地球の陸地を一人旅〜現在192ヶ国〜

地球の陸地を一人旅〜現在192ヶ国〜

行ったことのない国を中心に一人旅しています。

2019年11月にサウジアラビアを訪ねたときの旅を綴っています。

 

 

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ダンマームの街を歩き回り部屋に戻りました。サウジ人はこれから活動するのでしょうが、私はヘトヘト。寝ます。

 

 

 

サウジアラビアの窓からの朝焼けと湾岸の街並み

 

 

 

翌朝。







ペルシャ湾から上る太陽です。まるで夕陽のよう。こんな朝陽を私は見たことがないかも知れません。砂漠+湾岸コンボならではか?

 

 

 

サウジアラビアのペルシャ湾から昇る朝陽

 



そうそう、泊ったのはラディソン。可もなく不可もなく。 尚、レセプションはサウジ人にも関わらず英語はバッチリでした。

https://www.radissonhotels.com/en-us/hotels/park-inn-dammam

 

 






この日は午前フライトです。早朝あまりお腹が空いていなかったので、ホテルの食事を摂らずに近所のカフェへ。

 

 

 

 

Monroe Coffee storefront, Saudi Arabia




カフェのバリスタは全員フィリピン人男性。






サウジ人の働く小売店は昼間はクローズしますが、フィリピン人を雇うカフェは早朝6amから夜中の2amまで通しオープンです。






日本人が珍しかったのか、バリスタのフィリピン人たちに声をかけられ、カフェラテを淹れてもらう間に話しました。





彼らは2勤交代で働いており、朝勤の人は早朝から夕方まで、夕勤の人は午後から深夜までそれぞれ12時間労働。店をオープンする前の用意や片づけ、クローズ後の掃除など、やらなくてはならないことが多いのに、店のオープン時間以外は時給も出ない。時給も極めて低い。






オーナー(サウジ人)はどこも本当にシビア(ケチ)で、このバイトだけではやっていけないから他も掛け持ちせざるを得ず、眠る時間がほとんどない。 こんな仕事、サウジ人は絶対にやらない。

 



ラテアート 馬に乗る人物



と、ボヤいておられました。

※中東の出稼ぎ施策を、私が『現代の中東奴隷制度』と呼ぶ所以です。





そして、そんな地味に重労働なカフェ仕事のフィリピン人らを尻目に、平日の朝からそのカフェでダベッて一向に働きに行く気配のないサウジ人若者の皆様。笑


サウジアラビアのカフェでくつろぐ人々



サウジは先述のように

「ホワイトカラー:サウジ人」

「ブルーカラー:他国の出稼ぎ労働者」

が定着し、ビル建設や道路工事などの仕事は概ねインド人、タクシードライバーはおよそパキスタン人、カフェなどはほぼフィリピン人、ベビーシッターやメイドはタイ&フィリピン人女性です。






公務員や楽な事務系仕事は多くなく、それらは王族(数万人)やそれなりに選ばれたサウジ人が就きます。






それ以外の一般企業やブルーカラーは給料が安いため、働かず失業保険をもらっていた方がマシ。とサウジの若者は無職不労を貫くそうです。






サウジアラビアは、私の訪ねた時点で病院や学校、光熱費は無料。消費税なし。失業者には手厚い保険があり、住む家さえあれば仕事しなくてもそれなりに暮らせます。

 

 

 

 

 

 

羨ましさもありますが、『若いうちの苦労は買ってでもしろ』というのは紛れもない真理です。若い時にはピンと来ませんでしたが、歳を取って振り返ると、この言葉の本当の意味を心底実感します。







私のブログは若い世代にはほとんど読まれませんが、20代30代のあの地獄のようにツライ日々の仕事。あの頃の苦い経験や泥臭い努力のすべてがのちの資産になります。若いうちにたくさん悩み、挑戦し、苦労した経験は将来、必ず自分を助ける「目に見えない財産」になります。人生に無駄な苦労など一つもありません。

 

 


 



まあでも、この国の人々のツラさはアッラーがすべて拭い去ってくれるのでしょう。それが宗教信仰の強みでもありますのでね。