2014年のGWに訪ねた南米周遊の旅を綴っています。
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SのクレジットカードがATMに食われ、使用を止めるためカフェに入って電話することに。そこで、今度は私がアクシデントに遭っていたことに気付きます。
カフェの席に座り、まずはクレジットカード会社の電話番号をネットで探そうと鞄の中よりスマホを出そうとしたら、、、
あれ?
ない。
コートのポケットか?
ない。
え?
鞄をひっくり返すも、
ない。
???
最後に見たのいつだ?
ラパスに着いた時、空港のターンテーブルでスーツケースが出て来るの待ってる時、外の山の景色が綺麗だったのをiPhoneで写真撮った。それが最後か?
「ねえ、S。携帯がない。」
「え?なんで? 」
「最後に私、iPhone見たのターンテーブルだったと思う。」
するとSが、
「ありがとう。」
珍しく積極的だな?そしてまた記憶を辿る。
ターンテーブルの後どうしたっけ。夕方便でもチェックインできるとのことだったのでスーツケースを預けた。あの時、カウンターにiPhone置いた?いや置いてない。手荷物を置くスペースのない不親切なカウンターだなと思ったんだった。
その後、Sと両替所を探した。結構歩き回った。
開いてなくてATMの並ぶエリアへ行った。
カード飲み込まれてinformation行った。
ATMに戻った。
このカフェに来た。
落とす要素ない。どこかに置いた?
置いてない。落としてもいない。落としたらすぐ分かるはず。
必ずコートのポケットか鞄に入れたはずだ。
これ多分、
完全にスられてる。
何度か取り出してはコートのポケットに入れたのを覚えてる。カバンの中なら盗まれない。メーデーでフライトの多くがディレイやキャンセルとなり、狭い空港構内は人でごった返していた。両替所を探しているときなど、人をかき分けて進むほど混んでいた。
ヤラれたわ。完全に盗まれた。コレもう出て来ないわ。。
と、そこにSが戻ってきました。
「どだった?」
「うーん、ターンテーブルの上にはなかった。歩いたとこも見回して来たけど、なかったー。」
・・・
あのさ。あれから何十分経ってる?ターンテーブルの何処かにポンと放ったらかしのわけないでしょ!通路に落ちてるスマホは誰も気付かないほど小さいのか?金目のものはすぐ盗まれるんだよ、ここ日本じゃないんだからさ。
↑
心の声①
万が一の確率で空港職員が拾い預かっているかもしれないとの一縷の望みに、
「誰かに聞いた?」と聞くと、
・・・
あのさ。ターンテーブルに人が居なかったらそれでオシマイか?居なかったならそこら辺にいる警備員でもインフォでも誰かしら聞けよ?何でそれきしの気さえ回らないかな。ったくSに頼んでも、いつもガキの使いなんだよ、トラブルが解決した試しない。結局私が全てやり直すんだよな、もう。。
↑はぁ。。。。
気持ちを抑えて、
ちなみにSはとてもいい人です。ちょっと抜けてるだけで。爆 一応フォローを。笑
ターンテーブルへ向かうと誰もおらず、その横にある奥の事務所のドアを開けると数名のスタッフ。「さっきスマホを忘れたのですが、届いてますか?」と聞き、一通りデスク周りを確認してくれましたがありません。日本のように落とし物帳なんてものはありません。
まぁ、ないだろな。故意に盗まれてるんだから。
立ってる警備員や歩いている空港職員、チェックインしたカウンターなどアチコチ聞いて回るも、んなもんあるわけもなく。
最後にinformationへ行き、iPhoneを落としたと伝えましたが、今のところは届いてないと。
届くわけないよな。故意に盗まれてんだから。
「出てきたら、この番号にすぐ電話ください。」とSの電話番号メモを渡した時にinformationの女性が言い放った言葉。
「連絡先は受け取りますが、先ず出て来ないです。」
ほほぅ。
この空港には窃盗団が常駐なさって金目の物を常時狙っていらっしゃるの?だから誰でも自由に出入りできるのか?まさか、あなたもグル(共犯者)なんてこと、ないですよね?
↑
治安の悪い国は、フライト予約のある乗客以外は空港施設内への立入を禁止にしてるところ多い。
日本とは違いますので、金目のものは先ず出て来ない。絶対に出てこない。私は「絶対」という単語は使わないようにしていますが、ここでは絶対出てこない。
先進国や中国、産油国など経済大国以外はiPhoneなど超高額です。ボリビアの一般人なら月収でも買えないかも知れません。出てくるわけがない。
参りました。帰国後も大変だけど、この先の旅行も大変。情報全部iPhoneに入ってるから。ホテルからフライトから、データ全部iPhoneの中。
やられた。完敗。
そもそもね。
って、またマチュピチュに戻るのですが、あの時あそこに泊まっていなければ、ウユニからちょうどよいフライトありラパスを経由する必要さえなかった。Sのクレジットカードも食われなきゃ、私のiPhoneも盗まれることもなかった。
カフェに戻りSのiPhoneで、私のiPhoneの場所を見つけることに。なくなったと分かってからでさえ10分以上経過。いつスられたか分からないけど、iPhone狙いのスリなら電源は落としてるか機内モードにしてネット切ってるに違いない。
案の定、検知はできませんでした。
くそーーーーー!
なんなんだ?この旅はホント散々。皆様も読むの疲れましたでしょ?
でも、まだまだアクシデントは続くのです。