時代のチームメートで、同校の外部コーチを務める元楽天投手・横山貴明氏が監督をサポート。勝ちを知る監督は、投打がかみ合った大勝でも浮かれることはありません。「どんな試合も簡単ではないと、選手に伝えて臨みました。こういう結果で非常に良かった」斉藤監督は聖光学院の選手として、2009年夏の甲子園に主力で出場。「技術が劣っていても、やってきた練習や取り組む姿勢で自信がついた」と、福島成蹊の選手たちにも自身の成功体験を注入します。相棒の存在も頼もしく高校時代のチームメートでプロの世界も知る横山氏が、2024年から外部コーチとして指導。「僕たちは聖光学院がどれだけ難しい指導をしているのかを知っています。無理に近づくようなことをせず、自分たちらしくチームを作っていきたい」コーチは監督とともにチームの未来を見据えるわけです。

3位は宮城大会1回戦の日本ウェルネス宮城対築館で、日本ウェルネス宮城が築館を破り、白星発進を切りました。2点を追う8回、2死から一、三塁の好機をつくり、8番・金成大樹外野手が右翼方向へ同点の適時三塁打。さらに、守備ミスの間に一気に逆転のホームへと滑り込り、昨年8月に就任した元プロの野林大樹監督が鍛え上げた人間力が、逆転勝利を生み出しました。昨年8月、チームは大きな変革期を迎えました。野林監督が就任後、初めの数日は寮の掃除やグラウンド整備が続き、グラブとバットを置き、掃除用具を握る日々。同監督はあいさつや礼儀など、基本的な所作も教え込み、学校を飛び出し、ゴミ拾いなどの地域貢献にも積極的に取り組ませました。「アマチュア野球では人間性が出ますし、これから生きていくうえで大事なことなので」就任から間もなく1年。初めての夏は逆転劇でスタートを切りました。「あっさりいかず、粘り強くなりました。1年間、やり続けてきた人間性が上がってきた証拠だと思います」と指揮官はうなずきました。金成は「全て変わったので、正直逃げ出したいこともありました」と当時の心境を吐露。それでも「監督さんを信じて頑張ってきました」とこの夏を迎えたわけです。

2位は宮城大会1回戦の日本ウェルネス宮城対築館で、築館のエース佐藤柾大投手が7回まで1失点に抑えこむも、8回につかまり逆転を許し、疲れも見え、やむなく降板。「最後まで投げきらせるつもりでマウンドに立たせてくれたのに、エースとして恩返しすることができなかったです」と涙があふれ「どんな時でも声をかけてくれた仲間に『ありがとう』と伝えたいです」とコメントしたわけです。

1位は東東京大会2回戦の雪谷対大島で最速148キロを誇る雪谷のエース松岡史穏投手が16点リードで迎えた5回裏に登板し、5回コールド勝ちを締めくくりました。 ネット裏では4球団のスカウトが視察し、中日の岡野スカウトは「勢いのあるボールを投げていてよかった」と評価。 松岡は「全球真っすぐでいきました。打者を圧倒できるような真っすぐを投げ続けられたことが一番の収穫」と振り返り、西山翔監督は「強いところと当たっていく中でも、自分の持ち味を出してほしい」と期待を寄せたわけです。