【69th_アゼル】ここに来てみたかった!カラバグラの美しいイスラム建築 | 地球の陸地を一人旅〜現在192ヶ国〜

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ホテルに着くなりレセプションに「カラバグラーへ行きたいのですが、どうやって行けますか?」「ここで両替できますか?」

 

 

 

 

 

キャッシュは街中の両替所が一番レートいいと教えてもらい、レンタカーをレセプションと検討しましたが、カラバグラの往復だけならタクシーの方が早いし安いと「10分後に」手配してくれました。向こうの待機込で300マナト(およそ2,500円)。







部屋について荷物を置き、カメラ持って直ぐに部屋をあとにします。私はこれを見るためだけにナヒチェヴァン自治共和国へ来たようなものです。これを見れればナヒチェバン渡航の目的は達成。というくらい私にとってずっと行って見てみたかったイスラム建築です。

 

 

 

 

 

タクシーに乗ると、運転手はナヒチェヴァンの街中にある、多分公式ではない怪しい両替所へ連れて行ってくれました。尚、この後に何度か銀行で両替しますが、ここの非公式が一番レート良かった。爆

 

 

 

 

 

さて、ここから車で1時間弱の街へ向かいます。

 

 

 

 

ここナヒチェヴァンの街で英語を話す人はほとんどいませんでした。タクシーももちろん全然通じません。

 


 

 

そして、やっぱり徹夜は厳しい。海外でタクシーに乗って寝るなんていうことは通常ならありえないのですが、ここでも船漕いでました。爆 

 

 

 

 

運転手に起こされ、目を覚ますと、

 

 

 

 

 

 

うわーーー!

 

 

 
 

とうとう着いた!ついに来た!これをリアルに見てみたかったのです。

 

 

 
 

カラバグラのこの霊廟は14 世紀初頭に建てられました。12本のミナレット(らしきもの)がギュッと塊ったようなこのデザイン。独創的だと思いませんか。

 

 

 

 

高さ 30 メートルあります。

 

 


 

 

 
これまでも世界中のモスクやイスラム寺院、霊廟をここでご紹介してきたと思いますが、このデザインはこれまでなかったのではないでしょうか。

 

 


 
壁の装飾はトルクメニスタンやウズベキスタンによくあるタイプなのですけれども、このミナレットのような円柱を外壁として囲んだ設計は記憶にないです。中へ入ってみましょう。階段を登ります。

 

 

 
 
入り口を見上げると小規模ながらムカルナスも見事です。
 
 

 
 
入口はここだけ。そして、中には何もありませんでした。しかし、返ってこのシンプルさが旧ソらしいです。
 
 

 
 
天井装飾。このタイプはイランでよく見るかなり古いものです。
 
 

 

 

お墓が見当たりませんでしたが、その下にも低い天井の部屋がありました。お墓は多分そこに設置されていたのでしょうが今はありませんでした。

 

 
 
 

1998年にユネスコの世界遺産暫定リストに登録されています。20年以上も暫定ということは、今後も昇格はないのかな?綺麗に保っていますけど基準に満たない何かがあるのかも知れませんね。

 

 

 

 

そして、その隣にある、駐車場から見て手前の建物は、12世紀に建てられたキャラバンサライ。

 

 

 

 

正面から。

 

 

 

 

裏(霊廟側)から。

 

 

 
 
ここの管理人なのでしょうか?男性が内部を案内してくれました。

 

 
 
キャラバンサライとして使用されたとのことですが、元々はモスクとして建てられたんじゃないかと推測。ミナレットがそれを物語っていますよね。
 
 

 
 
彼も英語があまりで、説明も単語のみです。
 

 


 
これは中の壁にへばりつけてパンを焼きました。
 
 

 
 
年季の入った水瓶。
 
 

 
 
今は博物館になっており、シルクロードのキャラバンサライ時代を容易に想像できるグッズが並び、一つ一つにキャプションを付けてくれています。
 
 

 
 
自分はその時代には生きていませんが、車や列車、飛行機のない時代。
 
 

 
 
ラクダを使って様々な商品を東から西へ、西から東へ。
 
 

 
 
何か月もかけてシルクロードを伝い、その先々のサライで宿泊するキャラバン隊の様子が、
 
 
 
 
これらの建物やグッズから見てとれて、
 
 
 
 
現代を生きる者としては、これら遺された一つ一つの遺物も尊く感じられます。
 
 
 

多くの国の行商、数えきれないほどの人々がここに泊まり、食事をし、見知らぬ行商たち同士で語り合ったことでしょう。




ここなら、お互いの国の食事を披露したり、




情報交換したり、




様々な思いがとどまり、行き違うキャラバンサライ。


 
 
ここには、宿泊施設以外に礼拝所あり、周りの雰囲気も相まって 完全にシルクロードの世界に浸ることができました。


 

そういえば、到着した時に1組の老夫婦がここからゆっくりした足取りで出てきました。その2人に「遥々ようこそ!」と到着した時に胸に手を合わせて歓迎を受けたのが印象的でした。




ここに住む人たちは本当のんびりしていて、穏やかで朗らかでホッコリします。

 
 

 

本当はここに一泊したかったのだけど、いくら探しても宿泊施設はありそうになかった。それくらい地方の小さな村です。





ナヒチェヴァンの中心地へ戻ります。私はとにかくこのカラバグラに来たかっただけのため、ナヒチェヴァンをほとんどチェックしてきませんでしたが、こちらもどうして素晴らしい街なので、明日から紹介します。