2019年のGWに訪ねたアフリカ旅を綴っています。 

※以前少し書いたものに写真を追加し加筆しています。





早朝、素敵な話を聞いたあと、ガンビアの国際空港から、まだ真っ暗な時間にフライトです。



あぁ、東の空が明るくなってきた。美しいな。



太陽もお目見え。


 

ブルキナファソ首都ワガドゥグ

 

ブルキナファソの首都ワガドゥグへ飛びました。



6時間のトランジット観光です。ブルキナファソは旧フランス領で、公用語もフランス語。ムスリム多勢です。

 

 
サハラ砂漠が近いからか、ここもバマコ同様、赤土ですね。

 

到着して入国審査に時間かかり、せっかく早く出たのに空港の建物を出たのは正午近く。街まで30分ほどなので歩きました。私はフランス語を話せないので、もう空港でタクシーと交渉するの面倒くさくなりました。笑

 

 「えー」「えー」ばかり連発してるな。暑くて頭が回らず、言葉が出てこない。←言い訳

ワガドゥグの街の中心にある、この国で一番大きいといわれるグランドモスクを目指します。




頭の中の地図では、確かこの辺に、、、え?これ?

 

 

え?コレがそうなの?

 



確か、この国で一番大きいって。本音出てます。パキスタンやイランイラクの巨大モスクを想像していたので肩透かし。まぁ、人口が違うからな。

 



ワガドゥグは物凄い活気があって、よい感じでした。街ゆく人々も明るくて、一般の道路なのに魚市場を歩いているような。笑



あれ?今、ニイハオって私に言った?何度も言うけど、私は日本人です!東アジア人を見れば「ニイハオ」。つまり、中国人の台頭はスゴイということですわな。



若干カオスですけど、これくらいは全然OK!しかし、やっぱり搾取されてる感満載でちょっと気の毒。



動画で言ってる通り、ちょっとモスクがアレだったので、その先にあるワガドゥグで一番大きな教会を目指します。



この奥に教会があります。早速行ってみると、先程のグランドモスクとは違って、静かで良い感じ。



そこで写真を撮って、先の道へ抜けようとしたところ英語を話す警察がやってきた。

 

 

 

 

 

 

「何を撮りましたか?カメラ渡して。」






へ?「お断りします。」






すると、さらに多くの警察がやってきた。






「カメラを渡さないと、警察署へ連れて行く」






は?






おいおい、これは私のカメラだよ。あんたに何の権利があんねん!






すると、横にいた警察がサッと私のカメラを取り、写したものを確認し始めた。






「ちょっと、何しとんねん!!!!」






すると、写した教会の写真を片っ端から消し始めた。





?????






もう、唖然!






消し終わったら、「この教会は写真NGだ」






とだけ言って、カメラを私に渡し去っていきました。






なんだ?この国。しばらく歩くと、またこの教会の正面に到着。メンズが数人、英語で話しかけてきて「ガイドするよ!」というので、



「今、この教会の写真を撮って出て行こうとしたら、警察に全部消された!」と愚痴ったら、





「え?なんで?」





「この教会は撮影禁止だって言われたけど本当なの?」と聞くと、





「もしかしたらミサ中だったのかも知れない」「今なら大丈夫だよ、一緒に行こう」





「いや。教会の中に誰もいなかった。」





「僕たちと一緒に行けば大丈夫だよ、行こう」





「いや。もういい。あまりにも失礼すぎる。」





憤慨し、まだ早いけどあまりにもムカついて空港へ戻ることに。



しかし歩いている途中、フラフラしてきた。暑すぎる。水を飲みたい。。






どっかに水を売ってるところないかな。街ゆく人に聞くのですが全然英語は通じない。フラフラして道を間違えた。東京と違って一本間違えただけで10分は余裕でロスする。砂漠だからか思ったより水分抜かれる。。



水を。。。誰か水をください。。。






 

朦朧としていると、「あれスーパーかも。。」入ってみると小さなコンビニ。でも水が見当たらない。






 

「じゅゆはぶ わら?」






 

英語が伝わらない。






 

「ティエネッサグア ミネラル?」






 

??






 

あ、これスペイン語だ。爆







 

水ってフランス語でなんて言うんだっけ?






 

「おー」だっけ?






 

「おー」「おー」






 

奥からミネラルウォーター持ってきてくれた。笑







その2リットルを買って一気飲み。頭から被りたいくらい熱くなっていて、多分、脱水症状寸前だった。いや。多分もう、なってた。爆

 






 

ああ、ヤバイヤバイ。こんなところで倒れるわけにいかない。興奮すると喉も乾くんだな。心穏やかに行かねば。。






 

警察の一件がなければ、ワガドゥグは活気あってワクワクするとても楽しい街でしたよ。







空港へ着き、ナショナルフラッグのAir Burukinaで次の国へ参ります。



この機内シートは、全席柔らかい総革張りで、ものすごく乗り心地が良かったです。



機内食はアレだけどね。笑 水以外、手付ず。

 

 

 

 

ナイジェリア海岸都市ラゴス

 

ブルキナファソからナイジェリアのラゴスという海沿い都市へやってきました。元々はここが首都だったはず。ここは英語圏です。



到着は夜。外へでかけても良かったのだけど、ホテルの周りはビジネス街でシーンとしてた。そして、さっきの脱水症状が効いてるのか、食欲もないし飲んでも飲んでも利尿してしまうので、ホテルのレストランへ行って少し塩をもらい舐めた。笑






 

すると、眠たくなってナメクジのようにフニャ〜としてきたので就寝。今朝は、早かったしね!






 

明日は午前中にフライトなので観光時間なし。






 

zzz...zzz...







朝、ホテルのブッフェを食べに行くと、テレビから英語のアナウンスとともに、日本の雅楽のような音楽が聴こえてきた。なんだろう?と観てみると、、、



おおおおお!天皇陛下さまではないですか!



そうか!譲位の日か!生前の安倍首相も。まさか、アフリカ大陸まで来て、天皇陛下のニュースを観るとは思わなかった。



何度も何度も繰り返し流れるのですよ。こんなに注目されているとは!という感じです。英国エリザベス女王並か、それ以上だったのでは?



まぁ、二千年以上も続く皇室など世界どこ探しても日本しかありませんものね。それも断トツですので英国より格上ですよね。日本の天皇が世界TOP。世界各国どんなに偉い人が来日し謁見しても、陛下の右側には絶対に立たないって言いますものね。たまに雅子様、立ってるけどね。笑

 

 

私はテレビを持っていないので、日本にいてもこの様子を観ることはできなかった。ここで観れて良かった!
 


ラゴスまでわざわざ日本のテレビを観に来たみたいだな。笑 ナイジェリアは首都アブジャ含めて今度いつかゆっくり来ます。





 

相変わらずフランス語圏(旧領)苦手。

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