2011/11に訪ねた地中海の旅を綴ります。

 

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さて、グエル公園をあとにし、そのままグラシア通りを海に向かって歩いていきます。

 

 

 

 

 


 

 

この通りは、ガウディはじめスペインを代表する巨匠の設計したCASA(家)の多い通りです。そのほかにも、NYの5番街並みに高級ブティックも立ち並びます。私は肉屋しか入りませんが。爆

 

 

 

 

 

 

まずは、もう今となっては超有名なガウディの代表作。高級デザイナーズマンションCasa Mila(カサ・ミラ)。

 

 roroのTranceWonderな日々
 

 

1995年当時から16年経っても外観が全く変わってないことに驚き。この手の湾曲多いコンクリ建築は、耐久性に欠けるように感じられるのですが、メンテが行き届いているのですかね。下は1995年当時の写ルンですで画質落ちますが、見た目はほぼ変わらないですよね。

 

 

 

 

日本の家屋を考えると、古来から木の家が主。背景として気候的、環境的なものがあって機能面から見てもそれがベストであったのかとは思います。特に地震の多い土地柄のため、日本の家は数百年単位の建築物という考え方はあまりないですよね。城は頑強にできているけど。

 

 

 

 

 

 

その点、ヨーロッパ住居の100年単位の考え方。ロンドンに短期留学したとき、ホストファミリーの家が180年ものでした。なんてことはない2階建て、他の家と棟つながりの日本の団地なのですが、石造りというのはホント長く使えるのだなと感心したものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

一度作ったものを数百年にわたって使い切る文化は素晴らしいと思います。まぁ、地震がないからなのでしょうがそういう、「居」といった部分の考え方がやはり文化の違いなんだとつくづく思います。






 

さらに歩くとCasa Batllo(カサ・バトリョ)。私はガウディ作品でこの建築が一番好きです。こちらも世界遺産。

 

 

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これは1995年当時に撮った写ルンです。写真は色褪せていますが、やはり外観は変わらないですよね。

 

 

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そしてお隣は(Josep Puig i Cadafalch)という方の建築。Casa Amatller(カサ・アマトリエール)

 

 

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どちらも内装めっちゃ素敵なのですが、あまりにも入場に並んでたので今回断念しました。

 

 

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そしてCasa Lleo Morera(カサ・リュオ・モレラ)。ドメネク・イ・モンタネールの設計です。

 

 

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さらにガウディのCasa Calvet(カルベッ邸) 

 

 

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もうちょっと行って細道入るとタピエスの設計したタピエス美術館。私はこの人も好きです。

 

 

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いやー、楽しい散策です。

 

 

 


巨匠たちの設計した芸術建築を散歩しながら拝見できるなんて最高ですね、バルセロナ。