【68th_イラン】親切の連鎖⑤今夜の宿に困った先で | 地球の陸地を一人旅〜現在192ヶ国〜

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行ったことのない国を中心に一人旅しています。

カーペットミュージアムからホテルへ戻りました。テへランはもう1泊予定なのですがホテルを取っていません。明日は夜のフライトで次の国へ移動しますので、ほぼ丸一日テヘランに居れます。
 
 
 
 
 
 
昨夜から泊まっていたホテルに連泊したいですが、ネットを見ると今夜から4日先まで空室なし。確か150室ぐらいあるので、一室くらい空いてるのではないかとレセプションで聞くも、ネットと同じ返事。やはりここは人気だよな、分かる。
 
 
 
チェックアウト後、ホテルロビーにて改めてネットで探すも、テヘラン市内で今夜の空室あるホテルは数が限られてきており、ここの4倍する350$からの五つ星と、ヤバそうな二つ星くらいしかない。
 
 
 
 
 
しょうがない。遠いけど初日に泊まった国際空港前のibisにしよう。綺麗だし安いし空港も直ぐだし。
 
 
 
 
とりあえずポチって小型のスーツケースを引き、ナショナルミュージアムへ!
 
 
テヘラン国立博物館の外観と庭園
 
 
 
博物館の展示をすべて見終えるのにガッツリ時間がかかりました。ここも素晴らしい作品ばかりでしたので、調査が多いためいつもの通り後回しへ。
 
 

キュロス円筒、テヘラン国立博物館の展示

 
 
感動して博物館をあとにしました。メトロで今夜のホテルのある国際空港へ向かいます。
 
 
 
 
 
 
先に書いたように、国際空港駅へ行くメトロラインはレッドラインに接続する形のスイッチバックで、元々本数が少ないうえ、現在は更に間引きされて1日に8本しかありません。(赤のライン下の方)
 
 
テヘラン地下鉄路線図
 
 
しかも、乗換駅で上りの時刻表を見忘れ、何時に出発するかも分からない。2時間待ち覚悟で向かいます。
 
 
 
 
 
レッドラインに乗車後、「乗換駅を間違えてはアカン」と、テヘランに到着した時に撮ったメトロの路線図をスマホに表示し、駅に着く度にホームの駅名をチェックしていたのです。
 
 
 
 
 
すると、前に立っていた男性に何か言われました。
 
 
 
 
 
「ペルシャ語は分からない」と身振り手振りすると、彼の持っているスマホで翻訳した英語を見せられました。
 
 
 
 
 
「Which station are you going to?」
 
 
 
 
 
私は自分のスマホのgoogle翻訳で「国際空港駅まで」とペルシャ語に翻訳して画面を見せました。すると、「今日は空港線は運休だ」と言うではないですか。
 
 
 
 
 
「間引きはされているけど動いてないことはない」と思った私は、それをそのまま告げると、隣の男性も「今日は動いてない」と口を揃えます。そして、最初に声をかけてきた男性が、「僕はレッドライン(メトロ)のマネージャーです。今日は空港線は運休です。」と私にサラッと社員証を見せたのです。
 
 
 
 
 
ガーーン。泣
(そりゃ良く知っとるわな)
 
 
 
 
 
シクッタ。泣
 
 
 
 
 
やっぱりテヘラン市内のホテルにしておけばよかった。泣
 
 
 
 
 
国際空港駅はレッドラインの乗換駅から2〜3駅にも関わらず、30分以上かかる相当な距離です。
 
 
 
 
 
 
タクシーか。そもそもタクシーいるかなあ。お金足りるかなぁ。足りなかったらまた両替おっさん見つけなきゃなあ。乗換駅に居るかなぁ。国際空港で両替すればいっか。
 
 
 
 
 
そんなことを考えているとそのマネージャーが、「Chi? (Chinese)」と聞くので「Japoni」と返事しました。すると、
 
 
 
 
 
 
「僕は非番(仕事終わり)で、途中、妻をピックアップして家へ帰る。」
「空港より先に住んでるので送って行ってあげる」
 
 
 
 
 
 
と言うではないですか!彼が車を停めている駅で一緒に降り、車に乗って途中で奥さんをピックアップし空港へ。爆
 
 
 
車内から見たテヘランの道路
 
 
奥さん、旦那が日本人を拾ったことにとても興奮しており、乗ってる間中ずっと後部座席に座る私の方に体を向け私と話をしていました。もちろん翻訳アプリで。
 
 
テヘランのモスクと道路
 
 
空港に着き、布袋に入れていたアクセサリ(今回はブレスレット)を御礼に彼女へ渡すと、
 
 
テヘラン空港、女性二人とスーツケース
 
 
その時は軽く「ありがとう!」という感じでした。
因みに男性向けお土産は品切れで何も差し上げる物がありませんでした。
 
 
テヘラン空港で出会ったメトロマネージャー
 
 
別れた後、中身を見て驚いたのでしょうね。私が少しホテルの部屋を空けた間に何度もスマホへ電話が入っておりました。そして、その度に彼らのペルシャ語のメッセージが入っていました。Google 翻訳で拾えず何を言ってるのか分かりませんが。爆
 
 
 
 
 
差し上げたのは、Pandraのブレスレット。
 
 
青いビーズのブレスレット、パンダモチーフ
 
 
若い頃、どこかの国へ行くたびにブルー系のチャームを見つけては追加していました。しかしもはや着けることなどありませんのでお土産候補でした。
 
 
 
 
 
もうここまで来るとイラン人の親切さの説明は不要ですよね。笑 旅の出会いは一期一会。受けた親切をその後しばらくして当人たちへ返すことは困難ですので、何度も書いてシツコイですが(謝)イランやイラクなど過剰親切国へ行く際には、すぐにお返しできるよう必ずお土産を多めに用意するようにしています。
 
 
 
 
 

 

彼女には喜んでもらえたようで良かったです。