たで始まる大人の最強雑学ベスト10(1) | ロロモ文庫

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いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「宅配便の中に手紙を入れると違法になる」で、郵便法第76条では、日本郵便以外の事業者は信書の送達を行うことに厳しい罰則が定められ、もし違反すると3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられ、信書とは「特定の受取人に対し、差出人の意志を表示し、または事実を通知する文書」と定義され、手紙やはがき、請求書。領収書などがこれに該当し、信書かどうかの判断を下すのは総務省だが、その基準はとてもわかりにくいが、その手紙が従として添えられてる場合、つまり「あなたの好きな柿が熟したので送ります」などのように、あくまで貨物という郵送する主体があり、その郵送に関する説明などが記載された文書である場合は違反にならないわけです。

9位は「大便に付着する大腸菌はトイレットペーパーを貫通する」で、日本トイレ協会が「大腸菌群がトイレットペーパーを何枚通過するか」を調べたところ、36枚重ねたところで大腸菌群が検出されなくなったので、トイレのあとは手をしっかり洗わないといけないわけです。

8位は「たとえ絶食してもうんちは出続ける」で、うんちとして体外に排出されるのは食べ物の残りかすだけはなく、腸内菌や腸壁からはがれた粘膜、微生物の残骸、分泌された粘液なども含まれており、食べ物を吸収する腸の粘液は毎日入れ替わっていて、いらなくなった古い粘膜がゴミとしてうんちになり、体の外に出て来るわけです。

7位は「宝くじに税金はかかるのか?」で、当選金付証票法第13条によって、宝くじに当たったお金には所得税を課さないと決められているが、雑誌やメーカーなどが実施するクイズなどで高額が当たった場合は課税対象となり、しかも一時所得扱いとなるので、会社員ならは年末調整とは別に、確定申告をすることになるわけです。

6位は「タクシーに乗るお化けの正体」で、タクシー業界には様々な隠語があり、「工事中」とは警察の取り締まり中を意味し、実際の道路工事の場合は「本工事」といい、「お化け」は長距離運転のことで、びっくりするほど嬉しい気持ちからこの表現になったと考えられ、「流れ弾」は長距離客を乗せる確率の高いタクシー乗り場で近距離客に当たってしまうことで、「ワカメ」とは酔っ払っている客のことで、ゆらゆら動いている様子から、こう呼ばれるようになったわけです。

5位は「宝くじよりも隕石に当たって死ぬ確率のほうが高い」で、2018年に年末ジャンボ宝くじの1等当選金額は前後賞を含め10億円で、1等が当たる確率は2000万分の1だが、2014年に米国のテュレーン大学のネルソン教授が発表した論文によると、人は自動車事故にあう確率は90分の1、火事にあう確率は250分の1、竜巻は6万分の1、落雷は13万5000分の1、サメに襲われる確率は800万分の1で、局地的な隕石、小惑星、彗星の衝突で死ぬ確率は160万分の1となるわけです。

4位は「タイ人でも覚えられないバンコクの正式名称」で、東南アジアのタイの首都バンコクは正式に「クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニープリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サカタッティヤウィサスカムプラシット」で、世界で最も長い地域名としてギネスブックに登録されており、さすがに長すぎるので、タイの人々は最初の部分をとって「クルンテープ」と呼んでいるわけです。

3位は「大統領は大工の棟梁のこと?」で、米国のトップである大統領は英語で言えば「プレジデント」だが、1853年にペリー提督はフィルモア大統領の親書を携さえて来航したが、当時の日本は鎖国中で海外の情報が制限され、米国の政治制度に詳しくないため、幕府の役人たちは「プレジデント」をどう訳していいか頭を悩ませ、当初は「国王」にしようという案もあったが、「町人出身のフィルモアを王位で呼ぶのはいかがなものか?」との意見が出て、「では、町人の中で一番偉いのは?」となり、最終的に選ばれたのは、大工の頭である「棟梁」だったが、そのままの言葉で呼ぶわけにはいかないので、字を「統領」に置き換え、日本の将軍と釣り合うように「大」を冠したわけです。

2位は「大名行列に雇われたサクラのアルバイト」で、江戸時代の大名は参勤交代制度によって、一年おきに国元と江戸を行き来することが義務づけられ、大名は武士としての体面を保つため、その往復時には莫大なお金を投入して華美な行列を組んだが、見えないところでは経費節約に務め、江戸を練り歩いた大名行列の半数以上は、品川宿など江戸周辺の街道に常駐していた渡り者を、宿場から江戸までの道程だけアルバイトとして雇い入れ、行列が終わると解散させていたわけです。

1位は「台風、ハリケーン、サイクロンはいったい何が違うのか?」で、大西洋と東経180度以東で発生したものは「ハリケーン」、東経180度以西の北太平洋と南シナ海で発生したものは「台風」、インド洋や南半球のオーストラリア近海で発生したものは「サイクロン」と、発生場所によって呼び名が変わり、台風は中心の最大風速が秒速17.2メートル以上のものと認定されるのに対し、ハリケーンは秒速33メートル以上から認定されるというように、下限の強さにも違いがあるわけです。