2018年のGWに行ったカリブ・南米の旅を綴っています。

 

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翌朝、今日は南の街ジャクメルを目指します。 一山超えで約100Km。それほど遠いわけでもないのですが、これが信じられないほどに時間かかります。

 

 

まず、ゲストハウスを出てすぐに大渋滞。全然動かない。


 

この日は、ホストが子供を学校まで送り、その足で私をジャクメルへ連れていってくれる予定でした。

 

 

しかしこの渋滞。授業に遅れるわ!歩いて行った方が早いやん。


 

しかし、富裕層の家の子は誘拐されやすいそうで学校の車送迎は絶対。特にここの子供はイラン系白人なので、エイジアン同様に目立つのよね。


平日毎朝コレはツライね。

 

 

もう家が建ってしまっているので、まさか道路を作り直すわけにもいかないでしょうが、車捌けが悪すぎる。

 

 

何も考えずに道を作ったのだろうな。


 

道路も混んでりゃ人も多い。車もバイクも人も動物もごちゃ混ぜの車道。


 

そして、ほんの数キロ先にあるはずの学校まで50分かかり、子供をなんとか学校まで送り届けたあと、朝食しに町のレストランへ。


 

レストランと思いきや屋台村のようなところ。


 

適当にサンドイッチやサラダを買ってホストと一緒にテーブルで食べました。意外や意外。さすが旧フランス領というべきか、何気ないパンが美味しい。



そして再出発。家を出てからかれこれ3時間近く経っていますが、まだ渋滞にハマっていてポルトープランスの海沿い幹線道路にさえ辿り着いていません。そこへ出ないと山道へ抜けられないのです。

 

 

渋滞で停止していると、車体やフロントガラスを勝手に拭く人が現れます。

 

 

こちらが頼まなくても勝手に拭き始めます。そしてお金を請求されます。これはアフリカ人系の国あるあるですね。レバノンでもいきなり現れて、轢きそうになってたな。



それにしても、全然動かない。街の中心部までのたかだか20キロの道のりに3時間。

 
間違いなく歩いたほうが早い、どんなに遠くても。

 
こういった慢性的なトラフィックが解消されない不満も、政治に対して爆発していくのだろうと思いましたよ。


日本だったら大ブーイング。国として地域経済の機会損失に直結しますので、こんなん在りえない。
 
 
でもね。政治家が無能だと、自分の目前にリアルにある現金しか見えないものなのですよね。今の日本と同じく。
 

さてやっと渋滞を抜けました。
 
 
これからは山道を通り、一山越えて南側の街へ向かいます。
 
 
街中はゴチャゴチャしてあちこちで大渋滞が発生し、人が溢れ返り、とてもじゃないけど心の落ち着く暇はありませんでしたが、ここまで来ると人もおらず、自然は美しく空は青く、緑も空気も清々しい。
 
 
とても同国とは思えない美しさ。



 

どんな国でも自然は美しい。


 

 さて、いよいよジャクメルです。