り・る・れで始まる大人の最強雑学ベスト10 | ロロモ文庫

ロロモ文庫

いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「力士と関取は違うもの?」で、力士とは相撲取りの総称で、日本相撲協会に入門して新弟子検査に合格すれば力士となれ、関取は十両以上の力士のことで、十両になるまでは給料はもらえず、一人前に見なされず、関取になると給料を受け取り、付き人がつくなど、処遇が一気に変わるわけです。

9位は「リラックマの身長は165センチ?」で、クマのキャラクター「リラックマ」は2003年の誕生以来、女性を中心に愛され続けているが、2006年に3周年記念として、実物大ぬいぐるみとして限定発売されたのが、その高さは165センチで実際はけっこう大きいキャラクターだったわけです。

8位は「力士の四股名は醜名だった」で、四股はもともと「醜(強いもの)」を意味し、四股を踏むことは地中に潜む邪気を払い、大地を鎮める神事に由来し、醜名は本来、これを行う者の名前だったが、いつしか四股名という形で書かれるようになったわけです。

7位は「陸上トラックが左回りになった理由」で、1896年の近代五輪の第1回アテネ大会ではトラック競技は右回りで行われたが、19世紀半ばのイギリスでは競馬のコースが右回りで、それを真似たのが始まりだと言われ、左回りになったのは1908年のロンドン大会からで、左回りになった理由で有力なのは、心臓が左側にあるからという説で、心臓を守るには左に傾いた姿勢が自然で走りやすいからと言われるわけです。

6位は「料理のレシピは著作権で保護されない」で、料理のレシピは基本的に誰でも思いつくことなので、著作権保護の対象とならず、料理研究家が公開したレシピを一般人がブログなどに投稿しても違反ではないわけです。

5位は「ルームランナーはもともと刑務所の拷問器具だった?」で、トレーニングジムでお馴染みのルームランナーは回転ベルトの上を歩いたり走ったりする健康器具で英語ではトレッドミルと言うが、トレッドミルは19世紀初め、イギリスの刑務所で懲罰に使われていた拷問器具がルーツで、中空の大きなシリンダーの外側にステップがあり、人が手すりにつかまって歩く仕組みで、1865年の監獄法では16歳以上の囚人は最初の3か月、このトレッドミルの懲罰を受けなければならないと定められており、1950年代に米国ワシントン大学で心臓や肺の疾患を診断するため医療用トレッドミルが開発され、のちに健康器具として広まったわけです。

4位は「恋愛の「ふる」「ふられる」は「袖を振る」からきている」で、袖を振るしぐさは日本では最も古い愛情表現の一つとされ、7世紀の宮廷歌人、額田王は詠んだ「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」はその代表例で、今では若い女性の晴れ着として定着している振袖だが、その袖の丈が伸びてきたのは江戸時代で、長い袖は恋愛表現にも用いられ、乙女たりは袖を揺らして独身をアピールし、その振り方で男性からの求愛に受け答えしたわけです。

3位は「列車の運転士が言う「出発進行」は出発の合図ではない」で、この電車が出発する直前に運転士が言う「出発進行」は、線路脇に置かれている出発信号機と進行現示の略語で、つまり「出発信号機が進行表示である青色である」という意味で、出発信号機が黄色だと「出発注意」、赤色だと「出発停止」と言うわけです。

2位は「錬金術師が金を作ろうと尿を煮詰めて偶然発見されたリン」で、リンは植物の三大要素の一つとして、窒素、カリウムとともに欠かせない存在で、化学肥料として用いられているが、1669年、尿から金を得られるのではないかと考えたドイツに錬金術師ヘニッヒ・ブランドが大量の尿を煮詰めて蒸発させる作業に取り組み、濃縮と不純物を取り除く作業を繰り返した結果、未知の新元素が発見され、ブランドは追い求めていた金を得られなかったが、この新元素をギリシャ語で「光を運ぶもの」を意味するリンと名付けたわけです。

1位「列車にトイレが設置されるきっかけになった悲しき事件」で、明治時代に鉄道が開通したばかりの頃には列車にトイレがなく、長距離列車が運転されると、大きな駅で十分な停車時間をとることで対応していたが、1889年、トイレに手間取った宮内省の肥田浜五郎は慌てて列車に飛び乗ろうとしてホームから転落し、死亡する事故が起き、肥田が政府の高官だったことから、新聞社がこぞって列車トイレの必要性を書きたてた結果、列車にトイレが設置されるようになったわけです。