関本賢太郎は天理高へ進学し、３年時に１番二塁手として１９９６年夏の甲子園大会に出場し、２回戦で仙台育英高に敗れ、１９９６年ドラフト会議で阪神から２位指名を受け入団します。
２０００年１０月３日の横浜戦に、「７番・三塁手」として、スタメンで一軍デビューを果たし、２００２年は５月８日の横浜戦に三塁打で一軍初安打、５月２５日の中日戦で一軍初本塁打を放つなど、通算で７１試合に出場し５本塁打１１打点打率２割５分４厘を記録します。
２００３年は一軍公式戦では３６試合の出場にとどりますが、チームの１８年ぶりセ・リーグ優勝で迎えたダイエーとの日本シリーズでは第７戦に「９番・三塁手」としてスタメンに起用され、５回表には、シリーズ自身初のソロ本塁打を放ちますが、チームは日本一を逃します。
２００４年は主に２番打者として起用され、規定打席には届かなかったものの打率３割１分６厘、出塁率４割０分４厘を記録し、２００６年は規定打席不足ながら打率３割０分１厘、出塁率３割８分３厘を記録し、自己最多の９本塁打を放ちます。
２００８年は６月１７日の楽天戦では、１試合４連続犠打のプロ野球タイ記録を達成し、７月２５日の中日戦では５回裏に川上憲伸からプロ初の満塁本塁打を放つなど初めて規定打席に到達して打率２割９分８厘の成績を残し、２００９年も規定打席にも到達しますが、２０１０年はスタメン出場はわずか８試合に終わります。
２０１１年は９月１日の中日戦で、球団第９２代の４番打者に起用されたことで、一軍で１～９番の全打順を経験し、２０１２年は３月３０日の横浜との開幕戦で１対３とリードされた７回裏、二死一・二塁の場面で代打で登場して逆転３ランを放ち、開幕戦代打本塁打はセ・リーグ史上７人目で、阪神では１９７８年４月１日の大島忠一以来３４年ぶり２人目の記録となりました。
２０１４年は７月１３日の巨人戦では１対３とリードされた６回表、二死満塁の場面で代打で登場すると、先発の澤村拓一から代打逆転満塁ホームランを放ち、球団史上、代打満塁ホームランは２００７年８月２１日のヤクルト戦で桧山進次郎が打って以来７年ぶり１４本目で、ソフトバンクとの日本シリーズでは第４戦で７番、三塁としてスタメン起用されます。
２０１５年は３位で進出した巨人とのクライマックスシリーズファーストステージでは、第３にのみ出場し、「６番・三塁手」としてスタメンで起用されたが、チームがこの試合の敗戦でファイナルステージに進めなかったため、７回表の第３打席が現役最後の打席になり、通算１２７２試合に出場して、２割７分８厘４８本塁打３１２打点１６盗塁をマークしたわけです。
１０位は９１試合に出場し２割１分２厘１本塁打１２打点０盗塁をマークした２０１２年。９位は７１試合に出場し２割５分４厘５本塁打１１打点１盗塁をマークした２００２年。８位は１００試合に出場し２割６分３厘２本塁打１６打点０盗塁をマークした２０１１年。７位は７９試合に出場し２割５分６厘３本塁打１２打点１盗塁をマークした２０１０年。６位は１００試合に出場し２割６分３厘２本塁打１６打点０盗塁をマークした２０１１年。
５位は９７試合に出場し２割９分７厘０本塁打２４打点１盗塁をマークした２００５年。４位は１３１試合に出場し２割４分３厘７本塁打２５打点０盗塁をマークした２００７年。３位は１１０試合に出場し３割１分６厘５本塁打４１打点４盗塁をマークした２００４年。２位は１３２試合に出場し３割０分１厘９本塁打３３打点０盗塁をマークした２００６年。１位は１３６試合に出場し２割９分８厘８本塁打５２打点２盗塁をマークした２００８年となるわけです。