今回の東トルキスタンの旅は、やたらと動画が多く、写真があまりありません。私は海外へ大きな一眼カメラを持って行くのですが、この国では被写体を捉えることに躊躇がありました。






スマホで写真を撮る分には、nm人観光客に紛れられますが、大きな一眼で写真を撮っていると目立つのですよね。友達同士で写真を撮り合ってるならまだしも、一人であちこちパシャパシャ撮るのはいかにも怪しく見える。監視しているnm警察や軍の目に付きやすい。






私のスマホのカメラはあまり性能が良くないようで、自分の思う写真をうまく撮れない。なので今回はやたら写真が少ないのです。その代わりスマホで撮った動画が多い。







私の場合、海外でスマホ動画を撮るような場面というのは、だいたいその被写体の説明をすることが多い。しかし、今回の場合はその時に感じたことを滔々と話し続け、しかも憤って愚痴ばかり。







それぐらい私、東トルキスタンの侵略されぶりに怒りと落胆を感じました。







nm共産党は自治あるはずの東トルキスタンを乗っ取って抑えつけ、古来からのウィグル人の文化・宗教的施設を片っ端から「再開発」と称して破壊。移住してくるnm人向けの住居を新築したりショッピングモールなどにしています。街はすっかりnm人ウケするような雰囲気に作り替えられ、ウィグル人が古くからここに住んで築いてきた真の歴史的文化は見当たらない。


 

 
 
観光客もほとんどが本土の漢民族のため、それなりのホテルのレセプションも英語を話す人はいません。完全にnm人向けに開発された、言わば閉ざされた世界なのです。





この感じだと多分、学校教育としても英語は教科になさそうです。単語も通じない。





まあそれは中央アジアや旧ソでは一般的ですが、私、若い中国人はほとんど英語を話すものだと思っていたので、それにも違和感を覚えました。





これやはり、英語を話せると訪ねてきた他国の観光客に色々と話されて困ることがあるからではないのか?と勘ぐってしまいます。東トルキスタンへ来て喜ぶのは本土の漢民族ばかりで、それ以外の国の観光客は、この信じられないほどの弾圧と監視、人権侵害にドン引きですわ。
 
 

 


上述しましたが、nm共産党はウイグル人の弾圧と無力化を目的に、東トルキスタンの文化を根こそぎ破壊してはタワマンやオフィスビル、ショッピングモールを建設し、本土の漢民族をどんどん東トルキスタンへ移住させています。







これ世界への表向きには東トルキスタンを再開発し、ウイグル人の収入レベルを上げていくなどとほざいています。しかし、実際のところウルムチに住む両者の割合は漢民族の方が多くなってきており、ウイグル族が働いているのは未だ壊されていない昔からあるショップやレストラン、巻物屋などばかり。銀行へ行っても、地下鉄に乗っても、スタッフは漢民族ばかり。こうやって比較的収入の高い仕事や警察、軍隊など公共職業に就いているのは全員漢民族です。







こういった実情からも、nm共産党は最終的にウイグル族を絶滅させ、完全に乗っ取る狙いがあるという本音は想像に難くない。







これ、今クソラエルがガザに対してやってることと同じです。クソラエルが直接的なのに対し、nm共産党は間接的。よくよく考えてみると、クソラエルのモサドとnm共産党はかなり似た性質を持ってるように思います。







まず稚拙なでっち上げ。そして理解不能な選民思想と洗脳。これ、ウルムチ地下鉄のとある駅ホームのモニターで流れていた動画なのですけれどもね。

 

 

 


nm警察が、東トルキスタンの治安をいかに保っているかということを誇示している動画なのです。出演する警察はnm人、捕らえられているのはウィグル人。しかも大勢のウイグル人を強制連行している様子まで載せているのです。いかにもウイグル人が悪者であるかのように仕立てあげ、nm警察がその治安を担っているというストーリー。ここ、公共メトロのホームですよ?ここは東トルキスタン、ウィグル自治州の首都ですよ?ウィグル人だって多く住んでいるのにですよ?







コレだけでなく、街中に中国思想系の看板多し。ホント気持ち悪い。

 






アチコチで見る警察や軍も、配備されているのはモスクの周りやちょっとした広場など、言ってみればウィグル 人の集まりやすい場所。






装甲車や戦車などはレバノンやシリア、パキスタンなどでもよく見ましたが、それは市民を守るためという要素が強い。

 
 

 

しかしここは違う。主は一般市民の監視。特にウィグル人を脅すためにいるように感じられるのです。

 



やっぱりnm国は異常です。私のnm国の友人に共産党やその施策、歴史認識についてストレートに質問したりするのですが、彼ら共産党の悪口だけは言わないのですよね。本国に住んでいないにも関わらず絶対に言わない。また、世界で流れているニュースを知らなかったり、なんなら自国で起こった事件も知らなかったりする。






それは本当に知らないのか、言ってはいけないのか、いずれにしてもオカシイと思ってしまうのですよね。私には完全にコントロールされているように見える。子供の頃からそう洗脳されてきているのでしょうか。







もしかして、自国に居なくても日々の行動はもちろん、ネットで何を見てどんな書き込みをし、その人がどのような思想を持ち、何を食べ、何を買い、どんな人間関係があるかなど全て把握されているのかも知れませんね。迂闊に話せばどんな国にいても秘密警察に拉致されるかも?







逆に自国を結構称賛するnm人の友人もいるのですが、それなら自国で住めばいいじゃない?とも思います。なんで何年も不必要に辺鄙で途上な海外に住む?(キリバスやトリニダード・トバゴなど、どこまでも逃げているとしか思えない)






東トルキスタンを訪ねて、この弾圧の現状を知れたのは私にとってとても意味のあることでしたが、同時にこの国には来たくなかったという後悔の念が今でもあります。なぜなら、顔をはじめ個人情報をデータとしてnm国に残すことになってしまったから。






 
日本もnm共産党の秘密警察が暗躍しているそうなので、私、帰国してからあまり人通りのないところを歩かないようにしています。と言っても、うちの周りに人通りのないところはないのですが、マンションから出て少し歩いたら必ず振り返り、着いてきている人がいないか確認。






目深に帽子を被り、サングラスをして出かけています。何か不穏な空気があったら、以前、会議の時に使用していた、データ送信と録音機能のある超小型カメラでも持ち歩こうかなと思っています。マジです。
 
 
 
 
 
そういった考えが向くほどヤバイ国です。そして東トルキスタンが完全にnm国に掌握されてしまっていたこと、そしてなんとなくですが、この兆候が日本にも感じられることを危惧しています。





 

それにしても、192か国を渡航してきてもこれほどヤバイと思った国はありませんでしたね。治安は良いのに身の危険を感じるというのですかね。とにかく常に監視されている感は半端なかったです。






そして今回初めて、この旅で本当に初めて、「日本に生まれて良かった」と心底思いました。