とで始まる大人の最強雑学ベスト10(4) | ロロモ文庫

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いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「トイレでうんちをする時に最適なのはあの有名なポーズ」で、2016年、大腸や肛門を専門とする熊本市の高野病院のチームがロダンの彫刻「考える人」のような前傾姿勢をとると、洋式トイレで排便しやすくなるという研究結果をイタリアの医学誌に発表し、肘を膝につけるこの姿勢では直腸と肛門のつながり具合がまっすぐになってうんちを出しやすくなるほか、肛門を締め付ける括約筋なども緩むわけです。

9位は「動物も裁判にかけられた中世のヨーロッパ」で、13~18世紀にかけてヨーロッパでは「動物裁判」なるものが広く行われ、人間に危害を加えるなどした動物の法的責任を問うための裁判で、動物裁判の被告となったのはフタやゾウ、果ては南京虫までとあらゆる動物が対象となり、1519年にはイタリア北部の村でネズミが収穫物を荒らして裁判にかけられ、ネズミは村からの立ち退きを言い渡されたが、ネズミ側の弁護人の甲斐あって、逃げていく時にネズミを傷つけない、川にネズミが渡るための橋を架けるなどの条件が認められたわけです。

8位は「ドングリの木はこの世に存在しない」で、ドングリはカシやナラ、クヌギなどブナ科のコナラ属植物の果実の総称で、痂疲が硬く熟して地面に落ちたものが「ドングリ」で、栗のようにおいしくなく、そのままで食べられないことから「鈍な栗=ドングリ」と呼ばれるようになった説、古くからコマとして利用され、コマの古名「つむぐり」に由来するなどの説があるわけです。

7位は「東西で光る間隔が違う?ホタルに見られる方言」で、ホタルの光はオスとメスのコミュニケーションに使われているが、ゲンジボタルの場合、一度光ってから再び明るくなるまでの時間が、中部山岳地帯を境にした西日本では2秒間隔なのに対し、東日本では4秒間隔となっているが、近年の研究では東日本のゲンジボタルの中に、3秒間隔で光る個体が見つかっており、他地域からの人為的な移入や交雑などが理由と考えられているわけです。

6位は「動物なのに光合成をする生物がいた」で、米国の東海岸沖に生息するエリシア・クロロティカという学名のウミウシは緑色の体色、葉っぱのように薄く平べったい外見が特徴だが、生まれつき葉緑体を持っているわけでなく、成長の過程で藻類から葉緑体を奪い光合成が可能な体になり、この光合成によって得た糖を養分として、9か月以上もの間、食物を摂取しなくても生き続けるわけです。

5位は「遠野物語の町がカッパ捕獲許可証を発行している?」で、民俗学者・柳田國男の「遠野物語」の舞台になったことで知られる岩手県遠野市は、様々な伝説が語り継がれてきた民話の町であるが、この町で「カッパ捕獲許可証」が販売されており、これを持っていれば伝説の生物カッパを捕まえてもよいということだが「生け捕りにして傷をつけない」「頭の皿を傷つけず、皿の中の水をこぼさない」などの七か条を順守する必要があるわけです。

4位は「東京ドーム約690個分?世界最大の生物はキノコ」で、我々が目にするキノコは植物でいうと花に当たる部分で、その本体は地下世界に広げられた菌糸で、最大級の大きさを誇るのは米国オレゴン州の森で発見されたオニナラタケで。その森に生えているオニナラタケをDNA鑑定したところ、同じDNA組成を持った菌糸は9平方キロの渡って広がってることはわかり、その大きさは東京ドーム約690個分なので、オニナラタケは同一個体としては世界最大、最重量の生き物として推定されるわけです。

3位は「童謡にも登場するメダカは絶滅危惧種になっていた」で、メダカは田んぼや小川、池などに生息し、「めだかの学校」で歌われるなど、昔から日本人に親しまれている魚だが、宅地開発や農業改革などで生息適地が減り、1999年に環境庁によって絶滅危惧種に指定されているわけです。

2位は「動物にも植物にも血液型が存在する」で、ABO式血液型は性格判断でお馴染みだが、ABO式血液型がるのは人間だけでなく、羊からはBO型、ワニやカメからB型、ウナギからA型の物質が見つかっており、植物にも血液型が存在し、ブドウやゴボウや大根はO型、昆布やスモモはAB型なわけです。

1位は「土星は軽すぎて水に浮かぶ」で、土星は木星に次いで太陽系の中で2番目に大きな惑星で、直径は地球の約9倍、体積は約755倍あるが、大部分は水素やヘリウムなどの軽い元素でできており、平均密度は水の0.7倍なので、土星を浮かべるプールがあったら、土星は水に浮いてしまうわけです。