風雲ライオン丸 第23話 | ロロモ文庫

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ライオン丸 アグダーを斬る!!

アグダーに聞くマントルゴッド。「我らマントル一族の秘密、漏れるようなことはあるまいな」「決して」「秘密が漏れることはすなわち、マントル帝国の破滅だぞ。わかっておるな」トビゲラに命令するアグダー。「我らマントル一族の秘密を守るため、冬の太刀を探し出さねばならん。これから刀狩りだ。日本全国、刀という刀は全て奪い取るのだ」

刀鍛冶の小吉に自分の太刀を預ける獅子丸。「では打ち直しておきましょう。しかし随分と激しい斬り合いをなさったものですね」「できるだけ急いでもらいたい」「あ、ちょっとお待ちを。仕上がるまでこれをお使いください」「かたじけない。拝借します」

志乃に聞く三吉。「姉ちゃん、おいらたちの父ちゃん、本当に見つかるの」「見つけるのよ」「だって、こんなに探してるのに会えないじゃないか。ひょっとしたらもう生きていないんじゃないの」「三吉、お姉ちゃんは信じてるの。お父さんは生きている。そうしてこうして旅していれば必ず会えるってね」

地虫忍者に襲われて深手を負いながら、獅子丸の太刀を打ち直し、太刀を手にして鍛冶場を出て倒れた小吉のもとに駆け寄る志乃と三吉。「どうしたんですか」「これを獅子丸殿に」「あ、この刀、獅子丸兄ちゃんのだよ」「獅子丸殿の渡した太刀は冬。勘介殿から預かっていた」「父から?あなたは?」「私は勘吉殿との相弟子の小吉というもの。冬は春と触れ合う時、稲妻を呼ぶ。秘密は暴かれる。獅子丸殿にそう伝えてください」事切れる小吉。

地虫忍者と戦う獅子丸に、その冬の太刀は取り返すと言うトビゲラ。「冬?」刀に<冬 勘介>と彫られてあることを確認する獅子丸。「貴様らが血眼になって探しているものさ。春、夏、秋まで貴様らに奪われた。これ以上、容赦はできん。我らが秘密を守るためだ。死んでもらうぜ」忍法ロケット変身でライオン丸に変身する獅子丸。トビゲラを斃すライオン丸。

冬とは刀のものだったのかと呟く獅子丸。この刀は父の造ったものですと言う志乃。「これは春。志津姉さんが死ぬ前に私に寄こしたものです」「しかし春、夏、秋、冬に隠された秘密を解かない限り、マントルゴッドに近づくことは不可能」その秘密は何と聞く三吉に俺にもわからんと答える獅子丸。

そこに現れるアグダーの六能陣車。超能力を使って冬の太刀を奪うアグダー。春の短刀をアグダーに向かって投げつける志乃。冬の太刀で春の短刀を弾くアグダー。激しく発生する稲妻と共に地上に落ちる地図。忍法ロケット変身でライオン丸に変身する獅子丸。六能陣車を破壊し、アグダーを斃し、冬の太刀を取り戻すライオン丸。

この地図はマントル帝国怪人生産地の図だと呟く獅子丸。「マントル一族の秘密とはこれだったのか。マントル一味は限られた場所でしか生きられない。それがこの黒い点の所。この絵図があれば先回りして、奴らが暴れる前に妨害できるわけだ。そしてこの赤い丸の所である播磨の国に勘吉殿はいるはずだ。しかしこの絵図が我々の手に入った以上、マントル一族も必死になる。どんな手を使ってくれるか見当もつかん。行くぞ、マントルゴッド。次はお前だ。必ず倒してみせる」