2017年GWに南米とカリブ海のアイランドホッピングをした旅を綴っています。








素敵な島アンティグア・バーブーダを後にし、サンタルチア島へ飛びます。




機内で隣に座った中東系のイギリス人に、今朝のアンティグアの顛末(危うく入国できなかった)を話したら、トランジット観光するなら、

 

 

 

 

 

 

 

 

「彼らに、次のフライトチケットを見せないこと。」

「ホテルはこれから決めると宿泊を匂わすこと。」

「スーツケースが出てくる前提で話すこと(トランジットなので出てはこない)。」

 

 

 

 

 

 

 

 

など、教えてもらいました。さすが!笑








彼はカリブ諸島を転々と仕事をするエンジニアらしく、ラッキーなことに、彼のお抱え運転手が私を予約のホテルまで送ってくれました。








でも、着いたら日没してました。





サンタ・ルチアは他のカリブ島国と違って山深く、中国の水彩画に出てくるようなコンモリした山が多くて、不思議な景色なのですよ。






ホテルは夕飯付きで、ブッフェでした。

 

 

 

 

こんな時に限って、あまりアルコールを飲みたくない。フリーなのに。笑





海の幸、





山の幸を頂き、





少しプールで泳いで、





景色を眺めてから、



 

 

就寝です。





夜明け。


 
 
昨夜は暗くて分かりませんでしたが、サンタ・ルチアは上述のように山がちなので、狭い平野に所狭しと家が建ってるのですね。
 




カリブの島々は、元々は西欧がアフリカから奴隷を連れてきてプランテーションの強制労働をさせてきた場所で、今は主にその祖先が住んでいます。





しかし、国それぞれ特徴があるのですよ。国民性も少し違います。








それは、法律を始めとして、根付いた文化や土地固有の環境など少しの違いが国民の性格に影響し、それが更にそれぞれの方向への文化に育っていくといった感じで、元は同じ出自でも特徴が出てくるもんだなと、興味深く感じました。





さて、更に飛びます。




 
海の真横に空港施設。平坦地がないので、海に作らざるを得なかった感じ。
 
 
 

次の国はバルバドス。





小アンティル諸島の中ではアンティグアくらい大きな島です。





この国には一泊百万円以上するようなホテルが立ち並び、





米国セレブがこぞって押し寄せます。





さすがセレブの行き来する国。何も聞かれずすんなり入国。トランジット観光です。





街までローカルバスで向かいます。車内は大音量でレゲエが流れ、運転手ノリノリ。




 
さて、首都のブリッジタウンに着きました。
 
 
 
 
街のあちこちのブティックからレゲエが聴こえます。
 
 
 
 
そして、街のあちこちに美容院があり、街を歩く若い人のほとんどはドレッドヘアです。
 
 
 
 
顔の5倍くらいあるドレッドの人もいて結構、道幅取ってます。笑
 
 
 
 
ここは、レゲエの国なんだな?
 
 
 
 
そしてこの旅行、ここに来て初めて、
 
 



「アレ?なんか雰囲気ちょっと違うよね?」


 
 
「これはもしや、警戒モードか?」
 
 



賑やかな街道からほんのちょっと横道へそれただけで、マリファナの匂いがプンプンしてる。





輪になってラリってる地元のおっちゃん集団が、ハイテンションで、「Hello! Chinese!」


 
 
「ちげーよ!Japaneseだよっ!」


 
 
あっ!そこ、いちいち訂正しないでいいですよね。笑
 

 
 
さらに歩いてると、富山の薬売りのようなレゲエが声をかけてきて、様々な色の液体を見せてくれました。
 
 
 
 
その汚い瓶に入ったグロいカラフルな色の液体は飲むんですか?
 
 
 
 
煮出すんですか?
 
 

 
 
まさか、かき氷にかける訳ではないですよね?笑
 
 
 
 
路上では、まるで借りていた本を返すように麻薬の売買が行われています。
 
 
 
麻薬の売人というと、夜も夜中の暗いビル間の奥に人影ない行止りで言葉少なに静かに売買するイメージなのですが、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここは日中も太陽燦々な明るい真っ昼間に、陽気なレゲエ流れる人通りワンサカな商店街ど真ん中で大声をかけるという。笑
 
 
 
 
 
 
 
 
「ありがとう。でも私、ドラッグはやらないの。」
 
 
 
 
 
 
 
 
と断ると、これまた明るく、
 
 
 
 
 
 
 
 
「OK!ぼくの店あそこだから、気が変わったら後で寄ってみて!Good day!」
 
 
 
 
 
 
 
 
​​​スッッッッゴイ国だな、ここ。笑笑 
 
 
 
 
こういう明るい毒たち、結構好きです。爆
 
 
 
 
 
 
 

橋を渡ると、
 
 
 

あ。大好物が。





だいぶ汗をかいてたな。体に染みるわー。





飲み終わってココナッツを返すと、直ぐに割って中身を食べやすいようにして差し出してくれます。




これ、ホント身体にいいのよね。









更に歩くと、ここはチョコレート工場。
 
 
 
 
ここのチョコレートは世界でも有名らしいですよ。
 
 
 

お値段もそれなりで買わなかったですが、





事前予約していれば、チョコレートを作る工程から見学させてもらえて、最後に作りたてのチョコくれるらしい。





私はこっちのほうがいいわ。





ビール。これはバルバドスの地ビールらしい。





こちらはバルバドスドル。1US$に対しバルバドス$2の固定通貨なのですよ。なので、10US$。
 




クルーズから帰ってきた欧米人が、釣った魚を披露していました。
 
 



欧米人はホント、人生を楽しんでますよね。





さて、この国もトランジット観光なので、ビール飲んでプラプラしたあと空港へ戻ります。バス乗り場に行くと、



 
 
え?空港行きは30分に一本しかないの?え?行ったばっか?








暑いプレハブでひたすら並んで待ちます。








汗だくで倒れそうになる中、バスは時間通りに来たものの全然進まない。何だこの混み具合は。

 

 

 
 

30分で空港に着くはずが、30分経っても街から出てない。
 

 

 
 
おいおい、こんなに土地が余ってるんだから、幹線道路を片道2車線にしてくれよ。
 
 
 


飛行機の出発時刻が迫って来ました。



 





ヤバイ。ここで乗れないと、このあとの全ての旅程が無駄になる。だいぶ時間に余裕を持って出たのに、まさかこんなに動かないとは。ソワソワ。








隣に座ってた地元の女子高生に聞きました。









「このバス、あとどれくらいで空港に着くか分かる?」








「いつもここはとても混んでいるけど、こんなに遅れることはない。」「なので分からない。」「時間がないならタクシーにした方がいいかも。」







でもこの一本道が混んでるのにタクシーに変えても、あまり変わらなくないか?







参ったなぁ。。








と。








前方で派手な事故!!








こりゃ混むわ。







 

そこを抜けたら走り出し、搭乗開始ギリギリの時間に空港外の停留所に着いた。








イミグレ混んでたらアウトだな。。と思いながら空港建物に向かって走っていくと、

 

 

 

 

 

 

 

 

イミグレ激混み。爆








終わった。。。








と思ったら、搭乗予定のフライトが一時間ディレイで事なきを得る。









はぁ。。。疲れる。笑












ホントこの国、ブッ飛んでるわ。
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