入来智は鹿児島実高では、１９８５年夏の鹿児島大会の準決勝で鹿児島商工に敗退し、卒業後は三菱自動車水島に入社し、１９８９年ドラフト会議で近鉄バッファローズから６位指名を受け入団します。
近鉄時代は先発・中継ぎ・抑えと全てこなす便利屋的存在として活躍し、１９９０年から１９９５年までの６年間で１２５試合に登板し、１９９６年６月、吉本亮との交換トレードで広島へ移籍し、同年オフに吉本亮と返却トレードを行い近鉄に復帰します。
１９９８年オフ、佐藤裕幸との交換トレードで巨人へ移籍し、弟の祐作とチームメイトになり球団史上初の現役兄弟選手となり、１９９９年は２２試合に登板したが翌２０００年は一軍登板はなく、同年オフに戦力外通告を受け、ヤクルトへ移籍し、２００１年は自己最多の１０勝を挙げ、特に前半は９勝２敗で、同年のオールスターゲームに監督推薦で初出場し、祐作とＮＰＢのオールスターゲームでは史上初の兄弟継投を行い。古巣である近鉄との日本シリーズでは第３戦では５回１失点で勝利投手となりますが、２００２年は１勝しか挙げられず、同年オフに２度目の戦力外通告を受け、通算２１４試合に登板して３５勝３０敗２セーブ防御率４．２５をマークしたわけです。
１０位は６試合に登板して１勝３敗０セーブ防御率６．６６をマークした２００２年。９位は６試合に登板して１勝０敗０セーブ防御率２．７０をマークした１９９７年。８位は２３試合に登板して０勝３敗０セーブ防御率５．３３をマークした１９９５年。７位は２２試合に登板して２勝１敗０セーブ防御率４．１５をマークした１９９９年。６位は１５試合に登板して４勝３敗１セーブ防御率６．７５をマークした１９９２年。
５位は２５試合に登板して４勝３敗０セーブ防御率５．４８をマークした１９９８年。４位は１０試合に登板して４勝０敗０セーブ防御率２，４４をマークした１９９１年。３位は２６試合に登板して５勝５敗０セーブ防御率３．３５をマークした１９９３年。２位は４４試合に登板して４勝６敗１セーブ防御率４．２１をマークした１９９４年。１位は２４試合に登板して１０勝３敗０セーブ防御率２．８５をマークした２００１年となるわけです。