2018年のGWに行ったカリブ・南米の旅を綴っています。

※以前訪ねたことあり、60か国目となります。

 

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ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴに入国しました。 


 

ドミニカ共和国は以前に東のビーチリゾートへ参りました。首都は初めてです。

 

 

 

 

ホテルに荷物を置いて、サント・ドミンゴの旧市街を散策します。


 

たまには旅記事らしく、街のご説明をしたいと思います。


 

ドミニカ共和国のあるイスパニョーラ島は先史時代、インディアンや南米大陸から移住してきた人々が住んでいました。
 
 
1492年にコロンブスに発見され、先住民は絶滅。

 

1496年、ここサント・ドミンゴに奴隷を連れてきて都市を建設すると、


 
スペインは、ここを拠点にして中南米の都市を征服していきます。
 
 
その時代の建築物の遺るこの街は「サントドミンゴの植民都市」として世界遺産に登録されています。
 
 
一番象徴的なのはコチラ。「サンタマリア・ラ・メノル大聖堂」
 
 
コロンブスが死亡した際に埋葬されたスペイン-セビリアの修道院から、しばらく経ってここに移され埋葬されていましたよ。


 
コロンブス広場。彼の銅像が新大陸を指さしています。ここから虐殺、ジェノサイドが始まります。

 
鳩だらけ。

 
おっちゃんたち真剣。

 
「アルカサル」


コロンブスの息子の建てた邸宅です。

 
サンフランシスコ修道院。これももう500年くらい建ってるのではなかったかな。廃墟と化していますが修復はしないよう。
 
 
中南米カリブに点在する「○○の街並み」など名付けられた世界遺産は、ほとんどが中世、西欧に侵略・略奪・虐殺・破壊されたあとに建てられたコロニアルです。
 
 
 
 
 
 
それは果たして、この土地の人々にとって輝かしい遺産なのか?それはここに住む人達にとって誇れることなのか?喜ばしいことなのか?称賛されるべきことなのか?






私から見ると負の遺産にしか思えないのですが。






西欧が中南米カリブを侵略した後に奴隷を使って造った街を、西欧が世界遺産に指定し保護するなど、侵略を自画自賛し正当化しているようなもんじゃん。それとも、その極悪非道な西の振る舞いを先祖代々に渡って記憶しておくための遺産か?世界遺産に登録された半分以上はその基準に疑問しかないすわ。
 




おっと、旅記事旅記事。
 
 
 
 
 
というわけで、サント・ドミンゴはコロニアル都市。

 

 

スペイン領だったので、カラフルタウン。


 

建物は新旧混在し、古いものは500年。


 

先日ご紹介したプエルトリコとは、少し様相が違いますよね?

 

 

 


 

原色遣いが多い。

 


 
デザインの素敵な建物もチョイチョイあるのですが、
 
 

 
色遣いに、

 
疑問なものも。爆

 

それがショップや、


 

絵画にも表れてる。笑


 

これなんかも。笑


 
たまに、お洒落なショップやカフェはある。

 
なかなかいい雰囲気。
 
 
はい、ここでもブクブク来ています。少し歩きましょう。

 
汚い話で申し訳ないのですが、この街を散策している最中。

 
写真を撮ろうとして後退ったとき、わたくし、不覚にも犬の糞をもろに踏んづけてしまいましてね。
 

 
私の人生で犬の糞を踏んだのは、今のところ(〜2023)これが最初で最後。鳩の糞が頭に落ちてきたことはありました。小学生のころですかね。それ以来の運です。

 
これも、直接ハイチへ行けていれば不要な運。帰国後にその靴は家の玄関に入ることなく捨てました。サントドミンゴと聞くと、犬の糞しか思い出しません。

 
余談は終わり、歩き回ったのでちょっと休憩。ケーキタイムです。(糞の後に食べ物ネタかよ!)普段はケーキなど年に一度も食べませんが、この旅はやたら食べています。しかもこれ、カリブを去ったら食べなくなりました。カリブの何がそうさせたのでしょうか?笑

 
旧市街はわりとボロいエリアと再開発されたエリアが雲泥の差です。

 
さっきケーキ食べたばかりなのに、よさげな店を見つけて夕飯にすることに。私は、海外のレストランについては相当美味しくないと紹介しません。が、ここは旨かった!
「La Briciola」

 
ミラノBriciolaの支店かも。
 

 
これ、タコのマリネなのですけど、江の島の「たこせんべい」のようにプレスされていて味も美味しかったわー。

 
ホテルは旧市街に取りました。直前だったので、空いてるところを適当に予約しました。

 
昔の建物をそのまま使った穴倉のようなホテル「El Beaterio」。控えめな表記で分かりづらく、何度もこの前をタクシーで往復しましたよ。笑

 


サンフランシスコ修道院のそば、街の中心部にありながら静かな環境でなかなかでした。