2022年GWに訪ねたイラクの旅を綴っています。現地で書いたものに写真と文章を大幅に追加しています。
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さあ、イラク最終日。
お爺ちゃんの最後の魂コーヒーを飲んだ後、夜10pmまでの長いフリータイム。まだ行ってない未知のエリアへGO。
とりあえず大通りへ出てミニバスを捕まえ、ラウンドアバウトへ。風が強い。
そして歩いてティグリス川沿いのラウンドアバウトへ
そしてまたミニバスを拾います。最終日は特にこことは行き先を決めず、まだ行ってないエリアへ向かってそうなバン(ミニバス)を停めて乗り、とりあえず終点まで行く。そして少し歩き、またバンに乗って終点まで。みたいな、そんな放浪をしました。
途中にはファサードの美しいファサードしかない建物。
この虫穴のような窓。
古いのだけど、デザイン性に優れた高さのあるドア窓。
もしバグダッドが大々的に再開発されて街が綺麗になったら、なんとなく魅力が薄れてしまう気さえする。
実際、再開発された綺麗な一角もありました。ここは「Mutanabbi Street」 。古くアッバース朝時代から存在していた通りで、書籍商人の市場だったそう。その歴史からイラク全土で最も有名な通りとされています。
イラク戦争中に自動車爆弾が爆発し26人が死亡、多くの商店が破壊されたため、昔ながらのバグダッドの街並に寄せて再建されましたが、綺麗すぎてバグダッドじゃないみたい。笑
アラブには「カイロは書き、ベイルートは出版、そしてバグダッドは読書」という有名な格言があり、この通りは今でも本屋が並びます。中世の時代からイラクの多くの政治家や作家、芸術家を集めたようですよ。
通り沿いの「シャバンダル カフェ」は、バグダッドに現存する最古のカフェの1つで1917 年の設立。多くの著名人がここで語らい、様々な政治思想が生まれました。
てか、オッチャン!スイーツ!!今日の夕方までラマダンじゃないんかい!
首都はユルイです。昼間に開いてるレストランでは普通に食事してるムスリムもチラホラいます。笑
1キロ弱のムタナビ通りは、チグリス川を見下ろすアル・ムタナビの像で終わります。
先へ向かいます。動画でも言ってますが、この国は交通ルールとか、それに纏わる法律らしきものはないのか?爆
幹線道路を横切る荷車や馬車、車道を闊歩する人。路肩を普通の速度で逆走してくる車や、路肩ではなく日本で言う追い越し車線に停車している車も。笑
ホント面白い。こういう常識外れ、逸脱系は好きです。
トラフィック多すぎて全然進まないけど。笑
まだまだ散策は続きます。