2016年のGWに訪ねたパタゴニアの旅を綴っています。以前書いたものに写真と文を追加しています。
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今日は東京、猛暑日のようですね。この暑い日本に涼しさをお届けです。
翌日、アルゼンチン側にあるアンデス山脈の国立公園へ向かいます。ホテルでピックアップしてもらい、そのまま船着き場へ。
昨日は終始バス移動でしたが、今日はフェリーが主ですよ。
向かうはロス・グレシアレス国立公園のペリトモレノ氷河です。この公園はアルゼンチン側にあります。
ロス・グラシアレス国立公園にあるペリトモレノは、全長35キロメートル、こちらに見えている先端部は幅5キロメートル、高さ80メートルという、パタゴニアで最大規模を誇る氷河です。
大自然の素晴らしさを感じる地球上でも有数の場所。世界自然遺産にも登録されています。
この圧倒的な迫力!地球ってホント凄いなと言葉を失います。
ペリトモレノ氷河は比較的冬の最低気温が高いので、1日あたり最大2mの速度で動いているといわれています。次々と氷河化する上方から、数万年の長い旅路を終え押し出されて来たのがこの手前の側面。太陽が当たって温まるとこの氷柱側面に亀裂が走り、静まり返ったアルヘンティーノ湖面に爆音轟かせて崩れ落ちます。
その時の音といったらもう。。。バリバリバリと雷が落ちたような轟音なのですよ。地響きが鳴り渡ります。何もなければ物音のない静かな湖なので、雷好きの私もあまりの爆音でさすがに悲鳴をあげています。笑
ここは是非とも両親を連れて行きたい地球上でも稀有な名所。しかし、いかんせん遠すぎてですね。24時間以上の移動に母は耐えられないだろうな。ファーストクラスならなんとかなるのか?私は今のパスポート上、米国を経由できないので、メキシコ経由となると日本からの長距離便にファーストクラスないしな。
この公園は、湖を挟んで対岸に遊歩道が敷かれており、様々な角度から氷河を楽しむことができますよ。
ペリトモレノでしばらく自由行動のあと、再びフェリーに乗って次にウプサラ氷河へ向かいます。アルヘンティーノ湖を反対側へ進んでいくと、氷河から崩れ落ちた氷塊がプカプカ浮いていました。こんなに巨大な大きいものから、溶けたのか元々小さい欠片だったのか両手で持てるくらいのものまで。
これもまた神秘的。氷河は、氷になる過程で押されて押されて圧縮されまくり、氷の中に空気がなくなります。気泡がなくなり、純度が高くなるため青い光だけを反射するのでこのような色に。
ここで同乗の日本人女性に声をかけられました。彼女は旦那さんと一ヶ月かけてパタゴニアを巡っているそうです。お二人共に定年を迎え時間ができたとのことで、最低でも61歳以上と思うのですがなんと、
マジっすか?これですよ?この真ん中に聳える3つの岩峰。トレス・デル・パイネの名前の由来となったこの険しい3塔を登って降りて登って降りて登って降りて。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240627/19/roro107/74/cd/p/o1027077015456619652.png?caw=800)
この峰は北峰2248m、中央峰2800m、南峰2850mあり、氷河湖から標高差1300m前後もあるそうですよ。しかもこれ、ほぼ直角やん?若者だったらまだしも、こんな凄い日本人が居るんだと驚きましたわ。
その夫婦と、お決まりですかね。浮いている氷塊を拾って、氷河入りウィスキーで乾杯!笑
数万年前の地球の水が凍った氷で飲むアルコールは旨い!
素晴らしいパタゴニアの大自然でした。厚着して寒そうですが、意外にそうでもありません(5月初旬)。
この辺りは意外と日本人が多いです。このあと、ホテル近くでも遭遇しウケます。
パタゴニアを訪ねた詳細記事
https://tripnote.jp/argentine/los-glaciares-and-torres-del-paine
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)