2022年GWに訪ねたイラクの旅を綴っています。現地で書いたものに写真を追加し大幅に追記しています。
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昨夜はバビロニアからシェアタクシーでバグダッドのガレージに着いたあと、キャッシュ足りずホテルまで一時間ほど歩き、就寝時間は0:30am。イラク一日目からメチャクチャ疲れる充実した一日でした。
一昨日もその前の日も夜中のフライトでほとんど寝ておらず、昨夜は三日分を取り戻す泥のような眠りだったと思われる。
イラク二日目の朝、起きてカーテンを開けたところ雲がどんより。珍しいな(←結構な晴れ女)。
こういう天気のときは美術館に限る!今日は、この旅の目的の5指に入る超ハイライト、イラク国立博物館へ歩いて行くことにします。ホテルからは、昨日歩いた道と逆方向なので、今日も見るもの全てが新しい。
そういえば、イラクを訪ねる少し前に、イラクがクウェート侵攻における補償金をとうとう払い終えたというニュースを見ました。
は?
???
大量破壊兵器などどこにもなかったどころか、国際法に違反して侵攻した米国は、イラクに対し賠償したのでしたっけ?
罪のない一般のイラク人が、NATOの攻撃で百万人近く殺害されましたが、その補償は?
NATOに対する裁判は行われたの?
補償するどころか、治安維持などの名目でバグダッドの中心地を陣取って駐留し盗油。
鬼畜という言葉は正に米国軍産複合体(DS)及びNATOのことを言います。人としての良識良心の欠片もありません。これまで世界で一体何百万人が彼らに殺害されたでしょうか。もちろん多くの日本人も含みます。
米国にお伝えしておきますと、イラク侵略は貴方がたのエゴ。終戦後にテロが頻発したり治安が悪化したのは貴方がたが駐留しているせい。さっさと撤退しろ!クソめ!
バグダッドは未だに傷だらけです。
あら、ここは何?
ここ昨夜、ガレージからの帰りに通ったわ。タハリール広場。このモニュメントは、1958年のイラク建国までの重要なイベントを描写しているそうですよ。
(一人、ヨガやってる人いるね。爆)
現在の10,000イラク・ディナールにも載っています。
この広場は、抗議活動やテロの発生しやすいことから、ズラーッと2メートル間隔に軍人がライフル持って構え立っています。ちょっと物々しかったので写真を撮れず、軽くビデオで隠し撮りしましたが軍人はモッスゴイ数でしたよ。
歩いていると面白そうな通りがありました。入って行ってみたいと思います。ビデオ撮影に慣れておらず、景色がくるくる変わって見苦しい箇所あります。もっとゆっくり撮らなな。
中道にはマーケット通りが四方八方に広がり、正道とはまた違った世界が広がっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230418/20/roro107/07/1b/j/o1080072015272278670.jpg?caw=800)
ボロさの中にも素敵なデザインが光るのです。
使用している一階部分はアレでも、
二階部分は中世が遺ってる。
見上げると、素敵なデザインのバルコニーや出窓。
ここなんか、ホントこの素晴らしい木造りの装飾。
これ、新しかった頃のこの辺りはさぞかし美しい通りだったのではと想像します。
改築や再開発する余力もないことが幸いして、バグダッドは中世の建物がそのまま何百年も遺る建築が立ち並ぶエリアもあります。
ここは金物屋なのですけれども、この美しい彫刻の施された柱。笑
街の雰囲気も、そこから変わらないのではないでしょうか。
このように、とんでもなく古い魅力的な彫刻のある建築がヒョコッっと出てきたりするものですから、掘り出し物を探し当てたような気分。笑
眺めながら歩いていると、地元の人々に「どこから来たの?」、「一緒にセルフィー撮って!」や、最近はアレなんですね。一緒に会話してる様子を動画撮り。なんてのもお願いされるので、全然先に進まない。笑
しかし、地元の人々とこういう会話ができるのはとても楽しく、あっという間に時間が過ぎていきます。特にイラク人はフレンドリーで陽気。純粋で擦れてなくて、屈託のない笑顔がまたかわいい。そんなこんなで寄り道三昧となってしまい、美術館の到着予定が一時間も遅れるという。笑
8am開館なので7amに出たのですが、着いたら9amを大きく過ぎていた。13時閉館なのに。泣
あれ?これネブカドネザルじゃない?(友達か?笑)
早速、イラク国立美術館に入ります。3時間しか鑑賞時間ないぞ!急げ!
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