変身忍者嵐 第4話 | ロロモ文庫

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怪人!卍カマイタチ!!

骸骨丸に命令する魔神斎。「お主の使命は、この村に隠されている金の狛犬をただちに探すこと。なんとなればその狛犬に武田家の隠し金山の在処が記されている」カマイタチに命令する魔神斎。「お前は邪魔な村人たちを片っ端から餌食にしてしまえ」これ以上我慢できないと言う太郎にやめろと言う父親の権作。「村の人が何人も犠牲になっておる」「いやだよ。俺はあの怪物の正体を見届けるんだ」「太郎」太郎を捕まえろと下忍に命じる骸骨丸。そこに現れ太郎を助けるハヤテたち。

村人たちを殺したのは血車党の化身忍者に違いないと言うハヤテ。なぜ地蔵さんの下を掘るんだろうと呟くツムジ。問題はそれよと呟くカスミ。昨日も村の地蔵さんの下を掘っていたと言う太郎。やつらは何を捜しているんだと呟くタツマキ。村にはもう地蔵様はないのかと太郎に聞くハヤテ。「そうだ。もう一つある」「どこに」「怪鳥峠にある」

怪鳥峠にある地蔵様の下から金の狛犬を掘り出すハヤテたち。「血車党が狙っているのはこれだろうか」「間違いないでしょう」そこに凧に乗って現れる骸骨丸。「その狛犬を渡すのだ」「骸骨丸。悪事をやめろ」「大人しくしたほうが身のためだぞ」「渡すものか」「ようし。腕ずくでも取ってやる。化身忍者カマイタチの餌食になるがよい」全身の関節を外し、体を縮め、鞠のようになって襲いかかる血車忍法イタチ車で攻撃するカマイタチ。太郎を連れて逃げろとタツマキたちに命じ、変身忍者嵐に変身するハヤテ。「正義の味方、嵐、見参」形勢不利と見て、黄色い毒煙をまき散らして逃走するカマイタチ。

血車党が必死で捜しているところを見ると、この狛犬はただの狛犬ではありませんなとハヤテに言うタツマキ。「ん。足の部分が空洞になっておる」足を外して、中から地図を見つけるタツマキ。「地図だ」「ここに財宝が隠されているに違いない」「狙いはそれか」「奴らに渡すわけにはいかん。早く隠すんだ」こんなところに隠すなんて危ないわと言うカスミに、ここでいいんだと言うハヤテ。「奴らも一度掘ったところは狙うまい」

権作を襲うカマイタチ。「化け物」「騒ぐとためにならないぞ。お前の息子が隠した狛犬のありかを教えろ」「そんなこと知るもんかい」「嘘をつくと死んでもらうぞ」「本当に知らないんだ」「そうか。お前が太郎に狛犬を渡すよう説得するのだ。明日の朝まで待とう。もし狛犬を渡さなければ、お前の命をもらう。いいか。俺は村人を何十人も殺してきた。そのつもりでいるがいい」

家に戻った太郎に早く狛犬を渡してくれと言う権作。「そうしないと俺は殺されてしまうんだ」「え」待ってくださいと権作に言うハヤテ。「血車党は日本全土を征服しようと企み、そのための軍資金として、財宝を狙っているんです。狛犬を渡せば奴らの野望を助けることになります」「わしはどうなるんだ」「あなたの命は私が必ず守ります」

こんなところにいては命が足りないと太郎に言う権作。「早く逃げるんだ」「ハヤテさんたちがきっと守ってくれるよ」「いいから逃げるんだ」村から出ようとする権作を捕まえるカマイタチ。父ちゃんが捕まったとハヤテたちに訴える太郎。「返してほしければ、狛犬を持って谷に来いと」谷に来たハヤテから狛犬を奪い、血車忍法しびれ殺しを仕掛けて去るカマイタチ。太郎たちをタツマキに任せ、変身忍者嵐に変身するハヤテ。秘剣影うつしでカマイタチを斃す嵐。再び狛犬を地蔵の下に埋めるタツマキ。おかげさまで助かりましたと感謝する権作。太郎にお別れだなと言うツムジ。元気でねと太郎に言うカスミ。また来てねと言う太郎。血車党の次の戦いに備え、ハヤテたちは旅に出るのであった。