ウルトラマンタロウ 第46話 | ロロモ文庫

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日本の童謡から 白い兎は悪い奴!

60年に一度地球に大接近するハーシー大彗星に乗る旅好きのピッコラ星の王子のピッコロ。「あれが地球か。人間ってどんな恰好してるのかな。あっ、しまった」ハーシー大彗星から地球に落下してしまうピッコロ。

太一にこのアパートでは動物を飼ってはいけないと言う大家の横田。「すぐにこのウサギを捨てなさい。そうしないと悪いけど、ここを出ていってもらう」太一に大家さんに見つかったら立ち退きなのよと言う母親の光代。「大丈夫だよ、お母さん。ピーは二度とは外には出さないよ」「でも、母さん心配で」「大丈夫だってば。なあ、ピー。あれ、駄目だよ。ピー」

外に出たピーを追いかける太一。「あ、まずい。大家さんだ」ピーを見て、あれと呟く横田。「あいつはまだウサギを飼ってるな。今度は許さんぞ」ピーを捕まえようとする横田。ピーを消すピッコロ。「あれ、いない。こら、太一。ウサギをどこに隠した」「知りません」ピーを横田の頭の上に乗せるピッコロ。「あれ、何か頭の上にいるぞ。わあ、ウサギ。どうなってる」驚いて逃げる横田。それを見て笑う太一。

光代にお宅のウサギは本当に不思議なウサギですねえと言う横田。「え、なんのことですか」「とにかく私は諦めました。アパートで生き物を飼うことを認めます」「本当ですか」「店子の権利ですからな。ペットを飼うことは」「ありがとうございます。太一が喜びますわ」「奥さん。これ、ウサギの餌です。野菜を乾燥させて作ったお団子。プレゼントします」「ありがとうございます」

太一に喜びなさいと言う光代。「ウサギ飼っていいって」「大家さんが?」「あんたがあまり可愛がるんで可哀そうになったんでしょう」「そうじゃないさ。ピーが怖くなったのさ」「これ餌だって」「大家さんが」「そうよ」「逆にご機嫌取りか」毒の入ったお団子を食べて死んでしまうピー。憤慨するピッコロ。「あんな小さな動物に毒を盛るなんて。人間め」巨大化して大暴れするピッコロ。ウルトラマンタロウに変身する光太郎。「ウルトラマンタロウ。こんなくだらない星。腐った心の地球人。よく守っているな」「確かに地球には一部には心の汚い人もいる。しかし多くの人は美しい心を持っている」「嘘つけ。地球は嫌いだ。地球人は汚い」「君は遊びに来て、地球のことはわかってない」「……」「地球のことは僕に任せてくれ」「わかった。俺、帰る」ハーシー大彗星に乗ってピッコロはピッコラ星に帰るのであった。