小学校2年生の時のお話です
団地から引っ越し、和風の平家に住んでいました
少し離れた隣にはこんな感じの廃屋がありました
写真はイメージです
中央にドアがあり右側に小窓のある小さな廃屋
当時は二段ベッドで上に姉、下に私が寝ていました
夏休みのある夜何故か寝苦しくて真夜中に目が覚めトイレに行って戻ると
外が明るい事に気づきました
網戸から外を眺めると綺麗な満月が出ておりぼーっと眺めてると
あるモノに気づきました
隣の廃屋のドアの前に誰かが立ってる
目を凝らして見ていると目が慣れてシルエットが浮かんできた
「おばぁちゃん?」
目に見えた感じでは着物を着た昔風のおばぁちゃん
廃屋の持ち主がおばぁちゃんだったので最初はその人かと思いました
「なにやっとんじゃろう?」
とぼんやり眺めていると違和感に気づきました
白っぽい無地の着物が後ろのドアではっきりと浮かび上がって見え
ゆっくり揺れている
動く気配もなくただ立って揺れている
さらに目が慣れて顔がわかるようになりました
距離で言えば10メートルもない
月明りで誰かはっきりわかるはず
しかしそこに立ってるモノには
目も口も鼻もない
見間違いかとギュッと見る
しかし目も口も鼻もない
突然恐怖が襲い窓の下にゆっくりと隠れた
とてつもない恐怖が流れ込んでくるのを今でも覚えています
そのあと両親の部屋に行き2人の間に入って寝ました
翌日両親にその話をすると「夢じゃろ!」と一蹴されました
それからしばらくは夜中にトイレにいけず
部屋の角で用を足してました
この話で分かった事
・トイレはちゃんと行かないと物凄く怒られる
この廃屋の話はまだ続きます
