に・ねで始まる大人の最強雑学ベスト10 | ロロモ文庫

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いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「2番目を意味するセカンドが秒を意味する不思議」で、時間における「分」を表す英語「ミニット」は「一番目の小さい部分」を意味するラテン語に由来し、「秒」を表す「セカンド」は「二番目の小さい部分」を意味するラテン語に由来しますが、時間の単位は1時間が60分、1分が60秒というように古代バビロニア人が発明した60進法に従っており、1時間を分割して一番目に生まれたのが「分」、2番目に生まれたのが「秒」となるわけです。

9位は「ねこばばが猫のうんち?」で、落とし物を素知らぬ顔で自分のものにしてしまうことを「ねこばば」と言い、漢字で書くと「猫糞」で、うんちをした後、足で砂をかけて隠す猫の習性を、悪いことを隠して立ち去る様子に重ねたものですが、戯作者・式亭三馬による滑稽本「浮世風呂」には「猫糞で、しゃあしゃあぢまぢだ」という記載があるわけです。

8位は「鼠小僧は実は義賊ではなかった?」で、江戸時代後期の鼠小僧治郎吉は、泥棒を生業にしながら、盗みに入るのは大名屋敷や大店など裕福な家ばかりで、盗んだ金品の一部を貧しい人々の家に投げ込む義賊として知られているが、実際は盗んだ金を全て博打や女に注ぎこみ、金に困ると盗みを繰り返す遊び人だったと言われ、最後は捕まって「市中引き回しの上獄門」という重い刑が下され、義賊という虚構のイメージが定着したのは、鼠小僧がこの世を去った後、彼を題材にした歌舞伎が作られたのがきっかけと言われているわけです。

7位は「猫が十二支で仲間はずれにされたのはネズミのせいだった」で、古代中国で忌まれた十二支は、日本だけでなく、韓国、モンゴル、ベトナム、タイなどに伝わるが、国によって動物が少し違い。中国ではイノシシはブタ、タイやベトナムではウサギの代わりの猫が選ばれており、日本の十二支の動物は神様の呼びかけによる競争がきっかけで選ばれたとの伝説があり、それによるとネズミが猫に嘘の日を教えたため、猫は競争に参加できず、十二支に入れなかったので、それ以来、猫はネズミを恨み、追いかけ回すようになったわけです。

6位は「ネギとトロで作るからネギトロではない?」で、ネギトロは野菜のネギとマグロのトロが材料であるが、マグロの中落ちを骨の周りから削り取ることを「ねぎ取る」と言い、そこからネギトロに変化したわけです。

5位は「「ねこふんじゃった」はドイツでは「ノミのワルツ」」で、日本では昭和初期からピアノの練習曲として親しまれている「ねこふんじゃった」を作曲したのは19世紀ロシアのピアニストであるアントン・ルビンシュタインといい説が有力で、この曲のタイトルは国によってさまざまで、日本と同じ猫が登場するのはフィンランドの「ねこのポルカ」、ルーマニアの「黒ねこのダンス」などで、ロシアは「犬のワルツ」、ドイツは「ノミのワルツ」。で、スペインは「チョコレート」、デンマークは「王女の足」という曲名がついているわけです。

4位は「寝付けない時になぜ羊を数えるのか?」で、眠れない時には羊を数えると眠くなると言われるが、これはイギリスの習慣は童話の中で紹介されるなどして日本に伝わったもので、羊が選ばれた理由は諸説あり、羊を意味する「シープ」という単語の音が、眠りを意味する「スリープ」に似ているという説、欧米では羊を沢山飼うのは豊かさの象徴だったので、羊を数えることで安心して眠りにつけたとの説があるが、これらはいずれも欧米での話となるわけです。

3位は「猫だけでなく、動物はだいたい猫舌」で、熱い食べ物が苦手なことを「猫舌」というが、これは猫に限った話ではなく、そもそも人間以外の動物は熱い食べ物が苦手で、火や電気を使い、熱いものを食べるのに慣れている人間が特殊なだけで、熱い食べ物を苦手にする代表格が犬ではなく猫なのは、猫が犬よりも人間の近くで暮していたからだと考えられるわけです。

2位は「寝る子は育つは科学的に証明されている」で、人間の発達を促す成長ホルモンは夜眠っている時に多く分泌されるが、睡眠は大脳が激しく活動しているレム睡眠と、眠りが最も深いノンレム睡眠に分けられ、これらが交互に現れながら朝を迎え、大人の場合、レム睡眠の割合が20~25%なのに対し、新生児では睡眠時間の約半分、胎児期までさかのぼると100%になり、脳の神経回路を作るためにレム睡眠が欠かせないからだと言われているわけです。

1位は「ネズミの歯は手入れしないと一生伸び続ける」で、ネズミに代表される齧歯類の門歯は放置しておくと一生伸び続け、上下の歯列の中央にあるこの歯は色々なものを噛み切るのに役立つが、常に何かを齧ってすり減らしておかないと、伸びすぎて物が食べられなくなるわけです。