2011/3に訪ねたトルコの旅を綴ります。

 

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感動の空中散歩からホテルへ戻ると8AM。


roroのTranceWonderな日々

 

朝食ブッフェをいただきます。

 

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バルーンだけでもう一日分の感動がありました。


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気球に乗るなど生まれて初めてなうえ、あまりにも美しい地球の景色に感動冷めやらず、まだ飛んでいる気球を眺めながらしばし浸っていました。


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この大地に立っているだけで頭がスッキリするのですよ。こういうの、やっぱりパワースポットっていうんだろな。

 

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さあ、今日はこれから何しよう?

 

 



 

 

取りあえずネブシェヒルでも行ってみるか!と思い、ローカルバスへ乗り込みます。昨日と同じ運転手。「昨夜はどうも!」と挨拶してみたけど通じず。爆


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ネブシェヒルに着くとすぐに、「Kaymakli」と書かれたバスを見ました。「
これって確か、地下都市へ行くバスだったような気が。。」なんとなく頭に入っていたので、すぐにバスを乗り換え、30分くらい行くと土産物屋の並ぶ通りに着きました。 


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やっぱりありました。地下都市です。「さっきは大空を浮かんでいたのに、今度は地下へ潜るんかい!」






当初は「地下を見て何が楽しいねん?」と思っていましたが、世界遺産のため「まぁ、せっかくなので見とくか!」と。


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この地下都市がすごかった。外から見たら「ただの丘」なその地下に、深さ約65m、8階~10階の深さに掘られた巨大な地下の都市。







内部は、狭い通路から学校や礼拝堂、教会、ワイン醸造所、生活の場となる厨房、貯蔵庫、寝室、井戸、換気孔。さらに、家畜などの馬屋まであり、外へ出なくてもこの地下都市内で一連の生活がほぼ収まるのです。

 

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いつ、何のために作られたかは不明とされていますが、少なくとも紀元前4世紀には存在していたそう。驚!

一番多い時期にはおよそ2万人、常時5,000人ほどが住んでいたとされています。

 

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それ以降も絶えることなく使用されていたと思われ、飛んで14世紀にティムールや、オスマンがこの地域に迫ると、地下都市はカッパドキアの住民たちの避難場所となり、また、イスラム教下ではキリスト教徒たちの隠れ家として20世紀になっても尚、迫害から逃れるために使用されたとのことです。

 

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こちらは、防御を固めるための入口や、各階層の連絡口をふさぐための円形扉。

 

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見張り台や、弓矢を射るための穴などもあります。 

 

  

もちろん空気口なども多く発見されています。軽い石灰岩で出来ていて、私の指でもすぐポロポロ落ちてくる。


 

ここが発見されたのは1963年のこと。本格的に調査されるようになったのは1965年から。

 
 
2014年に偶然発見された別のエリアは、これまで確認されたものの中では最大で、2020年には公開をスタートしたようですよ。
 
 
このような、日光の一切届かない地下空間で2万人もの人が日常生活を送っていたとは。骨や筋肉に異常はなかったんやろか?ボソッ。
 
 

出てきました。この岩場の下があの地下都市なのです。まさか、こんな岩の下に都市が築かれているなど思いもしない。トルコは、他の国とは一風変わった世界遺産が多く点在しますね。それだけ古代から様々な文化文明が存在し、激動ドラマが繰り広げられていたのでしょう。興味深い国です。


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降りていくとお母さんと日向ぼっこしてた地元子供たち。「写真撮って~!」というのでパシャリ。


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カワイイ。


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そして街をブラブラしていたらNevsehir行きのバスが来たので乗り、

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ネブシェヒルで降りると、すぐにウチヒサル行きを見つけたのでホテルへ帰りました。


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ホテルに戻り、奇岩側ではなく反対側へ散歩に行くと、

 

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ワイン屋らしきもの発見!

 

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試飲させてもらったら濃厚で美味しく、早速入手。


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KocabagというCappadocia産ワインです。これかなり有名なようです。


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このあと、Aさんにも度々いただきました。(日本の私の自宅に毎年贈ってくれていた)


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その先へ行くとお土産物屋さん。

 

 


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これはトルコの魔除けですね。ナザール・ボンジューの木(?)よく、トルコ物産展などでも見かけます。


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私もここで、自分のPANDORAブレス用に水色のナザールボンジュー風のを一つ追加しました。


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これ、一つ130円(安っ!)と言われましたが、お茶してるうちにあげるよ!ってフリーでくれた。どこかの国へ行くたびに、あれば一つづつ追加していましたが、重いので着けることもなくなり断捨離しました。


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そして段々と陽も傾いてきました。城が夕焼けに染まっています。


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今日は一日が長かった。バルーンに地下都市にと充実していました。相変わらず美しい大地の壮大な景色。ココほんとパワーあるわ。


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翌日は街を去り、この旅の最後の大都市へ。