2014年のGWに訪ねた南米周遊の旅を綴っています。
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なんとかボリビア第二の都市サンタクルスへ到着しました。
バゲッジクレームへ行くと、私たちのスーツケースは別預かりとなっており、それを受け取ったあと空港内カフェへ。
あー、悪霊のようなAmazonasとはこれでオサラバ。ホント最悪だった。前述していますが、amazonasは会社名を変えています。よっぽど評判悪かったのでしょう。ネット見ても私と同じような目に遭った世界中の乗客から怒りのコメントが並んでいます。
〜〜〜
予定の一時間遅れでボリビアのサンタクルス空港に着き、当初は「世界遺産の街をブラっとしてみようか」なんて話していましたが、3時間となってしまったトランジットで街へ出るのは時間的に微妙。それよりSも私も疲れ切ってしまい、出る気にならない。
しかしそうなると何もすることはない。空港内のcinabonでコーヒー。
↑
シナモンロールと格闘中のS。可愛い。笑
「そういえば私、あといくらあるんだろ?」
スーツケースに仕舞っていたサブ財布を確認すると、米ドルが80$。豪ドルが50ドル2枚で100AUS。日本円にして20,000円くらいか(当時)。アルゼンチンへ着いたら、真っ先にATM探してキャッシングしなきゃな。
私は、旅先では常に現地ATMからクレジットカードで現地通貨キャッシングします。日本からあまりキャッシュを持って行きません。なぜなら一番レート良いからです。1ヶ月後の引き落としまで金利払いたくなければ、キャッシングした分を帰国後すぐにATMで払い込めばほとんど金利も不要。
また、私の行くような国はもはや日本円キャッシュを両替できないことも多い。日本でわざわざ米ドルに替えて持って行くと更にそれを現地通貨に替えなくてはならず二重に手数料かかります。そんなことしなくてもレート良くて手数料も安いクレジットのキャッシングは便利で安くて早い。
因みに、買い物でもキャッシングでも一番レートいいのはJCB。頑張ってるよね、但し使えない店が増えてきました。キャッシングは「PLUS」付いてればOKです。
次にMaster、次にVISA、レート最悪なのはAMEX。他に比べて米ドル換算で1%は高い。海外で割れ物を購入するなら良いかもしれません。保険は強いです。さらに、フライトの一部をAMEXで支払っておくといいです。フライトディレイ、キャンセルなどの補償は早いです。それ以外は使わない。
※)尚、シリアやイラク、イラン、リビアなど米国の制裁を受けてる国は、国際クレジットカード自体使えませんので、日本で米ドルに替えて行きます。泣
さて、サブ財布をスーツケースに仕舞い、チェックインの始まったアルゼンチン航空のカウンターに荷物を預けました。
ようやくボリビアを出国。
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機内で爆睡したのか、アナウンスで目を冷ますとブエノスアイレスの着陸態勢。ここは三時間のトランジットで国内線に乗り換えです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240607/21/roro107/c0/1b/j/o0559108015448656693.jpg?caw=800)
無事に降機してイミグレ通過すると、荷物チェックで引っかかり係員にスーツケースを開けるよう言われました。
めんどくさ。
鞄から鍵を取り出しスーツケースを開けようとしたところ、、、
???
片方の鍵穴は鍵が根元まで刺さらない。
あれ?オカシイな?
何度も奥まで入れようとするのですが、どうしても入らない。
なんで?サンタクルスでスーツケースを開けた時は普通だったよな?
そして、なんとか奥まで刺し、くるっとひねったところ、、、
ポキッ
え?
ええええ?
鍵が折れちゃった。根元で折れた鍵は、スーツケースの鍵穴に刺さったまま。
おいおいおい
鍵、この一つしかないんだよ。
するとその空港係員が、「もういいから早く行って。」と言って手で払うようなジェスチャーをしました。
私、またしてもカッチーーン!💢
「行って。じゃねーよ。」
「てめぇが余計なこと言うから鍵が折れただろが!」
↑
もはや言い掛かりレベル。爆
すると、その係員が空港警察を呼び、何人かやって来て私に何やら言ってます。しかし全員スペイン語なのでサッパリ分かりません。警察が無線で仲間を呼び、ようやく英語を話せる警察が来ると、
「国内線ターミナルに続く通路の左手にバゲッジクレームあるので、そこへ行って直してもらって。」
折れた鍵の刺さったままバゲッジクレームへ。
そこには、いかにも職人なオジサンが三人、靴磨きをするように並列に座っていました。数人の乗客が私と同じようにスーツケースにトラブルを抱えて並んでいます。
???
この人たちも壊れたの?
一人のおじさんが空いて呼ばれると、「大変だったねえ。。」と言いながら安全ピンや小さいピックのようなものを駆使して手際よく鍵穴から折れた鍵を取り出し、うまい具合にスーツケースの鍵も開けてくれました。
しかし鍵はもう使えません。これからは開けっ放し。
振り返ると、スーツケースを携えた旅行者が続々入ってきます。
???
ナンカオカシクナイ?
↑
この違和感は後ほど判明。
念の為スーツケースはラップぐるぐる巻きにして国内線にチェックインし、目的地へ向かいました。
一体全体、どうなってるんだよ。何か憑いてるだろ。笑
まだまだアクシデントは続きます。
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