素敵な街ティラナを後にします。
ティラナから、モンテネグロのコトルへ。
朝、長距離バスターミナル駅へローカルバスで向かいます。同乗した女子高生に声をかけられ、話しながら郊外のバスターミナルへ。彼女が色々と教えてくれたので、ここまですんなり来れました。
行先ごとのタイムスケジュールを確認しますが、やっぱりコトルやモンテネグロの街はないみたい。しょうがない。皆様が口を揃えたシュコダル(右上から3番目)へ行きます。
日本円で約600円。スーツケース代もいくらか払ったように思う。
車窓の景色です。
山の上に城砦が見える。このような城塞の建て方もいかにもオスマン。
道が大渋滞でしたので、3時間ほどかかってシュコダル到着。普段なら2時間もかからないそう。
シュコダルに着いてバスを降り、街行く人に聞くと、モンテネグロ入国には「ウルチン(ULQIN)」行きのバスに乗るしかないとのこと。着いた道路にミニバスが並んで停車しているので、そこから探し出します。
あった!ウルチン行き。聞いたら出発は90分後の14:15pm。5€
とりあえず荷物を預け、ATMでユーロをいくらか追加し、街を散策。シュコダルはなかなか可愛らしい街でした。
こじんまりとはしてますが、首都ティラナより活気がありました。どういった街なのだろう?
中継地としか思っていなかったので、何も調べていませんでしたが、結構見どころも多そうです。また来たときに!
そして、散策してるときに偶然、「コトル−ティラナ間」のバスを発見したのですよ。すぐに中にいた乗客に聞いたのですが、「僕たちはコトルから来てティラナへ向かうところ」で、「その逆のバスがあるかは分からない」と。そして運転手は不在。
逆便もあるのではないかと周りの人に聞きまくったのですが、コトル行きは誰も知らない。
何で一方向のみ?よく分からないなー。
もう荷物もウルチン行きに乗せてしまってるし、そっちは必ずモンテネグロに入国できるので、諦めてウルチンへ行くことにしました。
時間通りにバス出発。
そして国境へ。今回も誰も引っかかることなく順調でした。
それにしても、何度も言及してすみませんが、この国旗(一番左)、なんで赤地にしたんだろな。これが白やスカイブルーだったら、すごく爽やかな印象になると思いませんか。
さて、ウルチンに着くとコトル行きは3時間後でした。
シュコダルとは違い、散策するような街はなく、「ここに3時間?」と途方に暮れました。この写真はバスターミナルで、何か店がある風ですけど、Openしていませんでした。
3時間かぁ。ここまでも相当乗って疲れグッタリ。そこにバスが一台入ってきました。どこへ行くのか尋ねると、コトルに更に近い「バル」へ行くというので、ここでジーッと待ってるより先へ進もう!と思い、乗り込みました。2.5€
バルへ到着。
すると、ラッキーなことに20分後にコトル行きが出るとのことで、それに乗りました。6€。
車窓の風景。
楽しんでるなー、みんな。ビーチと思われますが、砂浜が見えませんけど?笑 ビーチリゾート大活況ですね。ここはブドゥバというモンテネグロのリゾートです。
何か、出島に所狭しと建物がひしめいてる。ここは明後日、改めて訪ねることになります。
このあと大渋滞にハマり、まったく進まなくなりました。
あー、陽が落ちる。
あー、完全に沈んだ。。
あー、美しいわー。
あー、全然動かない。
あー、やはりバスはツライ。。笑
ホテルに着いたら8pm。たかだか400kmの距離を進むのに12時間かかりました。朝イチに出て陽が暮れるなんて。しかも、バスを5台も乗り継ぐとは。笑
この時、車内で、
「今後の旅は、よっぽど近くない限り、国境越えはフライトにしよう。」
と誓っていました。
まぁ、このバス移動も今となっては良い思い出ですけどね!
それにしても、あんな行き当たりばったりで、よく今日中に着いたな、コトル(笑)