2013~2014の年末年始に訪ねたアジア旅を綴っています。





昨日からバングラデシュのコックスバザールという街に滞在しています。世界最長100kmも続く砂浜が見どころです。





ベンガル湾沿いずーっと永遠砂浜です。





あまりにも長過ぎて先は見えないですけど(爆)、ずーーっとビーチです。





バングラデシュでは唯一のリゾート。





ここへ来る時の機内で出会ったハネムーンカップル曰く、バングラ人が一生に一度は行きたいリゾートらしく。





一生に一度か。。





なんだか切なくなりますわ。





ここの国民も、海外へ出るのは中東湾岸諸国の出稼ぎくらいなんだろう。もうホント止めたほうがいいって!てめーらの国の道路の掃除くらい、テメーらでやれって言ってやれ!怒





遠浅の海です。浅過ぎて泳げない。イスラム教の国ですので、そもそも女性は水着になれない。





パラソル&デッキが一日100円。





寝そべって本を読んでると、





次から次へと様々な人が話しかけてきます。





写真撮って族もワンサカ。一体、どれくらいの人たちと一緒に写真を撮っただろう。





物売りはじめ、卵売の少年たちも次から次へとやってきます。





彼らは、いつ茹でたのか分からないくらい古い、外の殻が薄茶黄色くなった卵を押し売りにきます。これ食べたら間違いなくお腹を壊すでしょう。




野良犬も来る。私のビーサンはあなたの枕ではございません。





野良牛も。





産まれて間もない赤ちゃんを「抱っこして!」と言ってくるお母さんもいました。そして、携帯で写真を何枚も撮ってた。





インドを筆頭に、バングラやパキスタン人の人懐こさは人種から来るのかなぁ?ミャンマー人とは正反対ですね。





  マリンスポーツも。





せっかく静かな海なのに、ビーチバイクやジェットスキーの音がうるさい。





ベンガル(バングラデシュ人)はこのロングビーチを国の誇りに思ってるそうですよ。





100kmはホントスゴイ。しかし100km先まで肉眼で見えるわけもなく、せいぜい2~3kmが限度ですが、





この砂浜の広さも相まって、開放感ハンパないでしょ?





様々な人が行き交うので、それを見てるのも楽しい。





前述の通り、バングラデシュはイスラム教の国です。





イギリス統治時代にバングラ、インド、パキスタンは一カ国でした。





イギリスから独立するとき、ヒンドゥは現在のインド、イスラム教はパキスタンとバングラと分けられ、グチャグチャに宗教入り乱れていた旧インドはドドドっと民族大移動が起こりました。





バングラはその時、東パキスタンと呼ばれ現パキスタンと一国だったのですよ。





しかし、インドを挟んで飛び地となっていたことと、言語が違う、





また、政治の中心がパキスタン側にあって、イマイチ統制が取れず、





インドの助けを借りて独立したのです。印パは仲悪いのはご存知の通り、バングラは同じムスリム国家にも関わらずパキスタンに着かず中立を保ってるように見えますね。てか、アジア最貧国なのでどっちに着こうが影響力薄い。爆





イスラム国家であるバングラデシュですが、ここコックスバザールではモスクを全く見なかった。





人と話してもそれほど敬虔なムスリムって感じはしない。





なのに、それなりのホテルへ行ってもアルコールは置いてない!なんでやねん!爆





この街自体もほんとド田舎で、70年前の江ノ島みたいな感じ。





未だに荷馬車をチャリで引いてる。





あとはオートリキシャーでこの両者が圧倒的。あまり車を見ません。





ところで、先日のミャンマー記事でお伝えしましたロヒンギャ・ジェノサイドは、100万人近くにおよぶ難民者を出しましたが、






その大半がここ、コックス・バザールに流れてきています。





私の訪ねたときは人口20万人あまりの長閑な地方都市でしたが、





ロヒンギャ難民が避難してきて一気に100万人に膨れ上がりました。




 
難民キャンプ設営のため森は伐採され、物価は高騰し、当初は快く受け入れていたこの辺りの人々にも少し、心境の変化があったとか。







安倍さんが首相だったときかな?河野さんがロヒンギャ難民キャンプを訪れ、100億円支援するって表明してましたね。








その支援金はホントにロヒンギャ支援に回ってる?そろそろ答え合わせしたほうがいいと思うよ?爆










コックスバザールの詳しい記事









この国の政府に支援など無駄。現地で支援する人々やロヒンギャに直接あげて!

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