2022年GWに訪ねたイラクの旅を綴っています。今日の記事は新物です。
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バグダッドに無事到着し、イミグレの列に結構な時間並んで順番を待ち、やっと私の番になってパスポートを渡すと、入管職員に一言、
「ビザはどこですか?」
と聞かれる。すかさず、
「アライバルビザをお願いしたいのですが。」と言うと、
「あそこにいる人に言って。」
そちらを見ると、男性2人が簡易な台の後ろにこちらを向いて立っていました。その人たちのところへ行き、ビザ欲しい旨を伝えると、「これ書いて」と一枚の紙を渡されました。
個人情報やらなんやら書いて持って行くと、
「75US$をお願いします。」
キャッシュを渡してどれくらい待ったのかなぁ。30分?1時間くらい待ったのかなあ。。
スタッフの男性がどこかの部屋から出てきて私の名前を呼びました。
「Yes」と返事し、彼の方へ行くと彼はパスポートを私に返し、
「ビザはここです。これはビザ代の領収書。この紙はイミグレで提出してください。」
人のいなくなったイミグレブースへ進み、パスポートとアラビア語で書かれたA4の紙を一枚渡すと、
ポンッ
中の人は、私のパスポートにイラクのビザスタンプを押して返してくれました。
・・・
第三関門突破。。。
とうとう入国してしまった。
イラクへ入国できてしまった。。
どんな国でも入国できて当たり前の世界最強パスポート保持者である日本人の私が、入国したくらいでこれほど感動するなどイラクが初めてですよ。184ヵ国目にして初めてです。大興奮。そして、
始まる。。
子供の頃から夢に見た私のイラク旅がとうとう始まる。
スーツケースを手に取り、空港施設から出た私はまたもやウルウル。
そう言えば日本を発ってから一度も外気に触れていなかったな。そして、子供の頃から憧れ続けたメソポタミアの空気で呼吸をしていることに、得も言われぬ感動を覚えるのでした。