ほで始まる大人の最強雑学ベスト10(1) | ロロモ文庫

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いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「北海道土産の定番「鮭をくわえた木彫りの熊」誕生秘話」で、その発祥の地として知られるのが室蘭と函館の間にある八雲町で、旧尾張藩主・徳川慶勝が1878年に生計を立てさせるために旧藩士を移住させて開拓した地で、1921年、慶勝の後継者にあたる義親がヨーロッパ旅行に行った際、スイス土産として木彫りの熊を持ち帰り、町内で働く農民たちに冬の間の副業として木彫りの工芸品を作ることを提案し、スイス土産の熊を手本に、1922年、酪農家の伊藤政雄が第1号を製作し、それ以来、八雲は木彫りの熊の産地となったわけです。

9位は「歩幅が小さい人は認知症リスクが3倍?」で、最近の研究によると、将来の認知症の発症リスクと歩行の状態が深く関わっていることが明らかになり、特に重要なのが歩幅で、広い状態を保った人に比べ、狭くなってきた人の発症リスクは2.8倍も高くなる傾向があったと報告されているわけです。

8位は「保釈金の金額は何を基準に決めるのか?」で、保釈とは被告人が公判や刑の執行のために、確実に出頭することを保証させた上で身柄を釈放することを言い、この時に被告人が納付しなければならないのが保釈金で、逃亡や証拠を隠滅しないことを約束して裁判所に預ける保証金とも言え、保釈金の金額は弁護人と裁判官が面談し、罪の種類や被告人の財産を考慮して決められ、いったん決定すると、現金あるいは小切手で一括で支払わなければならないわけです。

7位は「ボクシングのサンドバッグに砂はまったく入ってない」で、ボクシングの練習に使われるサンドバッグの中身は布の切れ端などで、砂は一粒も入ってないが、ボクシングが日本に伝えられた1920年代当時、米国でサンドバッグはヘビーバッグと呼ばれていたが、日本へ輸入される際、運びやすくするため中身が抜かれていたので、当時の人たちはヘビーという名称から重いものを連想して、中に砂を詰めてみたわけです。

6位は「ボウリングのピンはかつては1本少なかった?」で、ボウリングは紀元前5000年頃に古代エジプトで行われていた宗教的儀式の一種がルーツとされ、これを競技化したのはドイツの神学者マルティン・ルターで、当時はナインピンズと言われ、9本のピンがひし形に並べられ、その後、オランダ移民によって米国に伝えられると次第にギャンブルの対象となり、見かねた米国政府は1865年にナインピンズ禁止法を施行したが、「9本がダメなら10本にしよう」と法をすり抜ける形でボウリングが誕生したわけです。

5位は「ポン酢のポンはオランダの飲み物のこと」で、鍋料理に欠かせない調味料であるポン酢はオランダのポンスという飲み物で、ポンスは橙の絞り汁に酒や砂糖を加えた温かい飲み物だが、その酸っぱい味が日本の酢を連想させたことから、酢という字を当てたのが始まりで、ポン酢は江戸時代、長崎の出島から日本国内に伝わり、いつしか果汁に醤油を加えた調味料として使われるようになり、読み方もポンスからポンズへと変化したわけです。

4位は「本についている紐状の正式名称は?」で、読みかけの本の間にはさむ栞は「枝折」とも書き、山道などを歩く時に木の枝を折り曲げて道しるべにしたことを由来し、「枝折る」を名詞化したもので、英語ではブックマークと呼び、単行本や文庫本についている紐状の栞は業界用語でスピンと呼ばれ、日本だけで使われる和製英語で、英語で本の背を指すスパインが転じたという説が有力なわけです。

3位は「盆踊りの定番である東京音頭は、かつては丸の内音頭だった」で、盆踊りの定番「東京音頭」が全国で流行したのは1933年のことで、レコードが120万枚も売れる大ヒットとなったが、東京音頭はその前年に作られた「丸の内音頭」を改作したもので、丸の内音頭界隈を活性化させるために生まれたご当地ソングで、昭和恐慌などで景気が悪い時代、多くの人々を活気づけたいとの思いを込めて作られたわけです。

2位は「ボウリング場のボールはプロが投げても曲がらない?」で、ボウリングのボールの曲がり方に影響を与える最大の要因がボールの素材で、プロの場合、摩擦係数が高くて曲がりやすいウレタンなどの素材でできたボールを使うのが一般的だが、ボウリング場で備え付けのボールはハウスボールと呼ばれ、摩擦係数が低くて滑りやすいプラスチック製が多いわけです。

1位は「ボジョレー解禁日が11月第3週木曜日である理由」で、ボジョレーヌーボーはフランス・ブルゴーニュ地方南部にあるボジョレー地区で1800年代より愛されていた地酒で、この地区で最も収穫の早いワインが出来上がるのが11月11日頃で、さらにこの日はサン・マルタンの日という聖人の日で縁起がよかったことから解禁日となったがこの日が土日だとワイン運搬業者が休みになってしまうため、1985年にフランス政府により毎年11月の第3木曜日と定められたわけです。