国立博物館をあとにし、何となしにワキーフ・スークへ向かってブラブラ歩きました。1月でこの暑さじゃ、夏は溶けるな。




歩いている途中、今回のアジア・カップに誘ってくれたイラク人の友人よりメッセージ。「今どこ?僕らスークにいる」とのことでタイミングよく合流しました。






イラクのTシャツを頼んでいた彼の名前はHassanai.  イスラム教第8代Imamの末裔だそう。8代イマームということは預言者ムハンマドの子孫ですから、きっとその世界では凄いことなのだと推測する。当然ながらアリー・シーア。




私も頼まれていた物があり、それを持ってきています。






何を頼まれていたかというと、、、






足袋





え?





足袋



何で足袋?






まぁ、欲しいというのでネットで探して持っていきましたよ。ジャストフィットだったようで、翌日のイラク vs 日本戦に履いてきてました。笑





スークで再会するとHasのイラク人の友人も一緒でした。彼はドクターだそう。一緒にいる間もひっきりなしに電話かかってくる。アラビア語なので何を話してるのか分かりませんが、リモート診療?それならもはやchatGPTでよくない?笑




Hussanaiは、イラク北部モスルのオイル・フィールド(油田)で働く消防隊員です。




彼の仕事の凄いのは、2週間働いたら2週間休み。1ヶ月働いたら1ヶ月休み。これを利用して、彼は毎月どこか海外へ旅行しています。




しかも仕事時間の1/3はランニングや筋トレなんだとか。最高!私もそういう仕事をしたいわ。






スーク離れて別の街へ行くことになり、彼らとuberで向かいます。




着いたのは「パール・アイランド」という新しい埋立地の街。私も是非行きたいと思っていたので、思わず来れてラッキー!




パール・アイランドはこんな形をした埋立地です。ここの高級マンションは、彼ら曰く外国人富裕層しか住めないのだとか?(真偽不明)ドバイのパームツリーのような。




上空から見ると奇抜ですが、地上はまぁ、整った綺麗な街。




言ってみりゃ日本だと何処にでもある街です。




富裕層が、、と言われなければ高級住宅街とも思わない。




展示してるバイクは高い。




路駐の車も、まぁ高級車ばかり。でもカタールではこれくらいならドーハの街なかでいくらでも走ってる。




お茶しようというのでパール・アイランド内のこんな普っっっっ通のオープンカフェに座り、スマホでメニューを見ていたところ、




ん?






今、1QAR(カタールリヤル)≒40円よな?






このメニュー、金額が間違ってないか?






どのドリンク見ても数字が全てオカシイ。






Hassanaiに「このメニュー、この店ので合ってる?」とスマホ画面を見せる。






QRコードメニューなので、隣のカフェや全く違う店のメニューを引っ張り出してきたのでは?と思ったのです。






すると彼は「この店の名前で合ってるよ?」






???







顎が外れるかと思いましたわ。






このカプチーノ、




1,800円




なるほど。そういうところで、さり気なく富裕層アピールかい!







というより、そんな感覚になるくらい日本が安いってこと。泣







当たり前のようにHassanaiが払ってくれて、ちょっと惚れました。笑