レバノン旅の途中ですが、シリアへ行きたい方に朗報🇸🇾
なんと、来月からe-Visaが発給されるとのこと!
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さて、トリポリからベイルートへ戻り、今度は南部の遺跡へ行こうと思います。
が、バスを降りた時点で雨がパラパラ。傘をさすほどではないものの(晴れ女なのでそもそも傘は持ってない)、ひとまずアミン・モスクへ避難。
礼拝の時間が終わる間際で、終わってから中で休もうとしたら、ラマダン中だからか、人が捌けたらドアは鍵かけるとのことです。なので屋根のある外で待機。
パレスチナ人の男の子なのかな?
礼拝時間のあと、募金箱に皆、次々と寄付していきますね。私も何とか力になれないものかと最後のUS$20札を寄付。手持ち現金はレバノン・ポンドのみとなりました。いくら分あるのか分からないけど。爆
レバノンはシリアと違い、どこでも国際クレジットを使えます。シリアからレバノンへ入国した際、余っていたシリア・ポンドはレバノン・ポンドへ両替こそしましたが、現金所持がいくらなのか全く気にしていませんでした。1レバノン・ボンドが日本円でいくらなのかさえ知りません。爆
(まあ、スマホで調べりゃすぐ分かるのだけど)
因みにレバノンは4年前かな?デフォルトし、レバノン・ポンドは大暴落、のちハイパーインフレ。内戦時でさえデフォルトしなかったのに、どうしちゃったん?現在は街なかでUS$をそのまま使えます。このあと行くことになるレストランはUSドル表示しかされてなかった。笑
さて、降ったり止んだり、雲もどんよりしてグズついているので、南部の遺跡は明日行くことにし、天候に左右されないベイルートの国立美術館へ行くことにします。
アミン・モスクから距離がありますが、ベイルートは久しぶりのため、パラパラと雨の降る中、フードを被って歩いて行くことにしました。
国立美術館へ到着しチケット売り場へ向かいます。
「チケット一枚ください」とスタッフの姉さんに言い、クレジットカードを出そうとしたところ、
「今、マシンが壊れていて、支払いは現金のみです。」
と言われました。爆
「いくらですか?」
と聞くと出身国を聞かれたので、日本だと応えると
「外国人は1,000,000ポンドです。」
↑
ハイパーインフレ
手持ちの現金を見ると、500,000ポンド(およそ800円)しかありません。さっきナケナシの20ドル札も寄付してしまったので、手持ちの現金なし。
しゃーない、どっかATM探すか。。
するとチケットの姉さんが、
「現金だったらいくらあるの?」
と私に聞いたので、
「500,000ポンドです。」
とキャッシュを見せながら伝えると、、、
「あなたはレバノン人よね?」
???
「(へ?さっき、日本って私、、言ったよね??)」
すると、
「レバノン人は500,000ポンドでOKよ。」
と言って私の見せたお金を勝手に受け取り、チケットを印刷して発行してくれました。笑笑
何だ?このゆるさ?爆
丁重にお礼を言ってチケットを受け取りました。その様子をずっと見ていたエントリーチェッカーのオジサンも「ようこそ!」と言ってチェックしてくれました。笑
中東人のこの大らかさとサービス精神がホント好き。
ベイルートの国立博物館。レバノン国内で発掘された遺跡を展示しています。ここもフェニキアン、ロマン中心にすごかった。
前段が長くなったので、詳しくは次回に。