歴史博物館から出ると午後3時を回っていました。3時間以上もいたようです。 カメラの充電がなくなってしまったので、一旦ホテルへ戻ることにします。博物館の後半からはスマホで写真を撮っています。
私の友人に少数民族好きがおり、私の聞いたことのないようなアフリカの村奥へ行き、プロのカメラマンも度肝抜くような写真を撮ります。
被写体の捉え方、色の出し方、とても美しい写真をSNSへ上げており、こんな素晴らしい写真、どういったカメラを使ってどのように撮っているのかと聞いたところ、なんと。
写真は全てiPhone。バシャバシャと適当に数を撮って綺麗に取れたものだけ載せているのだと。そう言えば、昨日の インスタグラマー夫婦も、動画や写真をiPhone で撮ってたな。
私のブログに上げているここ8年以内の写真はほぼニコンの一眼です。海外へ行く際の荷物は私の場合は極めて少なく、一番重いのがこのカメラ。本体とレンズ、望遠レンズを合わせたら2キロ近い。小型のスーツケースで行き、全重量は7キロ以下ですのでカメラがおよそ1/3を占めているのですよ。
なんだかアホらしくなってきた。笑 でも、遠くの景色を撮るのはやはり一眼の方が長けているのよな。コンデジで一眼並みに撮れる製品ないかな。
話がそれました。少し肌寒いバクーは、そこかしこ緑が青々とし街並みが整っています。新市街は整然として住みやすそう。
尚、アゼルバイジャンは世界一の親日国などという記述をたまに見かけますが、それはないです。笑
あの手の言説って、何を基準に言っているのですかね?
私は様々な国へ出かけますので比較できますけど、比較対象国の少ない人が感覚的に言っているだけなのではないかと疑っている。
親日と言ったら飛び抜けてイランですよ。イラン人の親日ぶりは他国にはないです。はっきり言えます。イラク人もかなり親切ですが、彼らは日本人だけではなく、誰に対してもホスピタリティ溢れていますのでね。
さて、帰国後1ヶ月が経ち思い出しながらこの記事を書いていますが、この旅はここ数年で一番楽しい旅でした。旅の印象は現地にて出会う人々との交流で大きく左右するということを、改めて感じた旅でもありました。
初めて行く国や都市というのは見るもの全てが新しく、何をするにも全てが初めての経験。右も左もわからない、全て自分で立てないといけない場面で地元の人に親切にしてもらうと、本当にありがたく、その優しさが身に沁みます。
そして、様々な国で様々な人々、文化、宗教、歴史に触れるのは、自分の脳を広く刺激する最高の経験で、これからも行ったことのない都市を中心に、時間とお金が許す限り旅をし続けることができれば最高です。
さてさて博物館の帰り、まずはカメラの充電をしようと思っていましたのに歩いていたらあちこち寄ってしまい、ホテルに着く頃には夕方になっていました。途中、アゼルバイジャンのワインを扱う可愛らしい店で赤を買いました。ホテルには簡易なキッチンがついていますので、少し食材を買って夕飯は自分で料理することにしました。
このホテル、バクー駅の目の前にあり、地下鉄駅にも近くとても便利です。
部屋は60平米もあり、バスルームは私の東京の部屋のベッドルームより広い。若干無駄なような。。爆
バスに乗ってバクーの国際空港に3:30amころ着きました。
Paulでコーヒーとクロワッサンをいただき、
ISTへ。
ここで6時間のトランジット。今回はラウンジ専業のIGAラウンジ。広くて快適です。
そろそろこの旅も終了です。本当に楽しい旅でした。イランには半年後に再び戻りたいと思います。
そして皆さま、今回も私の長旅にお付き合いいただきありがとうございました。次回記事から、また過去旅に戻ります。残すところ、あと10ヵ国を切りました!ここのところ少し仕事が立て込み、精神的にUPUPのため頻度は減るかも知れませんが、これまで訪ねた192ヵ国の旅記録は6月中に終わりそうです。それではまた!
