2014年のGWに訪ねた南米周遊の旅を綴っています。
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私の乗ったセスナは、ナスカ地上絵の上を縦横無尽に飛び回ったあと、再びピスコの空港へ戻りました。
帰路は超グロッキー。吐きそうになりながらセスナを降ります。
これ午前とか午後とか風向きとか関係ないだろ。
何だよ?あの飛び方は?
地上絵自体はすっっっばらしかったのですが、オエーッ、マジ気持ち悪い。
フラフラしながらプレハブの空港施設を出ました。
でも酔ってる場合じゃない、パラカスのバスターミナルまで戻らねば。
プレハブから出ると観光バス一台と三台の乗用車がそれぞれポツーンポツーンと停まっています。一緒にセスナに乗っていた日本人たちは、そのバスに次々に乗り込み出発してしまいました。
その他に停まってる車は空港関係者のものと思われ、タクシーなどいない。
や、やばい。
さっき来た時、オートリキシャー何台か待機してたやないか?あれらはどこへ消えた?サーーっと引いとるがな。
敷地の外へ出て歩いてみても、視界に入る人間らしきものは道路でサッカーする子供ばかり。大人がいない。もちろんタクシーもいない。
「みんなほんとツアーでしか来ないんだな」
パラカスを出るリマ行きバスの発車まであと40分。
車を持っていそうな人を探して歩いていると、子供たちが着いて来て何やらスペイン語で話しかけてくる。今ちょっと時間ないんだよね、一緒に遊びたいのはヤマヤマなんだけど。かなり焦る私。
と、ちょっと離れた先に、車の中で居眠りしていたのか運転席で突然ムクッと起き上がった若いイケメンを発見。
吐き気を抑えながらダッシュで近づき、
「あなたタクシー?」
イケメン
「うん、まあそんなもん」
↑
多分タクシーじゃない
「パラカスの長距離バスターミナル分かる?」
「あそこまでいくらで行ってくれる?」
↑
行く前提の質問。笑
「へ?あ!うーん、20ソルかな」
来た時より安い。
「ちょっっっと急いでるんだけど、乗せてもらってもいい?」
↑
寝てたくらいだから暇だろ?
困った時は猫も杓子も使います。もちろん人は見ますが、どんな国でも大抵の場合、異国の民に突拍子もない依頼をされた若人というのは困っている異邦人を助けるために動く。
そのイケメンがぶっ飛ばしてくれたおかげでバス発車時刻の2分前にバス停に着き(ギリギリですがな)、無事、リマへ戻ることが出来ました。笑
※連日すみませんが、ライシさんのヘリ墜落が不可解すぎてどうも腑に落ちない。当初、「濃霧で視界悪く」とされていた報道が、護衛ヘリ搭乗者の証言から「視界は良好で墜落後2時間ほどして濃霧」と変わりましたね。しかも、挟んで飛ぶ護衛の2機に対し、ライシさんを乗せたヘリの操縦士が「雲を避けるため高度を上げて」と伝えた30秒後に見えなくなったと。
更に、墜落後、そのヘリ搭乗者とスマホで連絡を取れており、「他の搭乗者の姿は見えない(ライシさん含む)」と言ったとか。この時点で単純に考えて護衛機を遠ざけた操縦士、怪しくないか?生きてた同乗者はその後、死んだのか?
また、この件に関し海外(イラン含む)殆どのメディアは事故で片付け、疑問を呈すニュース皆無。そして葬儀の様子や後継者選出の次期選挙の話ばかり。何か違和感。
まだ「点」ばかりなのですが、ただ単に「墜落したヘリにたまたまライシさんが乗っていた」という単純なものではないように思うので、引き続き追いたいと思います。
そういえばニューカレにマクロン飛ぶそうですね。仏裏植民地のニジェールやマリなどは軍事政権にしてやられ、安価に仕入れることのできていた資源を止められたので、ニューカレは何としてでも独立派を排除し領有権を維持せねば!笑 おつかれさま。笑