2010年時事通信国内ニュースベスト10 | ロロモ文庫

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いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「普天間、「辺野古」で日米合意。社民は連立離脱」で、民主、社民、国民新3党連立の鳩山内閣は、米軍普天間飛行場を同県名護市辺野古に移設するとした自民党政権時代の計画の見直しを検討し、野党時代に「最低でも県外へ」と表明した鳩山由紀夫首相は、鹿児島県徳之島などへの移設を模索するも、米国は辺野古移設を譲らず、首相は「県外」断念に追い込まれ、日米両政府は5月28日に辺野古移設を明記した共同声明を発表し、県外・国外移設を訴えた社民党党首の福島瑞穂消費者担当相が閣議で署名を拒否したため首相は福島氏を罷免し、社民党は連立を離脱したわけです。

9位は「日本航空が経営破綻、改革・再生へ」で、日本航空が1月19日、会社更生法の適用を東京地裁に申請して、経営破綻し、負債額は約2兆3000億円と事業会社では過去最大で、京セラ創業者の稲盛和夫氏を会長に迎え、政府が出資する企業再生支援機構の下で再建を目指しm事業規模を3分の2に圧縮するとし、内外45路線からの撤退やグループで約1万6000人の人員削減など抜本改革に着手。パイロットや客室乗務員の退職数は目標に届かず、最大200人を整理解雇するわけです。
8位は「宮崎県で口蹄疫、牛豚29万頭を処分」で、宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫が国内で10年ぶりに発し、4月20日に感染牛が初めて確認され、ウイルスを大量に排出する豚にも感染、県東部の川南町を中心に急拡大し、国は家畜への初のワクチン接種でウイルスを抑制し、ブランド牛の種牛を含む牛豚約29万頭が殺処分されたわけです。
7位は「記録的な猛暑、熱中症による死者多数」で、日本列島は梅雨明け以降、広い範囲で猛暑に襲われ、7月22日に岐阜県多治見市で最高気温となる39.4度を観測し、8月の平均気温はほぼ全国で戦後最高を記録し、6~8月の平均気温も平年より1.64度高く、統計を始めた1898年以降で最高で、熱中症により高齢者ら多数が死亡したわけです。

6位は「円高で6年半ぶり市場介入。ゼロ金利復活」で、政府・日銀は9月15日、1ドル=82円台に突入した15年ぶりの急激な円高を受け、約6年半ぶりとなる円売り・ドル買いの市場介入に踏み切り、総額2.1兆円余りと1日の介入額では過去最大規模でしたが、米国経済の減速懸念を背景に円相場はその後も一時80円近辺まで上昇し、1995年4月に付けた戦後最高値(79円75銭)に迫ったわけです。
5位は「野球賭博で大関琴光喜ら解雇、力士多数が謹慎休場」で、力士、親方らが野球賭博をしていたことが発覚し、大関琴光喜が野球賭博の常連客になっていると伝えた週刊誌報道を受け、日本相撲協会は実態調査を実施し、琴光喜を含む力士ら約30人が野球賭博への関与を申告し、名古屋場所を控えた7月4日の臨時理事会で、特に悪質と判断した琴光喜と大嶽親方を解雇する処分を決定し、豊ノ島、雅山らを謹慎休場させて場所開催に踏み切ったわけです。
4位は「小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶり帰還」で、小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日、7年におよぶ宇宙の旅を終えて帰還した。地球と火星の間にある小惑星「イトカワ」の微粒子の回収に成功し、世界初の快挙を達成し、数々のトラブルを奇跡的に乗り越え、最後は大気圏に突入して燃え尽きた姿は感動を呼び、宇宙への大きな関心を集めたわけです。
3位は「鳩山退陣、菅内閣が発足。参院選で民主大敗」で、鳩山由紀夫首相は6月2日、米軍普天間飛行場移設問題での迷走や「政治とカネ」の問題を受けて退陣を表明し、同4日の民主党両院議員総会で菅直人氏が代表に選出され、国会で第94代、61人目の首相に指名され、小沢一郎元代表と距離を置く議員を重用した「脱小沢」路線で支持率は一時回復するも、7月の参院選では首相の消費増税発言などが響き、民主党は改選54議席を下回る44議席と大敗し、与党は非改選を含めても過半数を割り、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」になったわけです。

2位は「大阪地検で証拠改ざん。検事、元特捜部長ら逮捕」で、最高検は9月21日、障害者割引郵便制度の悪用に絡む偽証明書発行事件で、押収した証拠品のフロッピーディスクの文書データを改ざんしたとして、証拠隠滅容疑で事件の主任だった大阪地検特捜部の前田恒彦検事を逮捕し、前田検事の上司だった大坪弘道元特捜部長と佐賀元明元特捜部副部長が、2月にデータの改ざんを把握した際、検事正らに「故意ではなく、問題ない」などと虚偽報告していたことが判明し、0月1日、前田検事が作成した経過報告書を過失を強調する内容に書き直させ、改ざんを隠したとして、犯人隠避容疑で2人を逮捕したわけです。

1位は「尖閣沖で中国漁船衝突。映像がネット流出」で、沖縄・尖閣諸島沖の日本領海で9月7日、中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突し、石垣海上保安部は中国人船長を公務執行妨害容疑で逮捕し、これを受け、中国政府は日中間の閣僚級以上の往来を停止し。軍事施設保護法違反の疑いで大手ゼネコン「フジタ」社員4人が中国当局に拘束され、レアアース(希土類)の通関手続きが滞ったわけです。