2016年10月に訪ねた3回目のオーストラリアを綴ります。

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10月の三連休に有給休暇を一日足し、豪2回目のような弾丸(行くと決めてからフライトまで3.5時間)ではなく、1週間くらい前に決め(それでも短い?笑)行くことにしました。





この頃の私はストレスmaxでした。否。ストレスというよりも精神的にヤバイ感じでした。もしかしたら本物の鬱が入っていたかも知れません。原因は仕事。まぁ、仕事以外にストレスになる要因など私にはありません。






この頃、海外へ行くか、心療内科へ行くか、くらい病んでましたね。





しかし私の中で心療内科は最終手段。周り(同僚)は結構気軽にドアを叩きますが、私はまだ行ったことないので敷居が高い。海外から帰っても沼ってたら行こうと決め、飛び立ちました。






尚、精神科医の友人曰く、「本物の鬱病なら海外へ行くという発想にすらならない」とのこと。

(まぁ、それは普段から海外へ殆ど行かない人が前提だと思いますが)






飛行機に乗る直前、既に予約していたエアリービーチのホテルから緊急メッセージが届きました。私の泊まる日に開業予定の街のど真ん中に位置する便利そうなホテルは、







「工期遅れでホテルオープンに間に合わなかった。」

「姉妹ホテルを予約したので、あなたはそちらへ泊まって」






日本でしたら、グランドオープンを予告して予約も受け、それに間に合わないなんてことは稀ですが、海外は実に多いですねー。






パプア・ニューギニアで泊まったホテルはグランドオープンから既に一ヶ月経っていました。かろうじて部屋は泊まれたものの、レストランは工事中で一つも開いておらず、プールも水は張られておらず、フィットネスルームにはマシンが一つもない。多く設けられたブティックブースは全て何も入っておらずガラーン。首都ポートモレスビーきっての五つ星でしたけどね。爆

 







さて、ウィットサンデー・コースト空港に到着。小さな空港だったような記憶ありますが、全く思い出せないくらい病んでた。笑
 


そして、エアリービーチの街の中心から、海沿いボードウォークを歩いて20分ほどで、振り返られたホテルに到着。街からだいぶあるな。




 
 
珍しくシーフード用のカトラリが。「シーフード食べずして帰れんぞ!」とおススメされてるのか?笑

 
事前に取っていたホテルよりお値段3倍で格段よいのに、


 
未オープン予約ホテルの価格で泊まることができました。



このベランダの広さよ。笑



ホテルの工期遅れに感謝。笑


 
二階はベッドルーム。クイーンだったら完璧だったな。ダブルは私には小さい。(どんだけ大女よ!)

 
バスルームには大型の洗濯機も。私、ここで3か月くらい住みたいです。

 
パイオニア湾を望む街は、エアリービーチ含めそれぞれ小さく、それ自体に特に見どころはなかった。ホテル周りを散策していると大型のスーパーを見つけたので、肉を買ってきました。せっかくなのでキッチンを使わせてもらいます。


このオージービーフ、確か800gほどあったように記憶しています。日本円で650円。ホント最高です。これなら毎晩ステーキだわ。

 
テキトーですが、オーガニック野菜の素材そのものの味も手伝って、塩胡椒だけで大変美味しくいただきました。

 
ああ、陽が暮れる。



カヌーが戻ってきた。

 
夕陽の沈む瞬間を見るのはホント神秘的ですね。毎日必ず起こる自然の営みですが、不確定要素の多いこの世界において、これほどまでに確定的に、必ず規則的に起こる自然の仕組みは、もはや不思議にさえ感じますよ。今のこの訳の分からない世界の中では、太陽が北に沈んでも西から昇っても私は驚きません。

 
お米の苗を植えたらお米ができ、かぼちゃの種を蒔いたらかぼちゃができる。こんな当たり前のことが当たり前ではなくなっている今の社会にウンザリしています。



しかし、地球のこの自然の摂理は、私たちの日々の行動にも間違いなく因果として法則的に現れてきていることでしょう。良い種を蒔けば良いものを収穫し、悪い種を蒔けば悪い物を収穫せざるを得なくなる。
 


とにかく何は置いても、良い種を蒔き続けていくことが我々人間の使命であって、それはもう絶対法則です。






とは言っても、良い種まいた筈なのに、想定外が育ち、刈り取らなくてはならない場面も多々ありますよね。笑






といったところで、今回同行の本は私の人生のバイブルの一つであるコチラ。世の中の売れた哲学本は、ほとんどがこの書を参考にしていると言われるくらいシンプルに解いています。カーネギーの「人を動かす」、コヴィーの「7つの習慣」、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」も、素はこの本の考え方から派生したもの。





以前もご紹介していましたね。疲れたときに読む本。静かな海を時折眺めながら、この日はベランダでこの本を読み耽っていました。


 







さあ、明日は一日お出かけです。