2014年のGWに訪ねた南米周遊の旅を綴っています。
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翌朝、ブエノスアイレスからお隣ウルグアイの首都モンテビデオへ飛びました。
尾翼のカラフルな数機。なんかカッチョイイ。
ウルグアイはすぐお隣です。イグアスの滝より断然近い1時間フライト。
大統領官邸に住むと42人の使用人が自動的に着いてくるため、「そのお金は恵まれない人のために使いたい。」と在位中もそれまで住んでいた小屋のような自宅に住み続け、寄付したお金で農業学校を設立して、第一次産業の大切さを子供たちに伝える取り組みをするなど。
ウルグアイは決して経済的に豊かな国ではありませんが、食べるものには全く困らない農業国。さすがと思いますね。それには、日本も大きく寄与していますよ。
アルゼンチン同様、ここにも日本からの移民はやってきていました。また日本の造船会社もあり、多くの日本人が住んでいたそう。ブエノスアイレスで出会った元大使館員さんのように、彼らは荒れ地を耕し多くの野菜を栽培した。それらを真似てウルグアイ人たちも田畑を耕し、農業を始めたといいます。
個人の信念を持って動いていくことが肝要です。決して大きなものに流されないこと。長いものに巻かれないことです。
旅に戻り、モンテビデオの中心部はコロニアル。ですが人種はアルゼンチンほど西欧化はしていませんで、ところどころ原住民らしい人も見ます。ホッとしますわ。
朝食を食べていなかったのでお腹が空き、ここしか開いてなかったのでマックに入りました。ここのマックがですね。ビーフパティが全然違うのですよ。本格的なのです。これは驚きました。何の肉か分からない日本のパティとは全く違います。
食べ終わって更に街の中心部まで歩いていくと、やっと店が開き始めたのか、人も出てきました。
ちょっとしたモールに入ると、何だか雑貨が可愛い。
これは楽しい!
そういえばこの店でPOLOのポロシャツを買いましたわ。後ろに「Urguai」と大きく書かれており、今でも着ています。
歩いていると、プエルト市場という大きな倉庫に行き着きました。
中は多くのレストラン。
どの店も、びっくりするような大きな肉を焼いていて、めちゃくちゃ香ばしい匂いに包まれています。
さっきマックでハンバーガー食べたばかりですが、肉食の私はこの肉を食べずに帰れない。
たっくさんある店の中から、一つ選び座ってみました。
先ずは席に座って水を頼み、肉をオーダー。
隣の人の大きな肉に驚きながら、
自分の肉も待ちます。
そして来た私の肉はコレ。
パスポートを横に置いてみました。2倍の大きさの骨付き2枚。これ日本円で1,000円ちょっと。やたら美味しくて10分くらいでたいらげましたわ。私は肉の消化が早く、胃に入った瞬間から一気に消化にかかるので、肉はいくら食べてもお腹いっぱいにならないのですよ。その間にポテトなど炭水化物を食べてしまうと消化速度が鈍化するので、これらは一番最後に。
私、モンテビデオに住んでいたらランチは毎日ココだわ。笑
ウルグアイは海に面しておりますので、肉だけでなく海の幸もありましたよ。
この日は休みだったのかな?皆さま思い思いにのんびり過ごされていて、マッタリしてなんだか素敵な休日。
この国の環境や人々の波長が私には合ったようで、日帰りにしたのもったいないと感じていました。
帰りはフェリーでブエノスアイレスへ戻ります。
なんでフェリーにしたのか忘れましたが、飛行機でも1時間弱の距離ですので、それほど時間はかからないだろうと、波に揺られながらのんびり帰ることにし、フライトは片道しか買っていませんでした。
まずはバスターミナルへ向かいます。
着いたここは、確かバスターミナルの建屋だったとの記憶ですが綺麗ですよね。
ジェラート屋を見つけたら、ほぼ確実に食べますね。笑
さて、バスに乗り込みます。
南米の片田舎ながら、意外とキッチリしてるんだよな。
思ったよりフェリー乗り場は遠く、途中で陽も暮れてしまった。
フェリー乗り場へ着くと、ブエノスアイレスからのフェリーが遅れているとのことで相当待ちました。
やっと乗船を始めたのは出発予定の3時間ディレイ。
今回の旅は移動手段のディレイやキャンセルに泣きました。
今日はもうブエノスアイレスへ戻るだけだからよいですが、ホント参りましたわね。
そうそう、フェリー自体も新しくて綺麗でこれまた意外。
到着して下船。こんなに人が乗っていたのかと驚くほどワンサカ降りてきましたよ。飛行機で行けば1時間の距離を、わざわざ数時間かけてもフェリーで行くのだな。
さあ。明日はとうとうこの旅の最終国ブラジルへ向け出発です。