2016年9月に訪ねたパプアニューギニアの旅を綴っています。

 

 

 

 

 

翌朝、Stanleyの25mプールでガッツリ泳いだあと、昼過ぎに空港近くのエアウェイズ・ホテルへ移動しました。

 

 

 



 特に、ここに泊まりたいとか、空港が近くて便利だからという理由ではなく、同都市に長く滞在する場合、私は二泊したらホテルを変えるのです。いろんなホテルに泊まってみたいので。




ポートモレスビーは当時、五つ星はこことSTANLEYしかありませんでしたので、とりあえずここに。ニューヨークになど行った日には、毎日変えてます。笑

 

折角来たのに、同じ都市で同じホテルにずっといるの勿体ないと思ってしまうのですよね。貧乏性なんかな。


 

滞在型の旅では、ホテルもよく探検して色々と比較して情報として蓄積していきます。


 

エアウェイズ・ホテルはレジデンスがあり、欧米人がやたら多く泊まって(住んで?)います。

 

 

空港に近く、滑走路と並行に建っているので部屋をはじめどこからでも飛行機がよく見える。


 

滑走路は更に向こう側、また、一国首都の国際空港にも関わらず大して便数もないので音も気にならない。何故かホテルにも飛行機が。笑

 


 

これ、現役引退した本物らしい。

 

 

スタイリッシュな五つ星で、Stanleyと違い人の出入りもやたら激しいです。空港から2分の距離なので、ビジネス客が多いのだと思われる。

 


朝を食べてないので、ホテルでランチします。




赤い水に、


 

パンいっぱい。


 

サーモンマリネに、

 

 

何肉だ?コレ。


 

(肉ならなんでもいい)



 

今日は国立美術館へ行こうと思い、レセプションにタクシーを頼んだところ、なんと改装中で休館!マジか!すっごい面白そうでメチャクチャ楽しみにしていたのに!






 

仕方ないので近所でも探検しようと外へ出ていくと、

 

警察に「どこへ行くの?外へ一人で歩いて行かないで」と、呼び止められる。






 

来るときもそうでしたが、ホテルの出入り口は厳重警備。いくつもある敷地出入り口には常時5~6人の防弾服を着た警備員。そして、建物の入り口にはライフルを持った軍人です。

 

 

あまり、治安はよろしくないよう。

 

 

 

 

 

 

 

実は昨日、自然公園へ行くときも、レセプションに何人も従業員が集まってミーティングが始まり、ホテルが用意した車で往復することで一人での外出が許されたのですよ。「公園へ着いたら彼が待機しますので、必ずこのドライバーと帰ってきてください。」と念を押され。そして、昨日書いたように「街へ行きたい」と言ったら勤務中のベティを着けてくれるなど。







 

STANLEY横のショッピング・モールで食事をしていた時も、正面に大きな公園が見えたので、そこへ行ってみようと、ホテルの出入り口ではなく(ホテルの出入り口にも守衛は常にいる)一般の出入り口から外へ行こうとしたら、凄い数の警察が警備していました。






 

外へ出たらギャングのような子供たちにあっという間に囲まれてタカられ、「なるほど、これは一人で歩くのは若干ヤバイな」と思わされましたよ。なので残念ですが引き返しました。







 

エアウェイズ・ホテルでも同じ。面倒なので、別の出入口から出ようとしたら、そっちでも引き止められた。笑 「この一本道は我々が警備しているので、この先の入り口までは一人で歩いてもOKだ。」と。

 

 

つまり、極緩い軟禁状態なのですよ。ホテルもショッピングモールも国定公園も、外人が立ち寄るような施設は超厳重警備。ひとたびそこを一人で出ていこうものなら必ず呼び止められて行き先を聞かれます。徒歩10分にあるカフェへ行こうとしても、タクシーを使うよう言われますのでね。

 



モフモフが咲いてる。モフモフは寒い地域の花と思ってた。



南国ったらこっちでしょう。



一本道なんてフラフラ歩いても10分も経たずにもう一方の出入り口に着いてしまう。

 

プールはあるけど、長方形ではないのでクロールはできない。入る気しない。


一人で外へ出て歩くには昨日のような公園やモールに行くしかないのだけど、生憎もう見に行きたいと思えるところもなく、しょうがないのでホテル内のカフェでコーヒー飲みながら読書。

 

 

パプアニューギニアはコーヒーベルトに属していまして、地元コーヒーはとても美味しいのですよ。

 

そうこうしているうちに夕方になり、また一本道へ。この途中には唯一コンビニがあります。




外の道にあるにもかかわらず、客は外人しかいない。それもそのはず、価格が高い。ほぼ、ホテル宿泊者(ホテル住人)向けだな。
 

お昼を食べ過ぎたのか、動かなすぎなのか、お腹が空かないので何も買わず、レストランにも食べに行かず就寝です。






翌日、カフェでコーヒーだけ飲んで、ホテル敷地内にあるホテル宿泊者専用の公園へ。



バスケットボールコートがあるのですが、ボールはどこに?そういえば私は小学生の頃、小学校のバスケットボールクラブに所属していました。すごい強かったのですよ。全国で優勝した中学生に勝っちゃったりとか。私は戦略外でしたが。爆


だだっ広い何もない誰もいない公園。宿泊者がここで何をすることを想定して造ったのだろうか?笑



ダメだ。暇すぎる。暇を持て余す。ゆっくりすることを目的に来たのに、何もすることがないことにストレス感じてる。笑



ホテルに戻って早めのランチ。


 

フィットネスで走って筋トレするも、上がったらヤッパリ暇だ。

 

 

ダメだ、飽きた。ビーチなら波音聴きながらいつまでも本を読んでいられるのに、海がないと無理だ。ナニスルでもなくホテルをぶらぶら。


レセプション前のロビーへ行き、行き来する人をジーッと観察。怖 しかし、ホント見事に欧米人ビジネスマンしかいない。このころ、パプア・ニューギニア全土で祭事が集中し観光客も多いはずなのにな。地元の人を観察したいんだけど、従業員以外皆無。
 





っと、気づけば夕方だ。パプアニューギニアは赤道より南にありますので、9月はわりと陽が短いです。


 

あまりお腹は空いていませんが、夕飯を食べにホテルのレストランへ。




ワインの種類が豊富なようです。このディスプレイの仕方、よいですね。

 

キチンと種類ごとに分けられるし。


 

案内されたらすぐにお茶が出てきた。

 

暗くて分かりづらいですが、スープと、


 

これは多分、牛肉と思う。

 


この旅、ゆっくりできたけど、暇すぎた。

 

 

一人で好きに街を歩き回れないというのはキツイもんですわ。こんな軟禁状態になるとは思わなんだ。地域や泊まるホテルにもよるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

しかし、こんな軟禁は中米ホンジュラス以来です。あそこは、私でも警戒するくらいヤバかった。やはりそれも街によりますが、夜中に銃声聞こえてたし。

 


朝。今日は帰国します。




ホテルのシャトルで空港へ。
 


空港ショップのお土産物がとても興味深かった。


 

美術館みたいなもんだ。


 

ここで初めて、パプア・ニューギニアらしさみたいものを感じたかも。爆

 

 
今度、会社へ行くときにフェイスペインティングして行ってみようかな?と、このとき朧気に思ったな。もう頭、ぶっ飛んでますね。資本主義へのささやかなる抵抗で。笑笑
 


コーヒー屋があったので豆を購入。


 

上述のように、パプアニューギニアはコーヒーの生産地です。



 
私はコーヒー星人なのですが、同じく日本のコーヒー星人たちが世界でどれくらいコーヒーを消費しているかというと、


 

生産国と輸入国が加盟する国際コーヒー機関の統計によると、2021年の国別消費量では米国160万トン、ブラジル135万トン、ドイツ50万トンに次ぎ日本は42万トンで4位。日本は世界のコーヒーの約5%を消費しているそうですよ。

 

 

これ以外にもかなり購入。Stanley Hotelは挽いてあるコーヒーが丸々置いてあったのでこれももらってきた。こちらもエライ美味しかったです。




さて、特段何もしなかったパプア・ニューギニアの旅、これにて終わりです。もはやコーヒー豆を買いに行ったようなもんですわ。笑