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玉響と共に(弐)

心霊体験、現象、オーブ(御霊、玉響)など
実体験を元に書いていきます。体験談の置き場

今年最後のブログは常山城

 

私の霊体験で恐ろしい体験であり、後悔と謝罪の思いが今でも残るお話

 

例の心霊ツアーで最後に訪れた地です

 

これ以降団体でのツアーは参加していません(2,3人では行っています)

 

この山城は戦国時代に毛利勢に攻められた際、姫や侍女が壮絶な最期を迎えた城です

 

その日も仕事が終わって夜に集合し心霊ツアーに

 

当時これといって噂は無かったのですが地図を見て城跡があると軽い気持ちで行きました

 

常山城付近に近づき民家を抜け細い山道を登っている時に

 

無数の地蔵様が山を囲むように配置されている事に気付く

 

片道で10個以上見たと思います

 

その時点でこの城はまだ御霊が濃く存在している事がわかった

 

正直、これ以上進みたくなかった

 

この時はこの城がどういう経緯を辿ったのかは知りませんでした

 

道の最後に広場がありそこへ車を止めました

 

そこに城の歴史を書いた看板がありそれを読んでますます帰りたくなりました

 

しかし他の人達は

 

「ここすげーな。何か起きそう。幽霊出るんじゃね」

 

とかわいわいしていました

 

車を止めた所から城跡に上がる物凄く急な階段がありそこから上がりました

 

上に上がると木々が生い茂り闇夜より闇みたいな感じで鬱蒼としていました

 

その中に女軍の墓がありました

 

 

ライトで照らされたお墓は何とも言えない雰囲気で私達を拒絶してるように感じました

 

私自身そういう感覚を体験したことが無いので感情が少し乱れていました

 

上に着いてみんな各々行きたいところを散策していました

 

私はこの40基の墓石の傍から動けませんでした

 

みんな散って辺りは暗くそこで過ごす時間がとても長く感じました

 

すぐそばで絹刷りの音や落ち葉を踏みしめる音が聞こえました

 

少し離れた場所では鈴の音も聞こえました

 

その時はそこで起こる音は当然の事だと思っていたのでそれほど恐怖はありませんでした

 

しばらくして探索の終わった皆が集まり帰ろうと車へ向かいました

 

急で長い階段を降りようと一歩踏み出した時

 

耳元で

 

「○〇」

 

女性の声が聞こえ

 

足首をグッと掴まれました

 

片足を踏み出してる状態で後ろ足を掴まれる

 

しかも一歩踏み出したのは階段を下る一歩

 

これは体験すればわかりますがもうコケるしかありません

 

落ちそうになりながら前を下りていた先輩にしがみつきました

 

先輩は先週アキレス腱を切断(狛犬の祟り)していたので松葉杖

 

そのまま尻もちをついてくれたので転落せずにすみました

 

「なんしょんな死ぬじゃろが」

 

と怒られましたが

 

「すまん」

 

としか言えませんでした

 

階段を降り上を見上げ

 

「すみませんでした」

 

と一言いい帰りました

 

その後足首にあざが残っておりしばらく消えませんでした

 

 

常山城の戦の話を知りどんな思いで姫や侍女が散っていったのか考えると

 

後悔と謝りたい気持ちしかありませんでした

 

その後心霊番組で中川翔子さんが訪れ霊障にあったり

 

最近では山道で殺人事件がありより心霊スポットとなっています

 

 

※常山城の戦い※

 

隆式の内室鶴姫は三村家親の娘であった。

女性に似合わず、織田具足を肩に掛け、上に経帷子を着て、二尺七寸の国平の太刀を差し、

鉢巻をして隆式の側にいたが、隆式が「太刀」とつぶやくのを聞いて、

 

「この太刀は三村家に伝わっていた重代の名刀である。家親と一緒に居ると思い、肌身離さず持っていたが、死後には隆景卿に言上し、供仏施僧のために使って欲しい」

と言って敵勢へ切りかかり、木美十郎左衛門を切り伏せ、本太五郎兵衛・三宅勘介に手疵を負わせ、そのうえ、浦兵部宗勝の一備えを負い崩して城に立ち帰り、隆式と連座して、

 

南無西方教主の如来、今日三途の苦を離れた者共、並びに元親・久式・元範・実親と同じ蓮台に迎え給え。南無阿弥陀仏

 

と高声で念仏を唱え、刺し違えて果てた。舎弟高橋小七郎が介錯し、小七郎もまた腹十文字に掻き切り、隆式の死骸に寄りかかって同じ枕に伏せた。見る人、聞く人、皆袖を濡らさぬ者は無かった。

 

 

日本にはこのような地が多々ありますそこには御霊様が存在しその地を守っています

そのことを私の胸に刻んでくれた貴重な体験でした

 

 

次は鶴姫のお父さんの三村元親氏が治めていた備中松山城のお話です