2017年GWに南米とカリブ海のアイランドホッピングをした旅を綴っています。
※パナマは以前に訪ねたことあり、59ヵ国目です。
ガラパゴスを発ちました。
上空からのサンタクルス島です。どうかこれ以上、人間に蝕まれませんように。。もう手遅れだけど。爆
今日は、ガラパゴスからエクアドルの海沿い都市グアヤキル経由でパナマシティへ向かい、更に経由して南米パラグアイの首都アスンシオンへ向かう予定です。
が、
グアヤキル→パナマシティのフライトが2h30ディレイ。
中南米カリブという地域は「飛行機をスケジュール通りに飛ばす」という基本的概念はないように思う。
パナマ空港到着後、乗り継ぎのできなかった私とその他大勢の乗客が集められました。
その日のうちに別便のある人はチケットカウンターへ。そうでない人はここパナマシティでステイ。別便振替のため一人一人改めてチケット発行する羽目に。
私の場合、アスンシオン行きは一日一便しかないので、翌日便に振り替えとなります。
しかし、そうすると私はアスンシオンへ行っても実質現地2時間でトンボ帰りとなってしまい、それじゃ何も出来んので、アスンシオンを諦めパナマシティに留まることにし、それを伝えました。
パナマシティ ― アスンシオン往復をキャンセルして全額返金処理してもらい、当初のスケジュールに乗せた2日後「パナマシティ→次国」のフライトチケットを発行してもらいました。「パナマシティ→次国」は元々取っていたフライトです。
もちろん、ホテル代や送迎は航空会社持ち。さらに、私はスタアラの上級特典で400ドル相当のクーポンが付きました。ラッキー。
航空会社はこれもスタアラ系のcopa。パナマシティをハブにする中米で一番大きい航空会社です。
私は以前、一日フライトを間違えて、パナマシティへ来たときに全然観光できませんでした。なので、この旅では予定外のステイボーナス!笑
航空会社の用意したバスに乗り、振替乗客全員で夜中にホテルへ着きました。
最近できたらしい綺麗なホテル。
翌朝。部屋からの眺めもいいです。
パナマシティと言えばもう、何は置いてもここでしょう!パナマ運河!
ホテルからタクシーで20分の「ミラフロレス閘門」へ朝から参りました。ここへ来てみたかった!
パナマ運河を通過する貨物船が、次々と抜けていきます。
貨物の重量にも寄りますが、ここの通行料はおよそ数百万~数千万円。
それでも、南米最南端のホーン岬をグルリするより時間も費用も節約となるのです。
ホント、重要な運河ですよね。
世界のほとんどの貨物船は、ここパナマ運河閘門の幅を基準に設計されていますよ。
併設の資料館も充実しています。パナマ運河の建設がどれだけ困難を極めたか。といったことも盛り込んでいますので、ただ船舶通貨を楽しむだけでなく、裏の努力も凄まじかったことを教えてくれてます。
パナマ運河の工事は当初、フランスが名乗りを上げたのですよね。エジプトのスエズ運河設計者が今回も担当し、開発を進めました。
しかし、ジャングル開拓時に蚊を媒介とした黄熱病で多くの作業員が亡くなり、工期が遅れて資金調達もままならず頓挫。
そのあとを引き継いだアメリカは、まず黄熱やマラリアを根絶したのち見事に開通させましたよ。
1999年末に、パナマ運河はアメリカからパナマへ返還されてます。
ミラフローレス閘門を通過する際の船長気分になれる映像などあり、
とにかく楽しめる運河なのです。
一通り見学したあと、パナマシティの街へ戻り散策します。
パナマシティは、この高層ビル群がスゴイ!地震がないのかな?高層度合が香港やマンハッタン並です。
パナマ運河がアメリカから返還されたことで、これまで抑えられていたパナマ運河の通行料が爆発的に跳ね上がったことと、
一時期話題になったタックスヘイブンとで歳入は増え、一人当たりの名目GDPは中米一。
シティはこれほど都会でも、車で10分も行けば自然いっぱいのジャングルもある。
暑い国でフルーツも豊富。そして全般的に物価安い。
ミラフローレスへ連れて行ってくれたホテルのイケメンドライバーは「パナマの英語はスパングリッシュ。」テキトーなので、パナマ人同士でも言葉が通じない!とか言って笑ってたな。
スペイン語を勉強したいなら、コロンビアが一番キレイに話すとも言ってた。
この船の帆の形のビルは、トランプ元大統領の息子の建てたホテル&レジデンス。次の選挙はトランプさんに返り咲いて欲しい。
パナマの地ビール。一瞬Budかと思った。
いやー、思わぬ楽しいパナマシティ滞在となりました。
フライトディレイも悪い事ばかりじゃないな!
さて、翌日は次の国へ。また一悶着!泣
パナマシティの詳しい記事
スパングリッシュを制すれば両方話せる。かも?笑
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