ウルトラマンタロウ 第6話 | ロロモ文庫

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宝石は怪獣の餌だ!

さおりに誕生日プレゼントと言って、エジプトで手に入れたペンダントを渡す光太郎。「おばあさんからこのお守りを東洋の方に持って行ってほしいと言われたんだ」「素敵なお守りだわ」「似合うよ、姉ちゃん」「ありがとう。今夜は満月ね」

次の日、床がボロボロになって壁に穴が開いていることに気づく光太郎たち。「何があったのかしら」「このペンダントに関係があるのかな」「ペンダントの説明書を調べてみよう」「光太郎さん、エジプト語が読めるの?」「ZATのコンピューターにかければ簡単なことだよ」

この文字は古代エジプト語でしたと言う森山。「内容はこの石は幸運を運ぶ石として古来珍重されてきたが、ジレンマが現れてから悪魔の石となった。ジレンマは満月の夜に現れ、石を食べて大きくなる。また光を浴びて大きくなり、街を焼く、と書かれています」「するとジレンマが床もボロボロにして、壁に穴を開けたんだな」「そういえば昨夜は満月でした」「おい、真面目にやれよ。伝説を本気にするやつがあるか。今は20世紀。ZATは科学的なんだぜ」「いや伝説といえどもバカにできん」「とにかくそのペンダントに何かあるな。東、さおりさんの身辺を警戒するんだ」

巨大なナメクジが出たと光太郎に訴えるさおり。「光太郎さん、なんとかして」「畜生、ZATレーザーを受けてみろ」ZATガンから巨大ナメクジにZATレーザーを浴びせる光太郎。巨大化してジレンマになる巨大ナメクジ。「光太郎さん」「さおりさん、逃げるんだ」ビルの地下室に逃げ込む光太郎とさおり。執拗に二人の後を追うジレンマ。

「さおりさん、やつはそのペンダントを狙ってる。それを捨てるんだ」「光太郎さん。これはあなたがくれたのよ。私の誕生日プレゼントに」「でも、ジレンマはそれを狙ってるんだ」「そんなことわかりっこないわ」「ごめん。実はエジプトの伝説ではそうなってるんだ」「光太郎さんは伝説を信じるの」「そうじゃない。だけど現実にやつは追っかけてきてるじゃないか。だから捨てるんだ」「いやよ。これは私のお守りよ」

強引にさおりからペンダントを奪い、地下室から飛び出す光太郎を追うジレンマ。ウルトラマンタロウに変身する光太郎。口から強烈な酸を吐いてウルトラマンタロウを苦しめるジレンマ。スカイホエールから強烈なアルカリ剤を撒いて、ウルトラマンタロウを救うZAT。ジレンマを斃すウルトラマンタロウ。光太郎は呪いの取れたペンダントを改めてさおりにプレゼントするのであった。