2017年GWに南米とカリブ海のアイランドホッピングをした旅を綴っています。
今日は、太平洋沖のガラパゴス諸島へ移動する日。ホテルのレセプションに、スーツケースの行方を再度確認してもらいました。
しかし、昨日と同じ
「行方不明」
ガックリ。
着てる服ももう4日目。涼しくて汗はかきませんが、流石にトップスは脂でヨレヨレしてきた。泣
キトの空港かガラパゴスで買うか。。
ホテルのレセプションも不憫に思ったのか、アビアンカの別の電話番号にもかけてくれました。
何やら話をしてくれて、しばらく待つと、
レセプションがOKのリアクション。
へ?
キト空港のアビアンカオフィスに届いていることを確認したと!
信じられない!マジか!
喜び勇んでキトの国際空港へ向かいます。
空港へは、ホテルのオーナーが送ってくれました。荷物を預かっているというオフィスまで一緒に行ってくれて、スペイン語が全く話せないので、ほんと助かりました。とても親切なオーナーでした。
キトの旧市街にあるリーズナブルなホテルでした。何よりスタッフがとても親切!この旅の中でも、非常に印象に残ったホテルでした。
空港に着いてスーツケースをピックアップし、中身も確認!荒らされた形跡なし!
チェックインしてお祝いビールだ。(何の祝だよ!)
ここから太平洋側のガラパゴス諸島へと向かいます。
エクアドルのガラパゴス諸島は、サンタクルス島やイザベラ島などいくつかの島が連なっています。
海洋生物の生態系に被害を及ぼすようなものが入っていないか確認するため、荷物が出てきてもすぐにはピックできません。
警察犬が並べられた荷物を一つ一つチェック。すべて終わるまで皆で待ちます。
本当に念入りに確認し、警察犬の反応した荷物はすぐに抜かれて持って行かれてました。
空港施設のある島から、サンタクルス島へ皆で船で渡ります。
欧米観光客が多いですね。
船がサンタクルス島に着いて、そこからホテルのある中心部プエルトアヨラまでバス。ジャングルの中をガッツリアスファルトが敷かれ、結構な距離あります。
自然環境保護を謳うわりには、こんな幹線道路を思いっきりブチ抜いちゃうんだ?と、この時点で違和感を覚える。
ホテルに着いたら夕方になっていました。プエルトアヨラも結構大きな街で更にビックリ。レストランも連なっていて、何でもある。
街の港にも海洋生物は少しいますが、環境保護対象の場所へ行くにはツアーに申し込む必要がありました。フラミンゴの大群が見れるらしいので参加することに。
翌日、信じられないくらい飛びまくるフェリーに乗って、宿泊しているサンタクルス島からイザベラ島へ向かいます。2時間もひたすらガツンガツン飛びまくってた。これ、妊娠してる人は絶対に乗っちゃダメなやつ。
ツアコンが、バスであちこち連れて行ってくれます。
色々と説明してくれるのですけど、
実際の海洋生物などほんのわずか。フラミンゴなんて4〜5羽しかいない。大群がいるって言ってなかったっけ?
近年、ガラパゴス諸島はエルニーニョや世界的な気候変動で餌となる微生物やエビなどが減り、海洋生物の生態系に変化があらわれてるとの説明がありました。
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ホントに?ホントに気候変動のせいなの?
ガラパゴスへ入島する際はキトで20USドル、ガラパゴス諸島で100USドル、ツアー参加にも自然保護名目でツアー料金以外にもいくらかと度々お金がかかりますが、
自然保護も何も、もし気候変動のせいなら、地球環境の変化に全然対応できてないじゃん。そもそも成す術あるの?
支払った自然保護名義金は一体何のため?まさか、この島に多く住み着いた人間たちのためじゃないよね?
これくらいなら、わざわざこんなとこまで来なくてもフィリピンやカリマンタン島で十分。ここより多い。しかもfree。ガラパゴスのこのあまりにも少なすぎる海洋生物に唖然ですよ。
入島する観光客から何やかや支払わせてるけど、海洋生物を本気で守る気ある?
そもそも、人間であるあなた方がこれほど多くここに住み着いてる時点で、相当な自然破壊が進んでるじゃないですか。
てか、それが一番の原因なんじゃないの?
人間の踏み入った地で自然保護、野生生物保護なんて、もはや不可能ですよ。
それを本気で謳うなら、ガラパゴス諸島全域を人間の立入禁止するくらいしないと。
それをしないどころか、ジャングル開拓して自分たちの住むエリアをどんどん広げておいて、どの口が自然保護?海洋生物は単なる見世物、客寄せパンダにしてるじゃん。
そのおかけで、生態系なんてとっくに崩れとるやないですか。
イザベラ島には5時間ほどの滞在し、行きより更に跳ねまくってサンタクルスに戻りました。
夕飯食べます。
この感じで「この島の生態系に危機がぁ!」なんて叫ばれても、
「そりゃそうだろ!」としか思えんわ。
なにか「ガラパゴス」って、自然いっぱい海洋生物ワンサカでワンダーランドなイメージで来ましたけど、てか元々は沢山いたのだろうけど、
もはや、人間が踏み入りドンドン侵食してのさばり住み、海洋生物も居ますよ!的な環境に変わってしまった言行不一致な銭ゲバアイランド。
欧米や中国人観光客が多かったですが、彼らにとっては海洋生物も見ることのできる単なるリゾートアイランド。
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まぁ、私の期待が大きすぎたんかな。
もし、自然の海洋生物を観たいのであれば、お隣ペルーのisla ballesta はホントにスゴイです。オススメ。
ここは、南米本土からフェリーで一時間くらいでいけるうえ、自然保護の為、人間は上陸不可。海洋生物がウヨウヨいるのを船から観ることができます。ホント凄いすよ。
クルーズも10ドルくらいで安い。
地球創生期を彷彿とさせます。オススメです。
さて、本土経由で次の国へ向かいます。
北中南米カリブのフライト不安定さ、ホントどうにかして欲しい。
自然保護を謳う当人たちが一番、自然を破壊している。
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