2022年GWに訪ねたイラクの旅を綴っています。現地で書いたものに写真と文章を大幅に追加しています。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
二重構造のモスクから外側へ出てきました。
先ほど、この寺院へやって来たとき、周りに絨毯が敷かれており「これはなんのための?」とサッパリ分かりませんでしたが、今、出てきたら多くの人が思い思いに座っています。
何をしているんだろう?と思い、その周りを歩いてみたところ、皆様、食べ物や飲み物を広げていらっしゃるよう。
これは何に並んでいるんだろう?最初はトイレかな?と思ったのですが、、、
このような施しがあるのですね?
疑問に次ぐ疑問。
これは、ラマダン中だからこうなん?ラマダンでなくても毎日こうなんか?
そういえば、イランへ行った時もたまたまラマダン中で、イスファハンのイマーム広場の芝生の上に皆様、絨毯を広げて日没後に食事をされていた。あの時は、一緒に食べようと誘われたよね。
しかしこんな光景、カルバラーで観たっけ?夕食はホテルで食べたから知りようもないな。でも、モスクの周りにこのように絨毯が敷かれていることはなかった。
バグダッドでも観てない。レストランこそ賑わっていたけど、モスクの周りは閑散としていたような?ナジャフだけ?もしそうなら、ラマダン中に来てこのような光景を見られたのはラッキーだ。
ナジャフのアリーシーアは、こうやっていくつかの家族が集まり、日没を待って「今日もラマダン、お疲れ様!」って感じで夕飯を食べるよう。
自宅で食べるのではなく、こうやって聖地となるイマーム廟の傍で、本日のラマダンを無事遂行したことを報告&祝ってワイワイ食べるなんて、アリーシーアのムスリムにとっては最高の晩餐なのではないでしょうか。。
楽しそうだ。それにしてもスゴイ人の数。
さぁ!私も夕飯にしよう。レストランも開いてることだろう
聖地寺院の一角を離れ、参道のレストランへ向かいます。メッチャ旨そう
しかし、どこも満席。
そりゃそうか。皆さん今日も断食を頑張られて、やっとの食事ですものね。
私は昼間、ホテルが差し入れてくれたフルーツをガッツリ食べましたので、ここではお持ち帰りにしますわ。ホテル近いし。
というわけで、鶏の丸焼きハーフとサラダを買って帰りました。これがかなり美味で!
サラダは好きなものを選びます。
イラクのパン、ホブス。塩パンみたいで意外にいける。
トマトサラダ。これもついてきた。
更に頼んでいないスープも合わせて、全部で600円くらい。安っ。