2022年GWに訪ねたイラクの旅を綴っています。今日の記事は新物です。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

IST-BGW(バグダッド)の搭乗アナウンスが流れました。







ここでV接種証明の提示を求められたらゲームオーバー。この飛行機には乗れません。

 

 

 

 

 

 

悟られないよう、澄ました顔でパスポートとフライトチケットを見せました。そこでチケット係から思いがけない質問!







「イラクのビザは持っていますか?」







へ?







聞かれるのは接種証明とばかり思っていた私は、不意を突かれました。







「ビザ?」
「ビザはアライバルでもらえると聞いてますが。」







すると係員は私のパスポートを持ってどこかへ消えてしまいました。







あれだけ確認したのに、やっぱり事前にビザ要るの?

 

 

 

 

 

 

 

要るなら接種証明どころの話じゃない、全然ムリよ?ビザオンアライバルできないなら、さすがにこのフライトは見送り。スーツケースをどうやって返してもらえばいいんだ?







そして、しばらくして係員が戻ってきました。

 

 

 

 

 

 

彼はパスポートを私に返し、フライトチケットのバーコードを「ピッ」とやって通してくれました。







ホッ。。







ヤレヤレ。







驚かせるなよ。。







イラクのビザオンアライバルは対象国が限られているので、他国の地上係員がいちいち把握していないのですよね。なので確認しに行ったのでしょう。








第二関門突破!







飛行機に乗り込み、席に座って一息。そして、







(あぁ。とうとうバグダッドだ。)







(小さい頃から夢見たイラクが近付いている。)







(もう少しでメソポタミアの地に到着する。)







機内でウルウル。







真夜中のフライト。消灯して真っ暗なのにも関わらず興奮してるのかあまり眠れない。







昨夜の羽田からほとんど寝ていないのに眠れない。







そして3時間くらい経ったでしょうか。早朝5am、予定時刻どおりにバグダッド到着です。







とうとう着いた。着いてもーた。涙







いやいやちょっと待て。泣いてる場合じゃない。まだ最後の関門が。ここで、V接種証明の提示を求められたら本当にアウトだ。今乗って来たTKでISTへトンボ帰りせなあかん。







飛行機を降りて皆の向かう方向へ歩いて行くと、イミグレブース前に長蛇の列ができてる。







(ここに並べばいいの?ビザのお金はどこで払うの?)







辺りを見回しても特にそれらしきとこも案内もなく、見ていると皆、特段イミグレで支払いをしている風でもない。みんな事前にビザ取得済みか?







私の後ろに並んでいる女性に、「ビザ持っていますか?ここで支払いですか?」と聞くも、全然英語が通じない。







結構並びましたかね。私の番になりました。ブース前へ行きパスポートを渡すと、中の人(入管職員)が一言、、