2010年8月に訪ねたウズベキスタンの旅を綴っています
ウズベキスタンの首都タシケントを散策します。目覚めて先ず向かったのは旧市街にあるバザール。
青のドームの美しいチョルスー・バザールは、タシケント最大にして歴史あるバザールです。 食品から日用品まで、考え得るすべての「物」が揃っています。
早朝なのでまだ閑散としてますね。準備を始める時間かな。これが少し経つとモッスゴイことになっていますよ。
スイカとメロンをこれでもか!ってくらい積みあげていってますね。夕方、どれくらい残ってるんだろう?
下の方、潰れとるんちゃう?笑
トルクメニスタンなどもそうですが、この辺りは瓜系が安いのよ、コレが。
この当時で一個50円くらい。ゴロゴロ採れるんだろなー。
「スイカを持って写真を撮りな」とオッサンたちが言うので、近くにいた地元の人々と。ずっしり重い美味しそうな瓜です。
カメラを預けたまま何かをガラケーで撮りに行ってる。
さて、更に進むと肉を売ってるエリア。デカッ!
ここも、これでもか!ってくらい吊るしていますね。
イスラム教の国なので山羊と鶏です。どこかで焼いてるんだろな、ケバブのいい匂いと生臭さが混じって、生涯嗅いだことない香りが漂っています。爆
でも美味しそう。私も買って帰りたいわ。
こちらは、ウズ名物スパイスが山のように積み上げられています。
シルクロード沿いは、どの国もスパイスの種類が豊富ですね。
そして、粉もん文化ですよね。
先ほどの青ドーム内はこのような装飾です。
野菜も新鮮、そして安い!この積み上げ方が見事です。にんにく!笑
大きくて密度高い重そうなキャベツ。この少年が積み上げたのかな?お代もしっかり頂いて。
中央アジア特有の大きな丸パン。
ほんのり塩味で美味しいのよね。一個は食べられへんけど。
こうやって、太古の昔からシルクロード交易の市場として栄えていたのでしょうね。この市場の建物自体は最近できたものですが、様子は当時のままなのではないでしょうか。
チョルス―・バザールには、伝統的な装飾の食器類や、ソ連時代のアンティークなど、本当にありとあらゆるものが並んでおり、ここを歩くだけでウズベキスタンの歴史を知ることができそうですよ。
さて、イスラム教の国では一般的にバザールのあるところにモスクがあります。もとい、大きなモスクのそばにバザールやスークがあります。日本では神社の参道のようなものですね。
チョルスー・バザールの隣には「クカルダシュ・メドレセ」。16世紀にタシケントを支配していたシャイバニ朝の大臣クカルダシュさんによって建てられました。
向こうに見えるのは15世紀から続くジュマ・モスク(金曜モスク)。何度も再建されたようで、私の訪ねたときはまっさらでしたわ。
因みに、「メドレセ(madrasah)」はイスラム教の神学校のことです。日本の寺子屋みたいなもの。英語ではメドレセですが、多くのアラビア語圏では「マドラサ」と呼びます。この先も多く出てきて私もどっちかで書くと思いますが、同じ意味です。
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(統一しろよ!爆)
ここはソ連時代は倉庫になっていたようで、独立後に修復されたとのこと。
ロシアになる前、この広場はタシケントの街の中心部でした。ありとあらゆる催し物があったほか、罪人の処刑場でもあり、このミナレットから投げ落とされたらしい。(ここから落ちたくらいで死ぬか?爆)
美しいけど曰く付き。笑
次は少し郊外にあるモスクへ行ってみます。
