2018年2月に訪ねた中東湾岸諸国の旅を綴ります。
 
 
 
 
 
この旅、元々は2017年3月に予定していた旅でした。
 
 
 
 
 

中東湾岸諸国を巡るため、フライトを調べてスケジュールを作成し、ホテルもおおよその当たりをつけ、

 

 

 

 

 

「よし!これで行こう!」

 

 

 

 

 

と、フライトを取り始めようとしたところ、、、

 

 

 

 

 

サウジアラビアが、いきなりカタールと国交断絶。

 

 

 

 

 

なんと、それにUAE、バーレーンが追随したではありませんか!

 

 

 

 

 

国交がないと直行便は飛びませんので、UAEやバーレーンを絡めてカタール出入国のスケジュールを立てていた私の計画は白紙へ。泣

 

 

 

 

 

すべてクリアにして、渡航一週間前に一からフライトスケジュールを立て直すも、「この国は何日必要、この国は日帰りでいいや。」など、限られた日数で割ける日にちとフライトがどうしてもうまく合わず、パズルの組み立てに失敗して見送ることに。

 

 

 

 

 

そして、改めて翌年(2018)2月に計画を立てたのです。そんな経緯ありの湾岸旅です。

 

 

 

 

 

先ずは1ヶ国目、トータル121ヶ国目クウェートから。エア・インディアでニューデリー経由です。夕方には次の国へ飛ぶトランジット観光です。
 
 
 
 
クウェートはとても小さい国ながら、UAEやカタールのように交通手段が発達していないため、日本でレンタカーを予約していました。
 
 
 
 
 
空港に着いて、私の予約したレンタカーのカウンターへ行くと、
 
 
 

 
「あなたの予約はあるけど、車がない」
 
 
 
 
 
??
 
 
 
 
 
もっかいお願いします。
 
 
 
 
 
「あなたの予約に見合う車が、今ない。」
 
 
 
 
 
私の予約は通っているけど、希望通りの車を用意できなかったってことかな?
 
 
 
 
 
ちょっと何を言ってるか分からないけど(笑)、「ごめんなさい」と言ってるし、ここで揉めてもしょうがないので、「No problem」すぐにキャンセル返金処理してもらい、沢山連なり並んでいる別のレンタカー会社へ。
 
 
 
 
 
「今から車を夕方まで借りたいのですけど、空きありますか?」
 
 
 
 
 
「あるよ?どれがいい?」
 
 
 
 
 
その場で借りた車が「KIA」という韓国車。メッチャ可愛い。
 
 
KIAは日本で馴染みありませんが、日本以外ではよく見る今はHYUNDAI傘下かな。MAZDAやFordが技術協力し、今や世界8番目の販売台数を誇っていますよ。
 
 
韓国車は初めて乗るので、最初は「大丈夫かなぁ?」と恐る恐るアクセル踏んでましたが、コンパクトなのに馬力も重量感もあり、しかしステアリングは軽くて運転しやすい。
 
 
 
 
 
 
 
しかも、デザインはラブリー、アルミホイールも可愛くてかなり気に入り、ドライブがメチャクチャ楽しくてですね。
 
 
運転が楽しすぎて観光はそこそこに、最初の方はドライブばかりしてました。笑
 
 
クウェートらしい物が見えてきました。
 
 
クウェートが紹介されるとき、必ずこのタワーがシンボルとして出てませんか?
 

 
通信塔や水道塔の役目を果たしていますよ。
 
 
私の行った時間が早くてまだ開いてませんでしたが、球体にあがれて、中にはカフェもあります。
 
 
周りは広い公園になっています。ここから眺めると産油国らしく高層ビルが建っていますね。ポツンポツンといった感じですかね。
 
 
ドバイやドーハに比べれば、まだまだですが、いずれあーなるのかな?
 
 
そのまま海沿いの道を行くと、大きなモスク。
 
 
クウェートで一番大きなモスクです。
 
 
9:30と13:00から、フリーツアーをやってると何かで見たので行ってみた。
 
 
ニカブを借ります。
 
 
 
ツアーでないとムスリム以外は入れないのか、ツアーでなくても入れるのかは不明でしたが、たまたま9時のツアーに間に合いました。


 
国を代表するモスクはどこもそうですが、やはり素晴らしいですよね。
 
 
計算された光の入り方が美しい。
 
 
もちろん建物や装飾、デザインも素晴らしい。
 
 
ドーム内。
 
 
黄金に輝くミフラーブ。
 
 
 
コーラン。
 
 
ミンバル。
 
 
ここは読書室だったかなぁ?
 
 
天井モザイク。
 
 
壁のモザイク。
 
 
細部に至るまで美しいモザイクが敷き詰められていて、改めて流石だなぁ、産油国は。と溜め息ですよ。
 
 
外も爽やかな大理石です。何かカメラのモードを回してしまったようで、アニメのような写真になってます。笑
 
 
これも。なんであっち向いてるんだ?笑
 
 
この船に、この車を載せて日本へ持って帰りたい。ペルシャ湾を無事に抜けられる気しないけど。笑
 
 
小さなモスクもちょいちょい見かけます。
 
 
なにか、チョイチョイ可愛いのてすよね。
 
 
素朴可愛い。
 
 
ランチにします。オープンカフェで食事してる人を見つけたので、近くに車を停めてそのビルに入ってみました。
 
 
クウェートはオイルで潤ってるので、湾岸諸国の多分に漏れず働く人は全員、南アジアや東南アジアの出稼ぎ労働者です。
 
 
運転してるのでアルコールは飲んでませんね。ラテ。
 
 
何を頼んだのか覚えてないのですが、美味しかった。

 
しかしホント何をオーダーしたのやろか。
 
 
見た目に凝っていて、しかも美味しいのだけど、それ以上に値段が高くて驚いた。笑
 
 
湾岸諸国は物価高いなー。日本のデフレが恋しい。笑
 
 
 
 
 
そういえばこの頃だったかな?クウェートでフィリピン人メイドを殺害して冷凍室に隠してた事件あり、ドゥテルテ激怒でチャーター便を用意し、フィリピン人出稼ぎ労働者全員をクウェートから帰国させるなど、外交問題にまで発展したことがありました。
 
 
 
 
 
サウジの記事でも書きましたが、この辺りの産油国の民は大して働きもしないのに補償があるので、どこかやはり上から目線ですよね。特に男性。
 
 
 
 
 
東南アジア諸国の出稼ぎもどうかと思いますよ。出稼ぎ労働者の人口のほうが多い湾岸諸国は、もはや彼らが国を支えているようなものなのに薄給。近い将来、出稼ぎなどせずに自国でそれなりの賃金を稼げるくらいに発展するといいですね。
 
 
 
 
 
さあ、またドライブ。


 
もはや、クウェートにはドライブしにきた感じです。笑 
 
 
そもそもクウェートは、特にこれと言って時間をかけて観るところがないのてすよね。先程のモスクくらいかな。なので日帰りにしました。
 
 
一通り流して、ちょっと早いけど空港へ戻ろうと思いフリーウェイに乗ります。
 
 
 
 
 
しかし、分岐が分かりにくくてですね。
 
 
 
 
 
走行中、右前方に見えてくる道へ右折したいのに、走行レーンを間違えたのか、全く意としてない方向へ誘われてしまう。
 
 
 
 
 
すると、次の分岐まで永遠と先へ進まなくてはならず、相当な時間をロスしてしまうのですよ。
 
 
 
 
 
なんとか次の出口で一般道路に降り、折り返して再びフリーウェイに乗って、改めて空港行きの分岐へ辿り着くのですが、ここだ!という分岐でまた間違えて永遠と先へ。笑
 
 
 
 
 
乗らなくてはならないコースへ戻るのに、私は同じ道を何往復したんだ?爆
 
 
 
 
 
なんとか空港への分岐に入って空港に着いたら、フライトわりとギリギリだったんだよなー。笑
 
 
 
 
 
それもこれも、クウェート・シティの行先表示の英語が小さくてですね。大きなアラビア語の下にチョコンと併記しているので、よく見えないのですよ。アラビア語は図形にしか見えませんので、見紛うのですよね。
 
 
 
 
 
スピード出し過ぎなのかも知れんけど。
 
 
 
 
 
あの時はカーナビもつけず、ネットもなかったので適当に走ってた。
 
 
 
 
 
産油国は大概、レンタカーのオイルを満タンにして返さなくて良いので楽です。さすが産油国!太っ腹!
 
 
 
 
って、ミネラルウォーターよりもうんと安い。
 
 
 
 
 
そんな裏話のあったクウェートの旅です。