こで始まる大人の最強雑学ベスト10(6) | ロロモ文庫

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いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「皇族にはなぜ名字がないのか?」で、これは日本の皇室が2000年以上続いてきたことに由来し、日本には数百もの豪族がひしめいていたが、その頂点に立ったのが今の天皇家で、当時、天皇家に従う証として、豪族には蘇我、物部、大伴といった氏族を表す姓が与えられたが、これには皇族と公家を区別する意味も含まれ、皇族に姓がないのは、権力の頂点にいる天皇には姓名を与える上位者が存在せず、そもそも区別する必要がなかったわけです。

9位は「硬貨に穴が空いているのは原材料の節約のため?」で、日本の硬貨は5円と50円の中央に丸い穴があるが、造幣局によると、その理由は「ほかの硬貨と区別するため」「偽造防止対策のため」「原材料を節約するため」の三つだが、穴あきの5円玉が発行された1949年は急激なインフレがあって、材料を節約する必要があり、最初の50円玉は今よろ大きく穴もなかったが、100円と紛らわしいために穴があけられ、現在50円玉にそれが受け継がれたわけです。

8位は「コーヒーの飲み過ぎが危険とされる理由」で、カフェインは日常的に口にする食べ物や飲み物にも含まれている成分だが、大量に摂取すると中毒を起こして、最悪の場合は死亡することもあり、米国食品医薬品局のガイドラインによれば、カフェインの安全な摂取量は1日約400ミリグラムまでで、これは普通のコーヒーカップで約4杯分の量なわけです。

7位は「古代から貨幣として重宝された金・銀・銅の共通点」で、金・銀・銅はいずれも古代から人類に知られていたが、多くの金属は酸素や硫黄などと結合した化合物とっして自然界に存在しているので人間はなかなか気づかなく、金属として用いるには酸素や硫黄を取り除く面倒な作業が必要だが、金・銀・銅は鉱石として固まっていることは多くてしかも加工しやすいが、金・銀・銅の原子番号は79、47,29で元素の周期表の左から11番目の列にある第11属元素となっており、これらの元素は電子配列の関係でイオン化傾向が小さいので、酸化しにくく安定した性質を持っており、なかでも金はイオン化傾向の最も小さい金属となるわけです。

6位は「これまで採掘された金の総量はプール3.5杯分」で、金の価値が高いのは地球上に存在する量が決まっていて希少価値があるからで、人類の歴史が始まって以来、採掘された金の総量は16万6600トンと言われ、これはオリンピック公式プールの約3.5杯分に相当し、地球上に残っている金は5~6万トンと推測され、実採掘の鉱脈の大部分はアフリカの奥地や海底など、非常に採掘が難しい場所に限られているわけです。

5位は「行為後、メスの交尾管に栓をするクモがいる」で、カマキリのメスは交尾後にオスを食べることで知られているが、クモにも交尾のあとに強烈な行動をとる種があり、一部のオスのクモは交尾すると自分の蝕肢を切り離してメスの交尾管に栓をし、その後はメスが交尾できないようにし、メスがほかのオスと交尾するのを阻止するわけです。

4位は「九つの島があるのに、伊豆七島と呼ばれたわけ」で、伊豆諸島には有人の島は大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島の九つあるが、式根島と青ヶ島が七島に含まれず、式根島が含まれないのは「新島と地続きだったが、1703年に起きた地震の津波で分離したから」というのが通説だったが、江戸時代までは無人島で明治時代に新島から人が移り住んだという説が有力で、青ヶ島は本州から最も遠い位置にあって、八丈島の属島とみなされたのが理由だとされ、明治時代の行政用語だった「伊豆七島」は公的には使われなくなり、近年では「伊豆諸島」と呼ぶのが一般的になっているわけです。

3位は「五重塔と東京タワーは地図記号が同じ」で、かつて寺院の五重塔は「梵塔」という地図記号で表されていたが、戦後に地図記号の整理が行われて廃止されたので、現在は4本の脚がある東京タワーなどを上から見た「高塔」という記号で表すようになっており、五重塔も東京タワーも地図上はまったく同じ記号で表現するわけです。
2位は「交尾のしすぎで絶滅の危機に瀕する有袋類がいる」で、アンテキヌスはオーストラリア北部と東部に生息するネズミのような姿の小型有袋類ですが、近年の報告によると絶滅の危機に瀕していますが、その原因は14時間も続く過剰な交尾で、アンテキヌスは毎年、数週間続く繁殖期を迎えると、次々と相手を変えてひたすら交尾を続け、オスはこの高度で体力を消耗した結果、その多くが繁殖期が終った4、5日後に死んでしまうわけです。

1位は「国道41号線が「ノーベル街道」と呼ばれるわけ」で、富山県富山市と愛知県名古屋市を結ぶ国道41号線のうち、富山市から岐阜県高山市に至る約90キロは「ノーベル街道」と呼ばれるが、1987年に医学・生理学賞を受賞した利根川進から2015年に物理学賞を受賞した梶田孝章まで、5人の日本人ノーベル賞受賞者が、この区間の出身、あるいは研究施設や自宅があるなどゆかりがあるわけです。