本来なら3泊する予定が滞在賞味4時間となってしまいました。ここも事前にビザを取ってきていますので、一瞬捨てようか迷うも、参りました190ヶ国目エリトリア。
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国立美術館。入場フリーですが写真は不可。数十年前の原始人の頭蓋骨を展示していましたよ。エチオピアの首都アディスアベバにある美術館収蔵の頭蓋骨も物議を醸してますが、ここのも本物なんかいな。
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こんな可愛らしいエリトリアですが、1960年から1991年までの30年間エチオピアからの独立戦争を経て、共産主義的政策に基く独裁国家です。
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その独裁っぷりがなかなか酷く、一般国民は18歳になると政府支配下の農民か兵士を含む低賃金又は無賃労働の奴隷的公務員となることが55歳まで義務付けられているのだとか。
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これを嫌気して国外に出る人も絶えず、実際、街を歩いている人も極端に少ないように感じる。
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また、人口の約80パーセントが生産性の低い農業と牧畜に従事するも、耕地はエリトリアの面積の2パーセントに過ぎず、食料の約70パーセントを輸入や人道援助に頼っています。エチオピアから独立こそしたものの自立できていない状況。無能が独裁トップに立つと国民は大変ですね。
実際に来てみた感想としては、全てにおいて時代遅れ感否めません。空港やホテルでさえネット繋がらず、ネットカフェが専らインターネットの手段。
そんなだから、この古き良きイタリアが残っているとも言える。そして独裁らしく治安は良い。笑
当初はここに3泊予定で、他都市もアチコチ巡ることにしていました。しかし、外人が地方都市を一人でアチコチ行くには許可証が必要で、到着したらまずはそれを発行してもらうことからスタートでした。ある意味、ディレイで日帰りになり、図らずしてアスマラだけになったのは良かったかも。笑
独裁が過ぎるからか人々は猜疑心、警戒心が強いように感じられ、ジブチとは対象的に殆ど挨拶はありません。賞味4時間しか滞在していないので何とも言えませんが。。英語も殆ど通じない。でも可愛らしい街ではありました。
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