2014年のGWに訪ねた南米周遊の旅を綴っています。

 

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ホテルの金庫にパスポートを入れて、ブエノスアイレスの中心地をまたぎ、反対方向へ向かうバスに乗りました。


 

 
 
着いたのはボカ港。アルゼンチン随一の港で、その昔ヨーロッパからの船はすべてここに着いたそう。





ほとんどの原住民が殺害された後、やってきたヨーロッパ移民はここに住み着き、
 
 
 

「カミニート」と呼ばれるようになりました。
 
 
 
 
しかし、もっすごい治安が悪かったそう。爆
 
 
 
 
そこで、暗いイメージを払拭するべく、荒廃したこの街を綺麗に見せようと画家が壁の色を塗りまわったそうな。
 
 
 
 
そしてこの通り、カラフルな街に生まれ変わりました。
 
 
 
 
POP過ぎるくらいPOPな街並みです。
 

 
 
欧米の観光客で賑わってました。
 

 
 
また、ここにはフットボールでお馴染みボカ・ジュニアのホームスタジアムがあるそう。




カラフルタウンと同様に、そのスタジアムも有名。
 
 
 
 
さらにこちらはタンゴの発祥地でもあるそう(諸説あり)で、立ち並ぶレストランの前面ではショーとしてタンゴを披露している店が多かったです。
 
 
 
 
歩いてても楽しいですよね。
 
 

 
ブエノスアイレスの中心地から、ローカルバスで30円くらいで来れます!(当時)
 
 
 

ただし、このカミニート以外は非常に治安が悪いので、この街から逸れない方が良さそうですよ。私は逸れたけど。爆
 
 
 
 
中南米に多いカラフルタウンは、エイジアンや一部の欧米人には珍しく感じられ、ナントカ映えやらを狙って訪ねて来る観光客もいますが、カラフルタウンの多くはあまりにも治安悪化した街の向上策の一つであり、街の景観は可愛らしくとも、治安は悪いままのことが往々にしてありますのでご注意を。







一通り眺めて、またブエノスアイレスの中心地に戻ります。そこで見た異様な光景がアルゼンチンらしさ、延いては、道理や道徳心のない人間の狂気を目の前で観察する事態となりました。